エプソン、5月29日にネットワーク対応の新型スキャナーDS-1760WNを発売
ベストカレンダー編集部
2025年5月8日 14:19
エプソン新スキャナー発売
開催日:5月29日
新たなA4ドキュメントスキャナーの登場
エプソン販売株式会社は2025年5月8日、A4ドキュメントスキャナーの新商品として『DS-1760WN』と『DS-1730』を2025年5月29日より発売することを発表しました。これらの新商品は、紙文書の電子化ニーズの高まりに応えるものであり、特にフラットベッドタイプのスキャナーとして、様々な種類の帳票を効率的に電子化するための機能を搭載しています。
特に『DS-1760WN』は、フラットベッドタイプでは初めてのネットワーク標準対応モデルであり、複数人での共有利用が可能です。これにより、業務の効率化が図れることが期待されています。
フラットベッドスキャナーの特長
フラットベッドスキャナーは、原稿を原稿台に置いて読み取るタイプであり、不定形書類や冊子、重要書類などのスキャンが可能です。これに対してシートフィードタイプのスキャナーではスキャンが難しい原稿にも対応できるため、窓口業務や経理業務での電子化作業において重宝されています。
新商品は、従来機「DS-1630」と比較して生産性が向上しており、以下のような特長があります。
- ADF(オートドキュメントフィーダー)が両面同時読み取りに対応し、1分間に30枚/60面の高速スキャンを実現。
- 給紙容量が60枚にアップ。
- 原稿台に複数枚並べた原稿を自動で1枚ずつ切り出して保存する機能を初搭載。
選べるスキャン方法
新商品の大きな特長の一つが、選べる2つのスキャン方法です。A4書類や両面原稿はADFで連続読み取りが可能であり、スピーディーに電子化が行えます。一方、裁断できない冊子類や破損が心配な薄紙類は原稿台での読み取りが可能です。このように、幅広い種類の原稿に対応できるため、窓口業務や経理業務での多様な電子化作業において活用されます。
ADFと原稿台の連携
ADFと原稿台を組み合わせての連続スキャンが可能で、原稿の種類やサイズに応じて最適な方法を選ぶことができます。スキャンした原稿は元のサイズ通りにデータ化され、1つのファイルとして保存することも可能です。この機能により、後からファイルを編集・結合する手間が省け、作業工数の削減が実現します。
エプソン初の切り出し機能
『DS-1760WN』および『DS-1730』には、エプソン初搭載の原稿台で複数枚をまとめてスキャンし、1枚ずつ切り出す機能があります。この機能により、名刺や領収書などを複数枚セットして読み取ると、それぞれの原稿を1枚ずつデータ化して保存することができます。これにより、スキャン作業の効率が大幅に向上します。
なお、この切り出し機能はPCからのスキャンのみ対応となっていますので、利用に際しては注意が必要です。
ネットワーク対応の利便性
『DS-1760WN』は、有線および無線LANに対応しており、複数のPCでスキャナーを共有利用することが可能です。また、スマートデバイスから直接スキャンすることもでき、ネットワークを介して本体のタッチパネルから指定した宛先にダイレクトにデータ送信・保存できるPCレス機能も搭載されています。この機能により、職場内でのスムーズなデータ共有が実現され、業務の効率化が期待されます。
特に、職場での共有利用を前提としたネットワーク標準対応のスキャナーが求められている中で、これらの機能は大きな利点となるでしょう。
新商品の特長まとめ
| 特長 | 内容 |
|---|---|
| 選べる2つのスキャン方法 | ADFと原稿台を組み合わせて連続スキャンが可能。 |
| 高速スキャン | 1分間に30枚/60面の両面同時読み取り。 |
| 給紙容量の向上 | 給紙容量が60枚にアップ。 |
| エプソン初搭載機能 | 原稿台で複数枚をまとめてスキャン・1枚ずつ切り出す機能。 |
| ネットワーク標準対応 | 『DS-1760WN』は有線/無線LANに対応。 |
以上のように、エプソンの新しいA4ドキュメントスキャナー『DS-1760WN』と『DS-1730』は、効率的な電子化作業をサポートするために多くの機能を搭載しています。これにより、業務の効率化やデータ共有の円滑化が期待されるでしょう。詳細については、公式ウェブサイトをご確認ください。
参考リンク: