山崎貴監督がTCAで特別講義!学生に熱いアドバイスを届けた一日
ベストカレンダー編集部
2025年5月6日 11:07
山崎貴監督特別講義
開催日:4月13日
映画『ゴジラ-1.0』監督・山崎貴氏がTCAに来校
2025年4月13日(日)、東京コミュニケーションアート専門学校(以下「TCA」)において、映画『ゴジラ-1.0』で世界的に注目を集めた山崎貴監督が特別講義を行いました。この講義は、映像表現やVFXの第一人者である山崎監督が、映像業界を志す学生たちに向けて行ったもので、参加した学生たちにとって貴重な学びの機会となりました。
講義のテーマは「映像における表現とは何か」であり、山崎監督は自身の作品を例に挙げながら、映像が持つ力や、観客に伝えたいメッセージについて熱く語りました。特に『ゴジラ-1.0』に込めた想いや、1カットにかけるこだわり、実写とVFXの融合における苦労話など、現場のリアルなエピソードが満載でした。
学生との双方向の対話
講義中、学生たちは「どうしてこの演出にしたのか」「VFXと感情表現の関係は?」など、具体的な質問を山崎監督に投げかけました。監督は一つひとつに丁寧に答え、学生たちの真剣な姿勢に対しても「学生の質問の視点が鋭く、こちらも考えさせられました」とコメントしました。このように、講義はまさに双方向の対話として展開され、学生たちは普段の授業では得られない実践的な知識や考え方に触れる貴重な機会となりました。
また、学生一人ひとりの作品を監督自らがチェックし、的確かつ丁寧なアドバイスを送る場面もありました。この熱意ある姿勢に学生たちは大きな刺激を受け、作品制作へのモチベーションや将来への意欲が一層高まった様子でした。
作品への具体的なフィードバック
講義後には、希望する学生一人ひとりに対し、監督が作品を実際に見てアドバイスを行う時間が設けられました。学生のポートフォリオや映像作品をその場でチェックし、「この構成は面白い」「ここにもう少し間を入れると印象が変わる」といったプロならではの視点で具体的なフィードバックをいただきました。
その様子は、メモを取る学生や感動して涙ぐむ学生の姿が見られるほどで、講義がいかに心を動かすものであったかがうかがえました。参加者全員での集合写真撮影も行われ、山崎監督の人柄に触れた学生たちからは「本物のクリエイターに会えて、自分の将来が少し見えた気がした」「もっと作品制作に本気で取り組みたい」といった声が多く聞かれました。
今後の取り組みと学校概要
TCAでは、今後も映像・アニメ・ゲーム・デザイン・イラストなどの各業界で活躍するプロフェッショナルを招いた特別講義や、企業連携によるプロジェクトを積極的に実施していく方針です。実践的な学びを通して、学生一人ひとりが夢を現実に変えていける環境づくりに取り組んでいます。
東京コミュニケーションアート専門学校(TCA)は、イラスト・デザイン・ゲーム・CG・アニメなどの分野で実践的なスキルを身につけることができる専門学校です。4年制・3年制の学科を設置し、学生一人ひとりの将来に合わせた学びのスタイルを提供しています。産学連携による企業プロジェクトや、業界とともに学ぶカリキュラムを通して、在学中から現場に近い環境で学ぶことができ、多くの卒業生が第一線のクリエイターとして活躍しています。
| イベント名 | 講師 | 開催日 | テーマ | 対象 |
|---|---|---|---|---|
| 特別講義 | 山崎貴監督 | 2025年4月13日 | 映像における表現とは何か | 映像業界を志す学生 |
以上の内容を通じて、学生たちが映像制作における新たな視点や技術を学び、将来のキャリアに向けた意欲を高めることができたことが明らかとなりました。このような特別講義は、学生たちの成長にとって重要な役割を果たしています。