ロンシャンの新作「FROM PARIS TO LONDON」2025年秋冬コレクション発表

ロンシャン2025年秋冬コレクション「FROM PARIS TO LONDON」の発表

ロンシャン・ジャパン株式会社は、2025年5月13日11時00分に、新たな秋冬コレクション「FROM PARIS TO LONDON」を発表しました。このコレクションは、フランス パリで1948年に創業されたロンシャンの伝統と革新を融合させたもので、クリエイティブ・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌが手掛けています。

コレクションは、現代のパリジェンヌがパリからイギリスのコッツウォルズ、ロンドンへと旅をする様子を描写しており、全69ルックにわたってアルチザンの美学が表現されています。新進気鋭のフランス人アーティスト、コンスタンタン・リアンとのコラボレーションも注目ポイントです。

コレクションのテーマとインスピレーション

「FROM PARIS TO LONDON」というテーマは、フランスのサヴォアフェールを称賛し、現代のパリジェンヌのライフスタイルを反映しています。コレクションは以下の3つの主要な地域に焦点を当てています。

• PARIS: パリのアルチザン文化を背景にしたスタイル。
• COTSWOLDS: イギリスの美しい自然と伝統的なアート。
• LONDON: 都会的なダイナミズムとファッションの融合。

これらの地域を通じて、ロンシャンは伝統的な手仕事と現代的なデザインを結びつけています。特に、クリエイティブ・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌは、職人の美学を再考し、パリとロンドンの文化的な交差点を表現することに努めています。

PARIS: 現代のパリジェンヌのスタイル

コレクションの最初の部分は、パリのアルチザン文化にインスパイアされたルックが特徴です。現代のパリジェンヌは、セラミークやマロキネリといった地元の専門店を訪れ、独自のスタイルを楽しんでいます。

特に注目すべきは、コバルトブルーに彩られたエッフェル塔柄のセットアップや、エクリュの「ル ロゾ ワーカー」トートバッグです。これらのアイテムは、アーティスト、コンスタンタン・リアンのシグネチャーカラーを取り入れ、現代のパリジェンヌの気質を体現しています。

COTSWOLDS: 自然との調和

次に、コッツウォルズでは、自然と調和したスタイルが強調されます。カシミアのロングニットドレスやシアリングのスリーブレスジャケットが、アルチザンの温もりを感じさせます。また、コッツウォルズの美しい風景に溶け込むような、なめらかな曲線の「ル フローネ」新作も登場します。

この地域でのルックは、アフタヌーンティーの前に散歩する際に選びたいアイテムが揃っており、現代のパリジェンヌが自然の中でリラックスする姿を想像させます。

LONDON: 都会のエネルギー

最後に、ロンドンでは、都会的なエネルギーが感じられるスタイルが展開されます。老舗ダッフルコートブランドとのコラボレーションにより、パリとロンドンの伝統を融合させたアイテムが登場します。

「ル ロゾ トワル ダッフルコート」は、メープルウッド製トグルとオリジナルのストライプ柄裏地が特別な趣を添えています。また、夜のロンドンを楽しむためのレザー製ミニスカートやニーハイブーツとのコーディネートも魅力的です。

ロンシャンのブランド哲学とサステナビリティ

ロンシャンは、1948年にフランス パリで創業され、オーセンティシティとエナジーが融合したメゾンブランドです。70年以上にわたる歴史を持ちながら、現代のパリジェンヌを彷彿とさせるスタイルを発信し続けています。

特に注目すべきは、サステナビリティへの取り組みです。「We produce, we care, we repair」というモットーの下、2019年からは再生素材を使用した「ル プリアージュ®」の開発に着手し、2022年末にはすべての「ル プリアージュ®」がリサイクルナイロンに切り替わりました。

まとめ

ロンシャンの2025年秋冬コレクション「FROM PARIS TO LONDON」は、フランスとイギリスの文化を融合させた新しいスタイルを提案しています。現代のパリジェンヌのライフスタイルを反映し、アルチザンの美学に着想を得たコレクションは、全69ルックにわたって多様な魅力を持っています。

以下の表に、コレクションの主要な要素をまとめました。

ロンシャンは、今後も新しいスタイルとサステナビリティを追求し続け、現代のファッションシーンにおいて重要な役割を果たしていくでしょう。