松本隆の作詞家生活55周年特番が5月22日にBS日テレで放送！名曲の裏側に迫る

松本隆の作詞家生活55周年を祝う特別番組が放送される

2025年4月25日、BS日テレにて「作詞家・松本隆 ことばの冒険」～Ａ面だけじゃ語れない～が放送されます。この特別番組は、松本隆の作詞家としての55年間の軌跡を振り返る内容となっており、彼が手掛けた数々の名曲を通じて、その創作の裏側に迫ります。

松本隆は、1969年に結成されたバンド「はっぴいえんど」のメンバーとして音楽界に登場しました。彼は日本のロックシーンにおいて、英語曲のコピーが主流だった時代に、日本語歌詞のオリジナル曲を生み出し、これが「日本語ロック論争」として知られるようになりました。松本の作品は、今なお多くの若者に支持され続けています。

松本隆の音楽的ルーツとヒット曲の数々

松本隆の最初の大ヒット曲は、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」です。この曲は、都会と田舎の遠距離恋愛を描いたもので、実在のモデルが存在します。特番では、そのモデルとなった男性が登場し、曲の誕生秘話が語られます。

松本隆は、19歳でデビューし、今年75歳を迎えます。彼の作詞スタイルは、常に言葉に対するリスペクトを持ち続けており、特に「風」という言葉を多用しています。難解な言葉や漢字を使うことで、言葉の美しさを伝えようとする姿勢は、彼の作品に深みを与えています。

特番の見どころ

この特番では、松本隆の日常生活にも焦点を当てます。彼は京都での生活を13年続けており、息子や孫ほど年齢の離れた仲間たちと過ごすカジュアルな姿が描かれます。また、75歳で初めてラジオのレギュラー番組を持つことになり、パーソナリティーとしての新たな一面も見られます。

番組には、松本隆に多くの詞を提供してきた近藤真彦が登場し、久々の再会を果たします。スタジオにカメラが入ることで、二人の間での会話や思い出が語られる様子が映し出されます。

松本隆のヒット曲とその魅力

特番では、松本隆が手掛けた名曲の数々が紹介されます。以下は、放送予定の曲目リストです：

• 「卒業」 – 斉藤由貴
• 「君は天然色」 – 大瀧詠一
• 「September」 – 竹内まりあ
• 「春よ来い」 – はっぴいえんど
• 「スニーカーぶる～す」 – 近藤真彦
• 「硝子の少年」 – KinKi Kids
• 「心の指紋」 – クミコ
• 「WOMAN」 – クミコ

これらの楽曲は、松本隆がいかに多様なジャンルの音楽に影響を与えたかを示しています。特に「卒業」は、斉藤由貴の代表曲として知られ、今もなお多くの人々に愛されています。

番組のナビゲーターとその役割

特番のナビゲーターは、松本隆と長年交流のある阿川佐和子さんが務めます。彼女は、雑誌の対談を通じて松本隆との関係を築いてきた経緯があり、番組内でのインタビューや対話を通じて、松本の人柄や音楽への情熱を引き出す役割を果たします。

阿川さんの鋭い質問や洞察が、松本隆の新たな一面を引き出すことでしょう。彼女の存在が、番組をより深いものにすることが期待されます。

放送情報と関連リンク

この特別番組は、以下の日時に放送されます：

• 放送日時：2025年5月22日(木) 20:00～21:54
• 放送局：BS日テレ / BS日テレ4K

出演者には、松本隆のほか、近藤真彦、斉藤由貴、クミコなどが名を連ねており、豪華な顔ぶれとなっています。詳細は番組の公式サイトで確認できます。

番組公式サイト

まとめ

「作詞家・松本隆 ことばの冒険」～Ａ面だけじゃ語れない～は、松本隆の音楽キャリアの深い部分に迫る特別番組です。彼の作詞家生活55周年を祝うこの機会に、松本隆の魅力を再発見することができるでしょう。

松本隆の音楽の世界を改めて楽しむ機会となるこの特番は、音楽ファンにとって見逃せない内容です。