米沢織が大阪で魅力を発信！5月3日からのイベントで伝統工芸を体感

360°よねざわオープンファクトリー、大阪『MEETS THE OPEN FACTORY』に米沢織を出展

2025年5月3日（土）・4日（日）、山形県米沢市のプラットヨネザワ株式会社が主催する360°よねざわオープンファクトリーが、大阪万博関連イベント『MEETS THE OPEN FACTORY -ものづくりパビリオン-』に出展します。このイベントは、JR大阪駅直結の「ルクア大阪」で開催され、米沢市の伝統工芸「米沢織」の技術や魅力を都市部で発信する貴重な機会となります。

今回の出展は、全国各地のオープンファクトリーとの連携を図り、雪国・米沢から大阪へ地域産業の想いや革新を届けることを目的としています。地域のものづくり観光や職人との協働による取り組みを通じて、米沢の魅力を多くの人々に伝えることが期待されています。

『MEETS THE OPEN FACTORY -ものづくりパビリオン-』の概要

『MEETS THE OPEN FACTORY -ものづくりパビリオン-』は、全国各地で展開されているオープンファクトリーの有志が一堂に会する初の試みです。このイベントでは、地域の工芸や産品に込められた「ものづくりへの想い」を集め、人を介して産地同士がつながる2日間の祭典として企画されました。

会場では、各地域自慢の工芸品や商品を紹介・販売するだけでなく、参加団体によるトークセッションも実施されます。これにより、産地を超えた新たなつながりが生まれることが期待されています。

参加団体と地域産業の活性化

360°よねざわオープンファクトリーは東北エリアから参加し、以下の団体と共に全国の産地ネットワークを結びます：

• FactorISM（関西）
• 360°よねざわオープンファクトリー（東北）
• 燕三条こうばの窓口（中部）
• 瀬戸内ファクトリービュー（中国）
• NEXTRAD（九州）

これらの団体はそれぞれ地域産業の活性化にユニークな取り組みを行っており、会場では互いの事例を学び合いながら来場者とも交流し、新たな協働の芽を育む場となることが期待されています。

イベント詳細

『MEETS THE OPEN FACTORY -ものづくりパビリオン-』の詳細は以下の通りです：

地域産業の未来を描く360°よねざわオープンファクトリー

360°よねざわオープンファクトリーは、山形県米沢市で2023年に初開催されて以来、地元の織物工房や酒蔵、木工所などのものづくり現場を一般に開放し、地域ぐるみで訪問者を迎え入れてきました。この取り組みは、地域の職人や企業が自らの生産現場を公開し、来場者が米沢のものづくりを体感できる地域一体型の工場公開イベントとなっています。

2024年9月に開催された第2回では、市内外から延べ3,700名以上を集客し、23社の工房・工場見学や多彩な企画で盛況を博しました。「米沢をひらく」をテーマに、参加企業の職人たちが前向きに立ち上がり、自らの技と現場を公開することで新たな活路を見出そうとしています。

また、地元の高校生や大学生がボランティア参加したり、職人と交流する機会を設けることで、次世代に地域産業の魅力を伝える場ともなっています。こうした取り組みにより、米沢のものづくりの魅力を県外にも発信し、地域産業の未来像を描いてきたのが360°よねざわオープンファクトリーです。

まとめ

360°よねざわオープンファクトリーが出展する『MEETS THE OPEN FACTORY -ものづくりパビリオン-』は、地域産業の魅力を都市部に発信する重要なイベントです。以下に本記事で紹介した内容を整理しました。

このイベントを通じて、地域産業の未来を切り開く新たな可能性が広がることが期待されます。