長倉顕太と織田剛が語る「2025年以降の生き方」トークイベント
ベストカレンダー編集部
2025年5月5日 11:45
2025年以降の生き方
開催日:3月13日
トークイベントの概要
2025年3月13日、愛知県名古屋市のJRゲートタワーカンファレンスにて、株式会社フランスダイレクトが主催するトークイベントが開催されました。このイベントでは、著名なベストセラー作家である長倉顕太氏と、同社の代表である織田剛が登壇し、「2025年以降の生き方」をテーマに、変化の時代を生き抜くための知恵を語り合いました。
当日は30名以上の参加者が集まり、両者の経験や知見を基にした対話が展開されました。特に、これからの時代に求められる「運を戦略的に管理する力」と「信念を持ち続ける力」について深く掘り下げられました。
登壇者の紹介
トークイベントに登壇した2名の著者は、それぞれ異なるバックグラウンドを持つ専門家です。
- 長倉顕太(ながくら・けんた)
作家・プロデューサー・編集者。1973年東京生まれ。学習院大学卒業後、編集者としてベストセラーを連発。累計1100万部以上の書籍を企画・編集し、特に142作中65作が5万部以上、22作が10万部以上を達成。現在はコンテンツプロデュースやマーケティング、教育事業などに携わる。 - 織田剛(おだ・たけし)
植物力研究家であり、ハーブ・ファスティング(R)の開発者。1979年沖縄生まれ。早稲田大学卒業後、フランスの薬草学を学び、ハーブ治療院の設立を目指して活動中。著書に『4日で若返る「毒出し」のトリセツ』があり、YouTubeチャンネルも運営。
セッションの内容
セッションでは、長倉氏と織田氏がそれぞれの著書や成功の秘訣について語り合いました。長倉氏は、出版業界における「運」の重要性を強調し、成功には実力だけでなく、運の要素も大きいと述べました。
特に、書籍の初版の売れ行きには、編集者や出版社のトレンドに精通した知識が不可欠であるとし、運を引き寄せるための方法として以下の3つを挙げました:
- 場所選び(例:神社など)
- 良き仲間の存在
- 市場の流れを読むこと
また、悪い時期には敢えて動かない判断力も重要であるとし、参加者に対して運を戦略的に管理する力を身につけることの大切さを訴えました。
信じる力の重要性
次に、長倉氏は「信じる力」が成功を生む要素であると指摘しました。特に、ベストセラー著者には「自分は大丈夫だ」と強く信じる姿勢が共通していると述べ、信念を持つことの重要性を強調しました。
現代社会では、SNSや情報の多様化により、何を信じるべきか判断が難しくなっています。長倉氏は、理論や根拠に過度に依存するのではなく、直感や感覚を信頼することが必要であると述べました。
選ばれる時代の価値基準
長倉氏は、AIやSNSの発展により商品やサービスのクオリティが向上し、差別化が難しくなっていると指摘しました。これからの時代には、「直感的に良いと感じるもの」や「信頼関係の構築」が重要な価値基準になると述べ、ビジネスや出版分野においてもこの考え方が有効であるとしました。
本の読み方の変化
さらに、長倉氏は現代の知識獲得の方法についても言及しました。AIの台頭により、専門的知識を持つことが難しくなり、単一のジャンルを極めることが評価されにくくなっています。そのため、広く浅く知識を得ることが求められる時代に突入していると説明しました。
ただし、要約サービスに依存することは推奨できず、自己の視点で情報を読み解く力を高めることが重要であると指摘しました。偶然の出会いや何気ない一文からのインスピレーションを大切にし、自己の選択と信念を育むことが必要だと締めくくりました。
今後の展望
このトークイベントを通じて、参加者は2025年以降の生き方について深く考える機会を得ました。運を戦略的に管理し、信念を持ち続ける力を身につけることが、今後の時代において重要であると再確認されました。
これらの能力は一朝一夕に身につくものではありませんが、日々の選択や人間関係の中で意識的に取り組むことで徐々に向上していくでしょう。今後も株式会社フランスダイレクトは、健康やライフスタイルの向上をテーマとしたセミナーやワークショップを継続的に開催し、参加者一人ひとりがより充実した人生を構築するための支援を行っていく予定です。
イベントの要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | トークイベント「2025年以降の生き方」 |
| 日時 | 2025年3月13日(木曜日) |
| 場所 | JRゲートタワーカンファレンス16階会議室 |
| 登壇者 | 長倉顕太、織田剛 |
| 参加者数 | 30名以上 |
| 主なテーマ | 運を戦略的に管理する力、信念を持ち続ける力 |
このイベントは、参加者にとって新たな知見を得る貴重な機会となり、これからの時代を生き抜くための具体的なアプローチを学ぶ場となりました。
参考リンク: