デーブ・ロバーツが語る!大谷翔平と山本由伸への期待と評価【4月21日放送】
ベストカレンダー編集部
2025年4月21日 16:46
おはようロバーツ放送
開催日:4月21日
ドジャース監督・デーブ・ロバーツ氏の独占インタビュー
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」が、2025年4月21日(月)朝8時より放送したインタビュー企画『おはようロバーツ』では、ロサンゼルス・ドジャースの監督であるデーブ・ロバーツ氏に独占インタビューを行いました。ロバーツ監督は、昨シーズンのワールドチャンピオンに導いた名将であり、番組内では大谷翔平選手、山本由伸選手、佐々木朗希選手といった日本人選手についての本音を語りました。
このインタビューでは、ロバーツ監督が選手、コーチ、監督として長年MLB球界に身を置いてきた経験をもとに、選手たちの評価や今後の展望について深く掘り下げています。特に注目を集めたのは、大谷翔平選手、バリー・ボンズ、アーロン・ジャッジの中で“最高の打者”は誰かという質問です。
究極の質問!最高の打者は誰か
番組内でのロバーツ監督への質問は、「MLB歴代1位の本塁打記録を持つバリー・ボンズ、昨季の本塁打王であるアーロン・ジャッジ、そして大谷翔平の中で1番のバッターは?」というものでした。ロバーツ監督は、それぞれの選手について次のように評価しました。
- バリー・ボンズ: 打率・出塁率・長打率の全てが高い選手。
- アーロン・ジャッジ: 打率も高く、長打も打てる選手。
- 大谷翔平: 打率が良く、パワーもあり、盗塁もできる選手。
ロバーツ監督は、「私が見た中で最高のバッターはボンズ」と述べ、現役時代チームを共にしたレジェンド選手の名前を挙げました。しかし、大谷選手については、「翔平は長打と盗塁に加えて投手もできる。そういう意味では、私に言わせれば翔平は“最高の選手”だ」と賛辞を送りました。
山本由伸選手と佐々木朗希選手への期待
さらに、今季好調な山本由伸選手についてもロバーツ監督は言及しました。「昨年も素晴らしかったけれど、アメリカの野球に慣れるためにいろいろと修正を行わないといけなかった。今年は自信を持ってできているので、安定感がある」と絶賛し、今シーズンの由伸選手には「サイ・ヤング賞を獲るチャンスがあると思う」と期待を寄せました。
また、山本選手への信頼を示す中で、「今年何勝しますか?」という質問には、「難しい質問だ…」と笑みをこぼしつつ、「チームの得点にもよるけど、20勝する可能性はある。オールスター前までに10勝できればいいかな」と予想しました。
さらに、今季からドジャースに加入した佐々木朗希選手については、「朗希は由伸の投球を良く見ることが大切だと思う」とし、「彼らの球種や配球が似ているから」と考えを語りました。しかし、「朗希はストレートがストライクゾーンに入らなかったり、スプリットがボールになったりするから。それじゃ打者は振らない」と厳しいコメントも寄せました。
ロバーツ監督の日本文化への愛情
インタビューの中で、ロバーツ監督は日本にルーツを持つことから、日本文化への愛情も示しました。番組では、彼がけん玉を披露する一幕もありました。「幼い頃にやったよ。ここ(皿)の乗せるのは簡単」と笑顔を見せ、その腕前を披露しました。さらに、「翔平はけん玉が上手いよ!集中力を養うのにとてもいい。バッティングは手と目だから、けん玉はそれを連動させる練習になって、バッティングにも役立ちそうだ」と語り、けん玉の重要性を強調しました。
また、ロバーツ監督のプライベート映像も公開され、シーズンオフにマウイ島でゴルフをプレーする様子がABEMAのカメラに収められました。
視聴者からの質問も受け付け
番組では視聴者からロバーツ監督への質問も随時募集しており、ABEMA MLB公式Xにて募集した質問をロバーツ監督にぶつけていくスタイルが採用されています。視聴者とのインタラクションを大切にし、より身近に感じられる内容となっています。
まとめ
| 選手名 | 評価 |
|---|---|
| バリー・ボンズ | 打率・出塁率・長打率が全て高い選手 |
| アーロン・ジャッジ | 打率も高く、長打も打てる選手 |
| 大谷翔平 | 球界トップクラスの打者であり、トップクラスの投手でもある |
| 山本由伸 | サイ・ヤング賞を獲るチャンスがある選手 |
| 佐々木朗希 | 今の状況は初めて直面する真の試練 |
このインタビューを通じて、ロバーツ監督が日本人選手に対して抱く期待や信頼、そして日本文化への愛情が伝わってきました。今後の彼らの活躍に注目が集まります。
参考リンク: