マイナビが新たなキャリア支援プログラム「My WILL」を4月25日導入

従業員向けのキャリア自律支援プログラム「My WILL」の導入

株式会社マイナビ（本社：東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員：土屋芳明）は、2025年4月25日に新たな人事制度として、従業員向けのキャリア自律支援プログラム「My WILL」を導入したことを発表しました。このプログラムは、従業員が自らのキャリアを主体的に形成できるよう支援することを目的としており、具体的には「My WILLシート（キャリアレジュメ）」「キャリアエージェント」「My WILLサポート（研修・ワークショップ）」の3つの施策を中心に展開されます。

新たな人事制度の概要

マイナビは、2017年以降、キャリア希望申告や社内公募制度を導入し、組織の活性化と従業員の主体的なキャリア形成を支援してきました。しかし、より多くの社員が多様な経験を積む機会を持つことが課題として残っていました。そこで今回の「My WILL」プログラムでは、従業員一人ひとりがキャリアについて深く考える機会を提供し、自律したキャリア形成を支援することを目指しています。

キャリア自律支援プログラム「My WILL」の目的

このプログラムは、従業員が「どうありたいか」「どうなりたいか」を考える環境を整え、自己理解を深めることを目的としています。具体的には、以下のような施策が用意されています。

具体的な施策

• My WILLシート（キャリアレジュメ）: 従業員が自身の異動希望などを人事部門に提出するためのシートで、従来の年2回の申告から常時更新可能に進化しました。これにより、職歴や経歴、強み、今後のキャリアプランを通年で振り返り、自己理解を深めることができます。
• キャリアエージェント: 人事部門内に新設された専門部署が、従業員と面談を行い、強みやキャリアプランの検討をサポートします。必要に応じて異動調整も行い、従業員のキャリア形成を支援します。
• My WILLサポート（研修・ワークショップ）: キャリア自律を促進するための研修やワークショップを実施し、My WILLシートの記入サポートやキャリアの基礎となる考え方を伝えることで、従業員のキャリア自律を支援します。

人事部門責任者のコメント

人事部門の責任者は、以下のように述べています。「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる。」というパーパスを持つ当社は、従業員の平均年齢が比較的若く、仕事を通じた成長を強く志向する人材が多いことから、本プログラムの導入を検討しました。2017年からスタートした社内公募制度に加え、今回のプログラムによって、従業員がこれまでの経験と今後のキャリア方向性を可視化し、自らの可能性を拡げることが期待されます。

マイナビの取り組みの意義

この取り組みは、従業員の働きがいを高めるための有効な施策となることを目指しています。限られた機会だけでなく、常に自身のキャリアと向き合うことで、ありたい姿に向けて歩み続けられる環境を整えることが重要です。これにより、マイナビは従業員の成長を支援し、組織全体の活性化を図ることを目指しています。

まとめ

今回導入された「My WILL」プログラムは、従業員のキャリア自律を支援するための包括的な施策です。以下に、プログラムの主要な要素をまとめます。

これらの施策を通じて、マイナビは従業員が自らのキャリアを主体的に形成できるよう支援し、働きがいのある組織風土を醸成することを目指しています。