湘南貿易とネオブュル社、5月8日からEXPO 2025でノンアル飲料提供開始

湘南貿易とネオブュル社がEXPO 2025 大阪・関西万博ベルギーパビリオンのオフィシャルゴールドパートナーに決定

株式会社湘南貿易は、ベルギーの飲料メーカー・ネオブュル社と共同で、EXPO 2025 大阪・関西万博におけるベルギーパビリオンのオフィシャルゴールドパートナー契約を結びました。この契約により、ネオブュル社製のノンアルコールワインおよびノンアルコールビールが、ベルギーパビリオン内のレストランやバーで提供されることが決定しました。

EXPO 2025は、2025年に大阪で開催され、世界中から多くの人々が集まる国際的なイベントです。ベルギーパビリオンは「いのちを救う」ゾーンに位置し、ライフサイエンスやウェルビーイングをテーマにした展示が行われます。このパートナーシップは、健康を意識しアルコールを控えるライフスタイル「sober curious（ソバーキュリアス）」の広がりに呼応したものであり、ベルギーパビリオンのコンセプトとも合致しています。

提供されるノンアルコール飲料のラインナップ

ベルギーパビリオン内では、以下のノンアルコールワインおよびビールが提供されます。これらの飲料は、飲む人も飲まない人も楽しめる上質な体験を提供します。

• デュク・ドゥ・モンターニュ　プレステージ
• ブラン・ド・ブラン
• デュク・ドゥ・モンターニュ　プレステージ　ロゼ（新商品）
• ヴィンテンス　シャルドネ（白）
• ヴィンテンス　メルロー（赤）
• ビア・デザミー　0.0（ノンアルコールビール）
• ビア・デザミー（アルコール入り、Alc. 5.5%）

これらの飲料は、ベルギー料理レストランやルーフトップバーで楽しむことができ、食事とのペアリングも提案されます。

ノンアルコール飲料の製造技術

ネオブュル社のノンアルコール製品は、減圧蒸留法という技術を用いて製造されています。この方法では、ワインやビールを減圧タンク内で40℃以下の低温で蒸留し、アルコールを取り除きます。この技術により、元のワインやビールのフレーバーの劣化を最小限に抑えることができ、驚くほどのクオリティを実現しています。

この結果、香りや味わいを損なうことなく、まるで本物のワインやビールのような高品質な味わいが楽しめます。現在、ヨーロッパ各国の高級ホテルやミシュラン星付きレストランでも採用されており、その美味しさは日本でも広がりを見せています。

ネオブュル社の歴史と湘南貿易の役割

ネオブュル社は、1895年にベルギー・オーベル渓谷の中心部で飲料生産を開始したスタッセンファミリーによって設立されました。伝統に甘んじることなく革新的な技術開発に取り組み、1980年代後半にはいち早く脱アルコール化に着手しました。2011年にはノンアルコールワイン「Vintense（ヴィンテンス）」ブランドを発表し、2014年にネオブュル社を設立しました。

現在、ネオブュル社はベルギービールブランド「Biere des Amis（ビア・デザミー）」も加え、ヨーロッパのノンアルコール飲料のリーディングカンパニーとして幅広い商品ラインナップを誇っています。

一方、株式会社湘南貿易は、神奈川県横浜市に本社を置き、ノンアルコール飲料やアルコール飲料の輸入および販売を行っています。湘南貿易は、ノンアルコール専門レストランの経営も手掛けており、今後の展開に期待が寄せられています。

まとめ

湘南貿易とネオブュル社のパートナーシップは、EXPO 2025 大阪・関西万博において、健康を意識した新しいライフスタイルを提案する重要な取り組みです。この取り組みを通じて、ノンアルコール飲料の魅力を広め、より多くの人々に楽しんでもらうことが目指されています。

このように、湘南貿易とネオブュル社のコラボレーションは、未来の飲料文化を先取りした取り組みであり、今後の展開に注目が集まります。