ライジングゼファーフクオカ、5月17日から3位決定戦で再挑戦へ
ベストカレンダー編集部
2025年5月11日 21:41
3位決定戦進出
開催日:5月17日

ライジングゼファーフクオカ、プレーオフセミファイナルで富山に連敗
2025年5月11日、ライジングゼファーフクオカは、りそなグループ B2 PLAYOFFS 2024-25 セミファイナルの第2戦で富山ブローウィンズと対戦しました。この試合は、福岡にとってB1昇格をかけた非常に重要な一戦でしたが、結果は福岡が95-104で敗れ、7年ぶりのB1昇格を逃すことになりました。これにより、福岡は5月17日から開催される3位決定戦に回ることとなります。
試合結果と進行状況
試合の結果は以下の通りです。
チーム | 得点 |
---|---|
福岡 | 95 |
富山 | 104 |
試合は4つのクォーターに分かれて行われ、各クォーターのスコアは以下のようになりました。
- 1Q: 福岡 20 – 27 富山
- 2Q: 福岡 19 – 21 富山
- 3Q: 福岡 29 – 24 富山
- 4Q: 福岡 27 – 32 富山
福岡は、試合序盤から良い立ち上がりを見せ、#25バーレルのアタックで先制し、#5ランダルのアタックも決まって6-0のランを記録しました。しかし、富山の#11宇都選手にファストブレイクやバスケットカウントを許し、リードを奪い返される展開となりました。
試合のハイライトと選手の活躍
福岡はその後も#0會田の3Pシュートや#24谷口のアタックで応戦しましたが、富山の#1ケネディ選手や#17田中選手の得点に苦しむ時間が続きました。特に、インサイドの#8スミスが足の違和感を訴えベンチに戻るアクシデントが発生しましたが、それでも#25バーレルやランダルが奮起し、39-48と9点ビハインドで前半を折り返しました。
後半に入ると、福岡は逆転を狙い、バーレルのフリースローやランダルのアタックで得点を重ねました。特にランダルは圧巻のパフォーマンスを見せ、最終的にチーム最多の49得点を獲得しました。福岡は富山に2点差まで迫る場面もありましたが、最終的には104-95で敗れ、セミファイナルでの敗退が決まりました。
コーチと選手のコメント
試合後、浜口炎ヘッドコーチは、ゲーム全体を振り返り「トランジションとリバウンドに非常に苦しんだ」とコメントしました。また、プレーオフで勝ち抜く難しさについても言及し、「レギュラーシーズンの順位がそのまま上に行くとは限らない」と述べました。
寒竹隼人選手は、試合の出だしから富山のペースに飲まれたことを反省し、「前半の出だしからトランジションのスコアが多く、富山の土俵で戦わされてしまった」と語りました。試合終了後は目頭を押さえ、「福岡が地元でようやく帰ってきたからには、何か目に見える結果を残したいと思っていた」と心境を明かしました。
今後の展望とまとめ
福岡は、B1昇格を逃したことで、今後の課題を明確にしなければなりません。寒竹選手は「チームとして戦えなかった」と反省し、今後の向上に向けた意欲を示しました。また、ブースターの声援についても、「福岡のポテンシャルを感じた」と語り、ファンへの感謝の気持ちを表しました。
試合の詳細を以下にまとめます。
試合日 | 対戦チーム | 結果 | 得点 |
---|---|---|---|
2025年5月11日 | 富山ブローウィンズ | 敗戦 | 福岡 95 – 104 富山 |
今後、ライジングゼファーフクオカは3位決定戦に臨むことになります。選手たちがこの敗戦を糧に、さらなる成長を遂げることが期待されます。