HYBE、過去最高の第1四半期業績を達成！6月11日にaoenデビュー

HYBEが過去最高の第1四半期業績を発表

株式会社HYBE JAPANは、2025年4月29日、連結決算に関する発表を行い、過去最高の第1四半期業績を記録したことを明らかにしました。売上高は前年同期比39%増の5,006億ウォン（約4,980万円）に達し、HYBEにとって初めての5,000億ウォン突破となりました。この業績は、HYBE MUSIC GROUPに所属するアーティストたちの活躍によるものであり、特にワールドツアーの本格化が大きな要因とされています。

業績の詳細と要因

HYBEの発表によると、通常第1四半期はアーティストたちが新しいアルバムやプロジェクトの準備を行う時期であり、売上高が減少する傾向にあります。しかし、2025年第1四半期には、BTSのJ-HOPE、SEVENTEEN、TOMORROW X TOGETHER、ENHYPEN、BOYNEXTDOORなど、多くのアーティストがワールドツアーを実施したことで、売上高は大幅に増加しました。

具体的には、アーティストたちによる公演部門の売上高は前年同期比で3倍増の1,421億ウォンに達しました。また、アルバム、公演、広告などアーティストの直接参加型売上高は3,094億ウォンで、全体売上高の約62%を占めています。

売上高の構成

このように、HYBEはアーティストたちの活動を通じて、さまざまな収益源を確保し、全体の業績を向上させています。

営業利益の向上

営業利益も前年同期比で約50%増の216億ウォンとなり、HYBEの成長を裏付ける結果となりました。これにより、HYBEは今後の業績見通しについても楽観的な見方を示しています。

第2四半期には、HYBE MUSIC GROUPのアーティストたちが新しいアルバムをリリースし、ツアーを本格的に開始する予定です。これにより、さらなる売上増加が期待されています。

今後のアーティスト活動

• BTSのJINは5月16日にSecond Solo Album ‘Echo’をリリースし、6月から初の単独ファンコンサートツアーを開催予定。
• SEVENTEENは5月26日にデビュー10周年を記念し、全メンバー参加のアルバムをリリース予定。
• ENHYPENは6月に新しいアルバムをリリース予定。
• LE SSERAFIMは初のワールドツアー’EASY CRAZY HOT’を実施。
• BOYNEXTDOORは4thミニアルバム「No Genre」をリリース予定。
• KATSEYEは4月30日にニューシングル「Gnarly」を発表予定。

これらの活動は、HYBEの業績をさらに押し上げる要因となるでしょう。

新人アーティストのデビュー

今年は新人アーティストのデビューも予定されており、特に注目されているのが、J-POPボーイズグループ「aoen（アオエン）」です。彼らは、日本テレビで放映された番組「応援-HIGH ～夢のスタートライン～」を通じて選抜された7人組です。デビューシングル「青い太陽（The Blue Sun）」は6月11日にリリースされる予定で、5月11日にはベルーナドームで初パフォーマンスを行うことが決定しています。

aoenは、ポジティブなエネルギーを届けることをコンセプトにしており、SNS上でも話題を呼んでいます。

新たなクリエイター集団の誕生

BIGHIT MUSICは、来る第3四半期に新たな5人組ボーイグループをお披露目する予定です。このグループは、次世代のクリエイター集団として、音楽だけでなく、ダンスの振り付けや映像制作も自ら行うことが特徴です。既にHYBEの先輩アーティストたちの楽曲やパフォーマンス制作に参加しており、創作能力を発揮しています。

HYBEのビジョンと未来の展望

HYBEは「We believe in music」というミッションを掲げ、音楽産業のビジネスモデルを革新することを目指しています。レーベル、ソリューション、プラットフォームの3つの軸を中心に、質の高いコンテンツ制作とファン体験の拡大に注力しています。

2024年8月には中長期的な事業競争力確保を目指し「HYBE 2.0」を発表する予定で、これにより音楽、プラットフォーム、テクノロジー基盤の未来成長事業に再編し、急速に変化する市場環境に対応する先駆的なイノベーションを持続させる方針です。

HYBEは今後もアーティストたちの活動を通じて、音楽業界における存在感を高めていくことが期待されています。