4月23日開始！大阪・関西万博のオンラインツアーでパビリオンを自宅から体験

大阪・関西万博のオンラインツアーが始動

2025年に開催される大阪・関西万博において、一般社団法人関西イノベーションセンター（MUIC Kansai）が運営するユニバーサルツーリズムプロジェクト「LET’S EXPO」では、万博を訪れることが難しい方々に向けて、各パビリオンの様子を生中継でお届けする「オンラインツアー」を開始します。このオンラインツアーは、2025年4月22日からの万博開催に向けて、特に身体に不自由を抱える方々や高齢者の方々に向けた新しい観光体験を提供することを目的としています。

初回のオンラインツアーは、2025年4月23日（水）14:00から15:00に「三菱未来館」を生中継でご案内します。続いて、4月30日（水）には「ノモの国」を同様に生中継いたします。これにより、会場に足を運ぶことができない方々でも、自宅から万博の魅力を楽しむことが可能になります。

オンラインツアーの詳細

オンラインツアーは、視聴者がスマートテレビやスマートフォンを通じて自宅から参加できる形式で、ライブ配信中には視聴者がチャット機能を使って出演者とリアルタイムでコミュニケーションを取ることができるほか、クイズなどの参加型コンテンツも用意されています。これにより、まるで現地にいるかのような臨場感を持った万博ツアーを体験することができます。

具体的なスケジュールは以下の通りです：

• 三菱未来館
  中継日：4月23日（水）
  時間：14:00〜15:00
• ノモの国
  中継日：4月30日（水）
  時間：14:00〜15:00

各パビリオンの魅力

初回の「三菱未来館」は、地下空間からパビリオンを巡り、未知なる深海から遥かなる宇宙へといのちを巡る壮大な旅を体験できる内容となっています。三菱グループが展開するこのパビリオンでは、最新技術を駆使した体験が待ち受けています。

次回の「ノモの国」では、参加者自身が主人公となり、結晶に秘められた力を解き放つ物語を体験します。パナソニックが培った「人の理解」に基づく技術が用いられ、光・音・風などで五感を刺激する演出が行われます。

LET’S EXPOプロジェクトについて

LET’S EXPOは、万博に行きたいが行けない方々のために、リアルとバーチャルの両面でサポートを行うユニバーサルツーリズムプロジェクトです。このプロジェクトは、身体に不自由を抱える約1,200万人の方々の中から、3%にあたる35万人の方々に万博を楽しんでもらうことを目指しています。

具体的には、以下のようなサポートが提供されます：

1. 会場内サポート: 車いすユーザーのための押し手サポートなどを行い、万博会場内をスムーズに巡ることができるよう支援します。
2. バーチャル体験サポート: 法人・団体・施設向けに、バーチャル万博やオンラインツアーを提供し、参加者がスムーズに楽しめるようサポートします。
3. オンラインツアー: 自宅や介護施設からも臨場感あふれる万博体験ができるよう、チャット機能を通じてリアルタイムでのコミュニケーションを可能にします。

今後の配信予定と運営主体について

オンラインツアーは、2025年の万博開催に向けて、定期的に配信される予定です。今後の配信予定は以下の通りです：

このプロジェクトは、一般社団法人関西イノベーションセンターを中心に、東京トラベルパートナーズ株式会社や住友電気工業株式会社などが協力して進めています。各企業はそれぞれの専門性を活かし、万博を通じて新たな観光体験の提供に努めています。

以上の内容を通して、万博に行けない方々にも新しい形での参加の機会を提供し、より多くの人々が万博の魅力を体験できるようにすることが期待されます。