2025年6月1日から始まる「#キャップアクション」で環境と子ども支援を両立
ベストカレンダー編集部
2025年5月13日 15:10
#キャップアクション開催
開催期間:6月1日〜6月30日
「#キャップアクション」キャンペーンの概要
認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)は、毎年6月を「環境月間」と定め、環境保全と子どもワクチン支援を同時に推進するために、2023年に始まった「#キャップアクション」キャンペーンを今年も開催します。このキャンペーンは、ペットボトルキャップを利用したリサイクル活動を通じて、気軽にSDGsに貢献できる取り組みです。
具体的には、参加者がペットボトルキャップの写真や動画をSNSに投稿することで、1投稿につき1人分のワクチンが途上国の子どもたちに寄付されます。2024年には「Instagram」と「X」に加え、「Threads」も投稿対象に含め、活動の幅を広げていく予定です。
キャンペーンの詳細と参加方法
「#キャップアクション」キャンペーンは、2025年6月1日(日)から6月30日(月)までの期間中に実施されます。参加方法は非常にシンプルで、以下の手順を踏むだけです。
- 「Instagram」、「X」、「Threads」のいずれかのSNSに、ペットボトルキャップが写った写真や動画を投稿する。
- 投稿に「#キャップアクション」のハッシュタグを付ける。
投稿された内容は、ペットボトル飲料やキャップ回収の様子、キャップアートなど、ペットボトルキャップが写っていれば何でも対象となります。ただし、ストーリーズや非公開アカウントからの投稿、公開範囲を制限した投稿は対象外となりますので注意が必要です。
企業・団体の協賛について
本キャンペーンでは、企業や団体からの協賛も募集しています。協賛金は1口1万円から可能で、昨年は6社が協賛しました。協賛企業には以下の特典があります。
- 企業ロゴが入った子どもたちのパネルが提供される。
- 特設ページやプレスリリース、SNSへの投稿に企業ロゴが掲載される。
- 広報に使用できるデジタルチラシやHP等に掲載できるバナーが配布される。
- 希望に応じて、JCVのHPやSNSで企業の支援活動が紹介される。
さらに、キャンペーン期間中に限定したタイアップ協力も受け付けています。たとえば、特定の商品の販売1点につきポリオワクチン1人分(20円)を寄付するなどの取り組みが可能です。
ペットボトルキャップのリサイクルの重要性
ペットボトルキャップは、適切に分別・回収されることで質の高いプラスチックリサイクル素材を生成することができます。近年では、買い物カゴや洗剤のボトルなど、身近な製品から自動車やテレビの部品、工業用パレットに至るまで、さまざまな製品へのリサイクルが進んでいます。
JCVが行うペットボトルキャップの回収・リサイクル事業者は年々増加しており、現在では全国80社以上、100を超える拠点で活動が行われています。推定で年間約13億個のキャップが回収され、これによりポリオワクチン1人分(20円)に換算すると、130万人分以上の子どもワクチン支援につながっています。
感染症とワクチンの必要性
途上国ではポリオや結核、百日咳などの感染症が子どもたちの命を脅かしています。毎日約4,000人の子どもたちが、ワクチンで防げる病気によって命を落としています。JCVは、途上国の子どもたちにワクチンを届ける活動を行っており、1994年の創設以来、1億3,377万3,465人の子どもたちにワクチンを届けてきました。
私たちの活動により、2024年にはミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツの4カ国に1億2,348万9,371円分のワクチンやコールドチェーン機器を贈りました。これにより、多くの子どもたちの命と未来を守ることができています。
JCV団体の概要
認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)は、1994年に設立され、途上国の子どもたちにワクチンを届ける活動を行っています。以下はJCVの基本情報です。
| 団体名 | 認定 NPO 法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会 |
|---|---|
| 代表 | 理事長 剱持 睦子 |
| 創設者 | 細川 佳代子 |
| 本社所在地 | 東京都港区三田 4-1-9 三田ヒルサイドビル8F |
| 設立 | 1994年1月29日 |
| URL | www.jcv-jp.org |
JCVは、竹下景子さんや和田毅さんをはじめとする多くのスペシャルサポーターの協力を受けながら、今後も活動を続けていきます。環境保全と子どもワクチン支援を同時に進める「#キャップアクション」キャンペーンを通じて、多くの人々が参加し、貢献できる機会を提供しています。
参考リンク: