蒲郡みかんの魅力を新たに！「みかん食堂」で地域の味わいを体験

蒲郡みかんプロジェクト「みかん食堂」始動

株式会社イノベーションパートナーズは、愛知県蒲郡市において地元特産の蒲郡みかんを活用した新たなプロジェクト「みかん食堂」を始動しました。このプロジェクトは、蒲郡みかんの魅力を最大限に引き出し、地域の飲食店と連携して「蒲郡みかんを味わい尽くす」食体験を創出することを目的としています。

「みかん食堂」では、みかんの品種ごとの特徴や季節による味わいの違いを活かし、果物としてそのまま食べるだけでなく、料理として楽しむ新しい食の体験を提供します。この取り組みにより、蒲郡の新たな魅力を発信し、地域の農業や飲食、観光産業を結びつけた価値創出を目指しています。

プロジェクトの背景と目的

蒲郡市は、温暖な気候と水はけの良い地形に恵まれ、全国でも有数のミカンの産地です。多品種と通年生産が可能であることが、この地域の強みです。プロジェクトは、株式会社イノベーションパートナーズとJA蒲郡市、さらに市内の飲食店が協力し、蒲郡みかんを「食べる」を超えた体験や物語として提供することを目指しています。

「地元で採れたみかんを、地元で美味しく楽しむ」ことをテーマに、地域の農業・飲食・観光が連携した新たな価値創出を図ります。これにより、地域全体の価値を高め、持続可能な取り組みを通じて地域の魅力を引き出すことが期待されています。

第一弾プロジェクトの実施

「みかん食堂」の第一弾プロジェクトは、2023年3月18日（火）に蒲郡市役所内の食堂「キッチンささや」で行われました。ここでは、蒲郡みかんを使用した定食メニューが提供され、地元で親しまれてきた「若鶏のレモン煮」を蒲郡みかんでアレンジした期間限定の一品が登場しました。

この料理は、みかんならではの爽やかな香りとやさしい甘みが広がるもので、多くの来客に好評でした。今後は「料理うえむら」や「和心創作料理つるはら」など、他の飲食店でもみかんを活用した創作メニューが展開される予定です。

今後の展開

「みかん食堂」では、みかんを使った新メニューの開発・提供に加え、弁当メニューとしての商品化や体験型コンテンツの企画も進行中です。また、JA蒲郡市との連携により、これまで廃棄されることが多かった規格外みかんの活用や、観光産業との連携による企画開発も行われます。

これらの活動を通じて、蒲郡みかんを食べるものから選ばれる地域資源へと進化させ、地域のブランド価値を高め、その魅力を広く発信する取り組みを進めています。

連携飲食店のご紹介

「みかん食堂」に参加する飲食店は以下の通りです。

• 株式会社笹やGroup
  愛知県蒲郡市で地魚を中心としたメニューが豊富な居酒屋を運営しています。地魚を使用したラーメンや定食など、地元の味を楽しむことができます。
  株式会社笹やGroupの公式サイト
• 料理うえむら
  昭和49年に創業した会席料理屋で、伝統の技とおもてなしの心を大切にした料理を提供しています。お弁当から宴会、法事・法要まで幅広く対応しています。
  料理うえむらの公式サイト
• 和心創作料理つるはら
  蒲郡駅北口から徒歩3分の場所に位置する和食料理屋で、旬の野菜や地元の魚料理を楽しむことができます。お手頃な価格で懐石コースも提供しています。
  和心創作料理つるはらのInstagram

株式会社イノベーションパートナーズについて

株式会社イノベーションパートナーズは、自治体や地域事業者と連携し、「関係人口の創出・拡大」や「地域の高付加価値化」をミッションとした地域創生事業を展開しています。交流人口を長期滞在や企業誘致へとつなげる施策や、地域ブランディング・プロモーションを手掛けており、2023年度の地方創生テレワークアワードでは地方創生大臣賞を受賞しました。
株式会社イノベーションパートナーズの公式サイト

まとめ

蒲郡みかんプロジェクト「みかん食堂」は、地域資源である蒲郡みかんを活用し、地元飲食店と連携して食体験を提供する取り組みです。プロジェクトを通じて、地域の農業や飲食、観光が連携し、新たな価値を創出することを目指しています。今後は、みかんを使った新メニューの開発や体験型コンテンツの企画など、さまざまな展開が期待されています。

この取り組みは、蒲郡みかんを地域資源として発信し、地域のブランド価値を高めることに貢献しています。地域の魅力を引き出す新たなプロジェクトとして、今後の展開に注目が集まります。