映画『認知症世界の歩き方』5月13日よりクラウドファンディング開始!

映画クラファン開始

開催期間:5月13日〜7月11日

映画クラファン開始
映画『認知症世界の歩き方』ってどんな内容?
認知症の父親と息子が絆を取り戻す旅を描くヒューマンドラマです。認知症への理解を深めることを目的としています。
クラウドファンディングはいつから始まるの?
2025年5月13日から日本で開始され、世界8か国で順次展開されます。

映画『認知症世界の歩き方』が実写映画化!

2026年秋、世界各国で公開予定の映画『認知症世界の歩き方』が、2025年5月13日より日本を皮切りに、世界8か国でクラウドファンディングを開始します。この映画は、累計20万部を超えるベストセラー書籍『認知症世界の歩き方』を原案にしたヒューマンロードムービーです。書籍は、認知症の当事者の目から見た世界を「旅のスケッチ」と「旅行記」の形式で表現しており、多くの読者に感動を与えてきました。

映画では、認知症のある父親とその息子が、認知症の困りごとに向き合いながら絆を取り戻していく旅路を描きます。この作品は、認知症に対する誤解や偏見を取り除くことを目的とし、正しい「認知症世界」を広めるための重要な一歩となります。

累計20万部を超えた『認知症世界の歩き方』が実写映画化!5月13日より世界8か国でクラウドファンディング開始! 画像 2

映画化の背景と目的

認知症に対する誤ったイメージが根強く残る中、映画化に挑む理由は明確です。「もう人生終わりだ」「理解不能な行動をとる」といった偏見は、多くの人々を生きづらさや孤立感に追いやっています。書籍やテレビ、ワークショップでは届かなかった層にも、正しい認知症の理解を届けたいと考えています。

映画を通じて「認知症って、そういうことだったんだ」と感じてもらえる作品を目指し、広く認知症についての理解を促進することが重要です。これにより、認知症を自分ごととして捉えるきっかけを提供します。

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クラウドファンディングの詳細

クラウドファンディングは、より多くの人にこのプロジェクトに関わってもらうための手段です。認知症は特別な誰かの話ではなく、人生100年時代において私たち一人ひとりの問題です。日本でのクラウドファンディングを皮切りに、世界8か国で展開し、仲間たちと共に「人類の認知症観を変える」という大きな目標に向かって挑戦します。

クラウドファンディングは以下のプラットフォームで行われます:

  • READYFOR(日本)
    期間:2025年5月13日(火)9時~7月11日(金)23時
    目標金額:500万円
  • KICKSTARTER(英語圏)
    期間:2025年6月2日(月)9時~
    目標金額:100万円
  • ULULE(フランス)
    期間:2025年6月9日(月)9時~
    目標金額:100万円
  • Zec Zec(台湾)
    期間:2025年6月16日(月)9時~
    目標金額:500万円
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注目の返礼品

クラウドファンディングでは、支援額に応じて様々な返礼品が用意されています。返礼品や金額は国によって異なるため、注意が必要です。以下は一部の返礼品の例です:

  1. 書籍『認知症世界の歩き方』実践編&漫画 2冊セット
    日常に役立つ『認知症世界の歩き方 実践編』(書籍)と、子どもでも楽しめる『認知症世界の歩き方 ジュニア』(漫画版)をお届けします。1万円コース。
  2. 「認知症世界」からのお土産 5点セット
    七変化温泉の素やミステリーバス回数券など、旅人くんからの妄想お土産セットが届きます!1万5千円コース。
  3. 公認アンバサダーになれる権
    映画の広報活動に参加できる権利。公式名刺と特別コードをプレゼント。5万円コース。
  4. ホテル「認知症世界」に泊まれる権
    体験型コンセプトホテル「認知症世界」に宿泊できる特別な宿泊券です。10万円コース。
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映画のあらすじと制作メンバー

映画『認知症世界の歩き方』は、認知症のある父親が20年ぶりに再会した息子と共に、自宅へ帰る旅をするヒューマンドラマです。父親の高橋豊(70)は、グループホームで穏やかな日々を過ごしていますが、時折自宅に帰りたくなる気持ちが芽生えます。息子の優輝(32)は、父の財産管理のために一緒に帰ることを決意し、旅の途中で様々な認知症の困りごとに直面しながらも、少しずつ家族の絆を取り戻していきます。

制作メンバーには、監督・脚本の田村祥宏氏やプロデューサーの筧裕介氏が名を連ねています。田村氏は映画的な演出と作家性を重視した映像制作を手がけ、社会課題に関する映画レーベルを設立しました。筧氏は社会課題解決のためのデザイン領域に取り組む専門家です。

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関連イベントと今後の展開

映画制作決定を記念して、「脱偏見」をテーマにしたイベント『issue+design challenge 2025』が、2025年5月13日よりスタートします。全国各地を巡り、多彩なゲストを迎えながら認知症に対する理解を深めていきます。初回は作家の岸田奈美氏を迎え、東京・千駄ヶ谷で開催されます。

また、世界8カ国同時クラウドファンディングの開始を記念したトークイベントも計画されています。各国の現地実践者と共に、認知症に対する取り組みや見方を語り合い、国境を越えた理解を深める機会となります。

項目 詳細
映画タイトル 認知症世界の歩き方
公開予定 2026年秋
クラウドファンディング開始日 2025年5月13日
参加国 日本、フランス、台湾、中国、韓国、イギリス、アメリカ、カナダ、シンガポール
目標金額(日本) 500万円
目標金額(英語圏) 100万円
目標金額(フランス) 100万円
目標金額(台湾) 500万円

このように、映画『認知症世界の歩き方』は、認知症に対する理解を深めるための重要なプロジェクトです。多くの人々がこの映画に参加し、認知症に対する新たな視点を得ることが期待されます。

参考リンク: