5月16日発売!『幸せになりたいマサムネ君』1巻、リアルな恋愛模様が話題に
ベストカレンダー編集部
2025年5月16日 10:15
マサムネ君1巻発売
開催日:5月16日
『幸せになりたいマサムネ君』1巻の発売と重版決定
2025年5月16日、株式会社文藝春秋は、著者ヨネマイの新作コミック『幸せになりたいマサムネ君』の第1巻を発売しました。この作品は、アラサーのリアルな恋愛模様を描いたもので、予約段階から話題を集めており、発売前に重版が決定したことが発表されました。
この作品は、同人誌として発表された後、文藝春秋の漫画サイト「Seasons」にて商業連載化されました。特に「クズ男」の内面を生々しく描写しており、読者からは「共感しすぎて吐きそう」「全員が傷つく未来しか見えないのに、読む手が止まらない」といった反響が寄せられています。
電子版の人気と書店からの期待
発売に先立ち、単行本に先行して販売された電子版は、わずか2ヶ月半で総DL数が16万3800を超えました(集計期間は2月28日から5月14日まで)。この結果は、読者の期待を裏付けるものであり、全国主要書店からも期待の声が寄せられ、発売日前にもかかわらず重版が決定しました。
このように、電子版の人気が高まる中で、書店からの期待も高まり、作品の注目度が増していることが伺えます。
物語の概要とキャラクター紹介
『幸せになりたいマサムネ君』の物語は、もうすぐ付き合って10年になる彼女がいる26歳のマサムネ君を中心に展開されます。彼は最近、彼女の様子が変わってきたことに不安を抱え、「彼女がいなくなったら、自分はどうなるのか」と悩みます。その不安から、相席バーに向かうことになります。
この作品には、単行本に収録された番外編も含まれており、「付き合う」と約束しないで致してしまった「セフレになる瞬間のキス~セックスまで」をたっぷり37ページ収録しています。
キャラクターの魅力
本作の魅力は、リアルな人間性を持つキャラクターたちにあります。特に、マサムネ君は読み進めるにつれて印象が変化していくキャラクターです。彼は神経質に見えたり、大雑把だったり、男同士でワイワイ飲み会を楽しんだり、意外と優しい一面も持っています。読者は、彼の新しい一面を知ることで、さらに好きになっていくことでしょう。
また、他のキャラクターも非常に細かく描写されており、例えば、モモカは26歳で中学2年生の時にバレエを辞めた後、しばらくガニ股がひどく、お父さんが一生懸命注意して直ったという背景を持っています。さらに、〇〇子は22歳で「パパ活してそう、ガールズバーで働いてそう」と言われがちですが、実際にはそんな度胸はないという設定です。
著者と担当編集のコメント
著者のヨネマイさんは、マサムネ君の推しポイントとして、彼のリアルな人間性を挙げています。彼は読み進めるほどに印象が変わり、現実世界の人間関係のように、会えば会うほど新しい一面を知って好きになってほしいと語っています。また、作品を読むことで共感し、気が楽になってもらえれば嬉しいと述べています。
担当編集者は、「生身の人間が動いている感」を大切にしていると述べており、作品はリアルで素朴な浮気を描いていると説明しています。キャラクターの解像度が高く、細部まで作り込まれているため、読者は共感しやすく、物語に引き込まれるとコメントしています。
書誌情報と購入方法
『幸せになりたいマサムネ君1』の書誌情報は以下の通りです:
| 書名 | 幸せになりたいマサムネ君1 |
|---|---|
| 著者 | ヨネマイ |
| 発売日 | 2025年5月16日 |
| 判型 | B6判 |
| ページ数 | 176ページ |
| 定価 | 880円(税込) |
| ISBN | 978-4-16-090205-3 |
詳細な情報や購入は、文藝春秋の公式サイトからも確認できます。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
このように、『幸せになりたいマサムネ君』は、リアルな恋愛模様と生々しい内面描写で、多くの読者の心を掴んでいます。作品の魅力を感じながら、ぜひ手に取ってみることをお勧めします。
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