4月23日開催！大阪・関西万博で寺田宜弘がウクライナ国立バレエを率いて出演

ウクライナ国立バレエの寺田宜弘芸術監督が万博イベントに出演

2025年4月21日、株式会社光藍社より発表された情報によると、ウクライナ国立バレエの寺田宜弘芸術監督が、2025年4月23日に開催される大阪・関西万博の特別イベントに出演することが決まりました。寺田監督は、日本人として初めてウクライナ国立バレエの芸術監督に就任しており、その活躍が注目されています。

このイベントは、万博会場内のEXPOホール「シャインハット」で行われ、寺田監督は第2部のトークイベントに登壇します。テーマは「いのちとこころが創る文化と環境」で、他の登壇者と共にさまざまな視点から文化と環境について語ります。

特別な舞台パフォーマンス

イベントには、ウクライナ国立バレエのプリンシパルであるアナスタシア・シェフチェンコも出演します。彼女は第5部の舞台パフォーマンスにおいて、さくらさくらの曲に合わせてバレエスクールの子供たちと共演します。さらに、コンテンポラリー・ダンスグループとともに特別に創作されたダンス作品も披露されます。

このダンス作品は、ウクライナと日本を繋ぐ桜をモチーフにしたもので、映像を用いた演出が予定されています。観客は、バレエとコンテンポラリーダンスの融合を楽しむことができるでしょう。

万博イベントの詳細情報

イベントの詳細は以下の通りです。

トークセッションには、総合地球環境学研究所の所長である山極壽一氏や、JT生命誌研究館の名誉館長・中村桂子氏、東ティモール環境活動家のエゴ・レモス氏などが登壇します。ファシリテーターは、同じく総合地球環境学研究所の教授である浅利美鈴氏が務めます。

万博参加方法とチケット情報

「EXPO KYOTO MEETING」は事前予約が必要で、入場は無料（抽選）ですが、万博の入場チケットが必要です。万博の入場チケットを購入後、事前予約を行う必要があります。予約が埋まっていなければ、当日入場も可能です。

万博の入場チケットの料金は以下の通りです。

• 大人（18歳以上）：6,000円
• 中人（12～17歳）：3,500円
• 小人（4～11歳）：1,500円
• 通期パス（毎日）：大人30,000円、中人17,000円、小人7,000円

チケットの購入方法や詳細については、万博の公式ウェブサイトで確認できます。

寺田宜弘芸術監督とアナスタシア・シェフチェンコのプロフィール

寺田宜弘氏は、ウクライナ国立バレエの芸術監督であり、ウクライナ人民芸術家です。11歳でキーウに渡り、日本人初の旧ソ連国費留学生としてキーウ国立バレエ学校で学びました。1995年にウクライナ国立バレエに入団し、長年にわたりソリストとして活躍しました。2022年12月には、日本人として初めてウクライナ国立バレエの芸術監督に就任しました。

アナスタシア・シェフチェンコ氏は、ウクライナ国立バレエのプリンシパルで、2011年にキーウ・コレオグラフ・カレッジを卒業後、ウクライナ国立バレエに入団しました。彼女は「白鳥の湖」や「ジゼル」、「バヤデルカ」などの主要なレパートリーを持つ実力派のダンサーです。

関連イベントと今後の公演情報

万博に関連するイベントとして、4月24日には「EXPO KYOTO MEETING 特別シンポジウム」が開催されます。テーマは「未来予想図 ～ウクライナ・アメリカ・日本の今と、世界のこれから～」です。このシンポジウムには寺田宜弘氏やニューヨーク大学の未来学者Amy Webb氏などが登壇します。

また、7月から8月には「ウクライナ国立バレエ ～スペシャル・セレクション2025～」の来日公演が予定されており、全国で20公演が行われます。公演の詳細は公式ウェブサイトで確認できます。

まとめ

2025年4月23日に開催される大阪・関西万博のイベントに、ウクライナ国立バレエの寺田宜弘芸術監督とアナスタシア・シェフチェンコが出演します。トークセッションや舞台パフォーマンスを通じて、文化と環境についての深い洞察を提供することが期待されています。また、万博参加にあたっては事前予約が必要で、入場チケットの購入が求められます。

このように、寺田宜弘芸術監督の参加は、万博イベントにおける文化交流の重要性を示すものとなるでしょう。