5月15日、大阪・関西万博で耳活フィットネス体験！オトバンクと関西福祉科学大学が提案

オトバンクが提案する「耳活フィットネス」とは

株式会社オトバンクは、2025年5月15日（木）に開催される大阪・関西万博において、関西福祉科学大学との共同プロジェクト「耳活フィットネス」を発表し、実演することを発表しました。この新しい健康習慣は、「書籍を聴きながら運動する」というコンセプトに基づいており、オーディオブックを聴きながら軽い運動を行うことを目的としています。

「耳活フィットネス」は、特にシニア世代に向けた新たな健康アプローチとして注目されています。関西福祉科学大学との共同研究により、オーディオブックと運動を組み合わせた「デュアルタスク」において、認知課題（計算）と同等の脳血流反応が得られたことが報告されています。これにより、脳の活性化を促進し、健康維持に寄与する可能性が示唆されています。

大阪・関西万博でのイベント詳細

大阪ヘルスケアパビリオン「REBORNステージ」にて、耳活フィットネスの体験プログラムが実施されます。イベントは6回にわたって行われ、来場者は実際に音声コンテンツを聴きながら体を動かす体験を通じて、“音で心と身体を整える”新たな健康アプローチを楽しむことができます。

以下はイベントの概要です：

• イベント名：始めてみよう！耳活フィットネス！！（大阪・関西万博 柏原市レギュラーイベント）
• 開催日：2025年5月15日（木） 10:00～20:40
• 場所：大阪ヘルスケアパビリオン「REBORNステージ」
• 内容：ライブプログラム×6回（実演／簡易体験プログラム）、全問正解で記念グッズがもらえるクイズ企画も実施
• 出演：関西福祉科学大学 保健医療学部教授 重森健太氏（インストラクター）
• 司会：ラジオパーソナリティ 泉ゆうこ氏

耳活フィットネスの具体的な内容

耳活フィットネスは、書籍を音声化したオーディオブックを聴きながら身体を動かす新しい習慣です。このプログラムは、特にシニア世代にとって有益であるとされ、関西福祉科学大学との共同研究によって、オーディオブックと運動の組み合わせが脳の前頭葉における血流変化を確認することができました。

このようなデュアルタスクは、身体を動かすことと同時に脳を活性化させるため、健康維持に寄与することが期待されています。また、オーディオブックは、ナレーターや声優が本を朗読した「聴く本」であり、耳だけで読書を楽しむことができるため、文字を読むことが難しい方や、移動中や家事の最中にも利用できる便利なコンテンツです。

近年では、スマートフォンやワイヤレスイヤホンの普及により、音声コンテンツの利用環境が整い、定額で様々な作品が聴き放題となるサブスクリプションプランの導入により、オーディオブックの利用者は急増しています。現在、オーディオブックは、紙や電子書籍に続く第3の書籍として広がりを見せています。

オトバンクの役割と今後の展望

オトバンクは、音声コンテンツを中心に事業を展開しており、特に「聞き入る文化の創造」や「目が不自由な人へのバリアフリー」、さらに「出版文化の振興」を目指しています。日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」を運営し、500社以上の出版社と提携していることから、多様な作品を提供しています。

2024年2月には会員数が300万人を突破する見込みであり、オーディオブックのカテゴリー普及に向けてプラットフォームの拡大を図っています。オトバンクは、音声の力を活用し、日々の生活に取り入れやすい健康習慣として「音×ウェルネス」の可能性を広げていく方針です。

このように、オトバンクが提案する「耳活フィットネス」は、音声コンテンツを活用した新しい健康習慣の一環として、シニア世代に特に有益であることが期待されています。大阪・関西万博でのイベントを通じて、多くの方がこの新しい健康アプローチを体験し、音声と運動の融合による健康維持の可能性を実感することができるでしょう。