ErudAite、4月30日に法人向けファイル翻訳機能をリリース開始

ファイル翻訳機能リリース

開催日:4月30日

ファイル翻訳機能リリース
ErudAiteの新しい翻訳機能ってどんな感じ?
ErudAiteの新機能は、WordやPowerPointのファイル翻訳でレイアウト崩れを防ぎ、文脈を理解した自然な翻訳を提供します。
ErudAiteの翻訳機能はどのくらい速いの?
ErudAiteは5万文字のWord文書を約3分、100万文字を約40分で翻訳できる高速な処理速度を誇ります。

超高精度翻訳AIエージェントErudAiteが新たなファイル翻訳機能をリリース

2025年4月30日、株式会社ErudAiteは、法人向けに新開発のファイル翻訳機能(α版)の提供を開始したことを発表しました。この新機能は、Microsoft Word(.docx)およびPowerPoint(.pptx)ファイルに対応し、従来の翻訳ツールで問題とされてきた「レイアウト崩壊」や「文脈無視による翻訳ミス」を根本から解消するものです。

ErudAiteは、法人ユーザーのニーズを徹底的に分析し、これらの課題に対処する形で新機能を実装しました。この機能により、翻訳作業の効率化が図られ、特にビジネスシーンでの利用が期待されています。

超高精度翻訳AIエージェントErudAiteが、レイアウト崩れゼロのファイル翻訳機能を実現 画像 2

新機能の特長と背景

これまでの翻訳ツールでは、特にPowerPoint資料において翻訳後にレイアウトが崩れることや、テキストボックス単位で処理されるために文脈が無視されるという問題がありました。ErudAiteは、これらの問題を解決するために以下のような機能を実装しています。

超高精度翻訳AIエージェントErudAiteが、レイアウト崩れゼロのファイル翻訳機能を実現 画像 3

文脈理解型翻訳

この機能では、ファイル翻訳においても全体の文脈を把握し、一貫性のある自然な翻訳を実現しています。従来の翻訳ツールがテキストボックス単位での逐語訳を行っていたのに対し、ErudAiteは文脈を理解することで高精度な翻訳を提供します。

超高精度翻訳AIエージェントErudAiteが、レイアウト崩れゼロのファイル翻訳機能を実現 画像 4

レイアウト保持機能

独自開発のレイアウト調整エンジンにより、PowerPointのデザインや構成をほぼ忠実に再現します。このレイアウト保持機能は、日英翻訳だけでなく、ErudAiteが対応する59ヵ国語すべての言語・組み合わせで機能します。

文脈理解に基づく高精度翻訳とレイアウト保持機能により、ポストエディット(手動修正)の必要が大幅に削減され、作業効率が飛躍的に向上します。具体的には、従来1スライドあたり30分かかっていたポストエディットが1分で終了する事例も報告されています。

圧倒的な処理速度と効率化

ErudAiteのファイル翻訳機能(α版)は、翻訳速度においても圧倒的な性能を誇ります。例えば、Wordドキュメントの5万文字を約3分、100万文字でも約40分で翻訳可能です。また、PowerPointも10ページあたり約2分で翻訳が完了します。

これにより、ポストエディットを含めた翻訳工数は数分の1、翻訳時間は数十分の1から数百分の1にまで短縮されることが期待されています。

今後の展開とイベント情報

ErudAiteは、現在対応しているWord・PowerPointに加え、今後以下の機能拡張を予定しています。

  • PDFファイル対応(2025年7月予定)
  • Excelファイル対応(2025年8月予定)

さらに、1回あたりの翻訳可能文字数やファイルサイズの大幅な拡張、超大型文書における一貫性のさらなる向上、翻訳メモリへの対応なども計画しています。

また、2025年5月7日(水)には、日本最大級のスタートアップイベント「ROCKET PITCH NIGHT 2025 ULTIMATE」に、ErudAiteの代表取締役CEOである飯田蔵土が登壇予定です。このイベントは、虎ノ門ヒルズフォーラムで開催され、現地・オンライン双方での参加が可能です。

個人向けライセンスの先行販売

さらに、5月12日より応援購入サービス「Makuake」にて個人ライセンスの先行販売を開始します。このライセンスは、言語や文字数を絞り込んだ個人向け仕様で、価格は一般的な個人翻訳サービスと同等水準です。初回200名限定で40%オフの特別価格が提供される予定です。

特設サイトは5月4日公開予定で、最新情報はCEOの飯田蔵土のX(旧Twitter)アカウントで随時更新される予定です。

よくある質問(FAQ)

Q1. 本機能は誰が利用できますか?
A. 現在は法人ユーザー限定で提供しています(α版)。Makuakeでは、一部のプランでファイル翻訳を利用できるプランの販売を予定しています。
Q2. 翻訳対象のファイルサイズに制限はありますか?
A. α版ではWord文書最大30万文字(150~250ページ程度)、PowerPoint資料100ページ相当まで対応しています。
Q3. レイアウト保持機能は、日本語や英語以外にも対応していますか?
A. はい。日本語、英語以外にも、フランス語、スペイン語、中国語、韓国語など59ヵ国語すべてに対応しています。
Q4. 今後対応予定のファイル形式は?
A. 2025年夏にPDF、Excelへの対応を予定しています。
Q5. α版はいつまで提供されますか?
A. 2025年8月頃を目途に、正式版リリースへ移行する予定です。

株式会社ErudAiteについて

株式会社ErudAiteは、2024年7月に設立され、大規模言語モデル(LLM)を基盤にした文脈理解型の超高精度翻訳エンジンを開発・提供しています。現在、59ヵ国語に対応しており、ビジネス文書から文芸作品、各種専門文書まで人間翻訳者に匹敵する品質を追求しています。

以下に、ErudAiteのファイル翻訳機能に関する重要な情報をまとめました。

項目 詳細
リリース日 2025年4月30日
対応ファイル形式 Microsoft Word(.docx)、PowerPoint(.pptx)
文脈理解型翻訳 全体の文脈を把握し、一貫性のある自然な翻訳を実現
レイアウト保持機能 59ヵ国語に対応し、デザイン・構成を忠実に再現
ポストエディット時間の短縮 1スライドあたり30分→1分
処理速度 5万文字を約3分、100万文字を約40分
今後の展開 PDF(2025年7月)、Excel(2025年8月)に対応予定

このように、ErudAiteは法人向けのファイル翻訳機能を通じて、翻訳業務の効率化と高精度な翻訳を実現し、グローバルビジネスを支える新たなツールを提供しています。

参考リンク: