リッカーの新型ミシン『RR-001型』が5月下旬に発売！昭和の名ブランド復活

RICCAR(リッカー)ミシンの復活

昭和の時代に一世を風靡したミシンブランド「RICCAR(リッカー)」が、令和の今、再び家庭用ミシン市場に帰ってきます。株式会社NOEXCUSEは、RICCARブランドの新型家庭用ミシン【RR-001型】を2025年5月下旬より全国で発売することを発表しました。さらに、今回の発売を機に全国の正規販売代理店の本格募集も開始します。

新型家庭用ミシン『RR-001型』の概要

新たに登場する『RR-001型』は、家庭用ミシンに必要な「本当に欲しい機能」を厳選し、使いやすさとパワーを両立させた一台です。以下に、製品の基本情報をまとめました。

この新型ミシンは、ハイパワー100Wサーボモーターを搭載しており、厚地の生地もスイスイ縫うことが可能です。ミシンの特長としては、以下の機能が搭載されています。

• 自動糸調子機能
• 自動糸通し機能
• 針位置調節機能
• 針上下ボタン
• スタート、ストップボタン式（オプションでフットコントローラーも付けられます）
• 押え圧調整機能
• ジグザグふり幅調整
• 縫い目の長さ調整機能
• ボタンホールワンウェイ式
• 高輝度LEDライト
• アルミフレームによる高い耐久性

正規販売代理店の募集について

株式会社NOEXCUSEは、RR-001型の発売に合わせて、全国のミシン専門店や手芸店を対象に正規販売代理店の本格募集を開始します。代理店として参加することで、アフターフォローの体制をパートナーとなる代理店様と構築し、業界全体を盛り上げる取り組みを進めていく方針です。

また、販売支援として公式SNSやブランドサイトでのプロモーションサポートも実施される予定です。これにより、代理店はより効果的に新型ミシンの販売を行うことが可能となります。

RICCARの歴史と背景

リッカーミシンは、昭和40年代（1970年〜）において手ごろな価格の既製服がほとんど無かったため、一般家庭では洋服を手作りすることが一般的でした。この流れを支えていたのが、リッカーを含む国内のミシンメーカーたちです。特にリッカーは、国内家庭用ミシンのトップシェアを誇り、日本三大ミシンメーカーとしての地位を築いていました。

リッカーは、テレビドラマや歌番組など多くの番組の提供を行い、1970年には日本万国博覧会でワコール社と共同でパビリオンを展示するなど、大きな影響力を持つ企業でした。特に「電子のお針箱」というキャッチコピーで人気を博したマイティシリーズ（1970年〜1984年）は、人気歌手を起用したテレビCMでも話題となりました。

2022年には、株式会社NO EXCUSEが株式会社ヤマノホールディングスからリッカーの商標権を取得し、2024年には「リッカーニードルパンチミシン」という新しいモデルをもって、待望の復活を果たしました。クラウドファンディングサイト「Makuake」にて実施した先行予約販売のプロジェクトでは、目標の931％を達成し、多くのファンの支持を受けて、念願のRICCARブランドの復活を果たすことができました。

リッカーは今後も、”縫うことの楽しさ”と”道具としての信頼性”を兼ね備えたミシン作りを通じて、日本のハンドメイド業界を盛り上げることを目指しています。

まとめ

新型家庭用ミシン「RICCAR RR-001型」は、家庭用ミシンに必要な機能を厳選し、使いやすさとパワーを兼ね備えた製品です。正規販売代理店の募集も行われ、業界全体の活性化に寄与することを目指しています。リッカーの歴史と背景を踏まえ、今後の展望に期待が寄せられています。

このように、RICCARブランドは新たな一歩を踏み出し、家庭用ミシン市場に再び登場します。新型ミシンの発売と正規代理店の募集により、今後の展開が注目されます。