ファミリーマートが4月30日に石川応援プロジェクトで300万円寄付

令和6年能登半島地震災害の復興支援の取り組み

株式会社ファミリーマートは、2025年4月22日に、令和6年能登半島地震災害の影響による石川県の復興支援として、総額300万円を石川県に寄託したことを発表しました。この寄託は、同社が実施した「石川食べて応援プロジェクト」の売上の一部を基にしています。プロジェクトは、2025年2月11日から3月17日までの期間、北陸地方の約520店舗で展開されました。

このプロジェクトでは、石川県のメーカー食材を使用した商品や、能登金時を使用したオリジナル商品が販売され、売上の一部が寄付に回されました。寄託式は2025年4月21日に行われ、ファミリーマートの執行役員や石川県の商工労働部長、北陸コカ・コーラボトリングの執行役員が出席しました。

「石川食べて応援プロジェクト」の詳細

「石川食べて応援プロジェクト」は、石川県の地元メーカー「まつや」や「スギヨ」の食材を使用した商品や、能登金時を用いたオリジナル商品を展開するフェアです。プロジェクトの期間中には、対象のコカ・コーラ製品の売上も寄付の対象となりました。具体的な対象商品は以下の通りです。

• い・ろ・は・す天然水（540ml）
• 綾鷹（650ml・300ml）
• 綾鷹濃い緑茶（525ml）
• 爽健美茶（600ml・300ml）

このプロジェクトに多くのお客さまが賛同し、購入を通じて支援の意志を示していただきました。寄託された支援金は、石川県を通じて被災者の生活支援に役立てられる予定です。

ファミリーマートの復興支援活動の歴史

ファミリーマートは、震災発生以降、石川県奥能登地域において唯一の大手コンビニエンスストアチェーンとして、地域との連携を深めながら復興支援に取り組んできました。これまでの支援活動の一部を以下に示します。

支援物資の提供

2024年1月3日から2月27日まで、石川県産業展示館や避難所に支援物資を届けました。具体的には、以下の物資が提供されました。

• おむすび：約12万個
• 弁当：約2万7,000個
• 菓子パン・惣菜パン：約8万1,000個
• PB天然水600ml：約17万8,000本
• PB天然水2L：6,000本
• インスタント味噌汁・スープ：約5,300食
• 簡易トイレ：8万個
• タイツ・下着類（PB衣料など）：540個
• 冷却シート：180個

寄付活動

ファミリーマートでは、支援募金も実施し、寄託額は以下の通りです。

1. 2024年1月4日から3月31日まで：280,503,389円を日本赤十字社に寄託
2. 2024年3月1日から4月1日までの「北陸旨いモン巡り」の売上の一部：3,879,388円を日本赤十字社に寄託
3. 2024年7月2日から7月15日までの「食べて応援！北陸旨いモン巡り」の売上：10,000,000円を日本赤十字社に寄託

このように、ファミリーマートは様々な形で復興支援を行っており、地域に密着した活動を続けています。

今後の取り組みと地域のつながり

ファミリーマートは、地域に寄り添いながら、今後も様々な復興支援活動を展開していく方針です。具体的な取り組みとしては、以下のイベントが予定されています。

• 2024年3月1日から：北陸新幹線福井・敦賀延伸記念「北陸旨いモン巡り」
• 2024年7月2日から：全国のファミリーマートで「北陸旨いモン巡り」
• 2025年2月11日から：再度「石川食べて応援プロジェクト」

また、石川県輪島市の坂口市長を表敬訪問し、仮設住宅に住む方々にファミリーマートのオリジナルアパレルブランド「コンビニエンスウェア」のソックスを約3,000足寄贈するなど、地域とのつながりを大切にした活動も行っています。

ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」という理念のもと、地域に密着したサービスを提供し続けることを目指しています。これにより、地域の皆さまと共に歩んでいく姿勢を大切にし、今後の復興支援活動にも注力していくことでしょう。