セガとユニバーサルが『アウトラン』映画化を発表、監督はマイケル・ベイ
ベストカレンダー編集部
2025年4月22日 11:40
アウトラン映画化
開催日情報なし
セガとユニバーサル・ピクチャーズが手を組む
株式会社セガ(本社:東京都品川区、代表取締役 社長執行役員COO:内海州史)は、自社の人気ゲームソフト『アウトラン』を原作とした映画作品の企画開発を、米国のユニバーサル・ピクチャーズと共同で開始したことを発表しました。このプロジェクトは、セガのゲーム事業の成功を基に、新たなエンターテインメントの形を模索するものです。
『アウトラン』は1980年代に登場し、アーケード用ドライブゲームとして瞬く間に人気を博しました。プレイヤーは美しい風景の中を疾走し、エレクトロニック・ミュージックのサブジャンルを生み出すなど、ゲーム業界に新たな風を吹き込みました。家庭用ゲーム機向けにも多くのシリーズ作品がリリースされ、セガを代表するゲームシリーズの一つとして広く認知されています。
映画製作に向けた主要スタッフの紹介
ユニバーサル・ピクチャーズは、本作の監督に『トランスフォーマー』シリーズや『アンビュランス』で知られるマイケル・ベイ氏を起用することを決定しました。マイケル・ベイ氏は、アクション映画の巨匠として知られ、彼の作品は常に高い興行成績を記録しています。
また、彼は自身の製作会社プラチナム・デューンズのブラッド・フラー氏とともにプロデューサーとして参加し、脚本は『ポーラー 狙われた暗殺者』で知られるジェイソン・ロスウェル氏が務めます。さらに、女優でプロデューサーのシドニー・スウィーニー氏もプロデューサーとして名を連ね、セガの中原徹がプロデューサーを務めます。製作総指揮にはセガの内海州史が参加し、プロジェクトの全体を見守ります。
マイケル・ベイ氏の経歴
マイケル・ベイ氏は、23歳でプロの監督としてのキャリアをスタートし、25歳にはCM監督としても活躍を始めました。特に「Got Milk?/アーロン・バー」のCMでカンヌ国際広告祭の金獅子賞を受賞し、彼のCMは歴代トップ10のクラシックCMの一つとされています。
長編映画監督としては、『バッドボーイズ』(1995年)や『アルマゲドン』(1998年)、さらには『トランスフォーマー』シリーズなど、数々の大ヒット作品を手掛けており、全世界規模で興行収入歴代第5位の成績を収める監督です。最近では、ネットフリックスの『6アンダーグラウンド』が大ヒットを記録しました。
シドニー・スウィーニー氏のプロフィール
シドニー・スウィーニー氏は、エミー賞に2度ノミネートされた実力派女優であり、プロデューサーとしても活躍しています。『ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル』での演技により注目を集め、彼女のキャリアは急速に成長しています。
彼女は『恋するプリテンダー』や『Immaculate(原題)』といった作品にも関与しており、国際的な映画祭でも評価されている実力者です。今後の出演作も多く控えており、彼女の活躍が期待されます。
ユニバーサル・ピクチャーズの期待
ユニバーサル・ピクチャーズは、2023年に製作した『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が全世界興行収入14億ドルを記録したことを受け、ゲーム原作の映画としての成功を本作にも期待しています。また、全世界興行収入2億9,000万ドルを達成した『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』に続く成功を目指しています。
このように、セガとユニバーサル・ピクチャーズのコラボレーションは、ゲームファンのみならず映画ファンにとっても注目すべきプロジェクトとなるでしょう。
セガの事業展開について
株式会社セガは、家庭用ゲーム機、PC、スマートフォン向けゲームの企画・開発・販売・運営を中心に事業を展開しています。ゲーム事業で培ったノウハウを活かし、デジタルサービスやキャラクター商品の企画・開発・販売など、多岐にわたる事業を行っています。
セガは日本国内だけでなく、海外のスタジオでもゲームコンテンツを開発し、世界中のプレイヤーに提供しています。これにより、グローバルなエンターテインメント企業としての地位を確立しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| プロジェクト名 | アウトラン映画化プロジェクト |
| 監督 | マイケル・ベイ |
| 脚本 | ジェイソン・ロスウェル |
| プロデューサー | マイケル・ベイ、ブラッド・フラー、シドニー・スウィーニー、中原徹 |
| セガの事業内容 | ゲームの企画・開発・販売・運営 |
以上の情報から、セガとユニバーサル・ピクチャーズの共同プロジェクトは、映画業界に新たな風を吹き込む可能性を秘めています。ゲームファンや映画ファンにとって、今後の展開が楽しみな内容となっています。
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