5月17日、TECH.C.がAzure Kinectを活用した協力パズルゲーム『Enig Mouse』を開発!

Enig Mouse開発

開催日:5月17日

Enig Mouse開発
Azure Kinectって何ができるの?
Azure Kinectは、Microsoftが開発したセンサー技術で、人の動きや深度情報をリアルタイムで検出し、ジェスチャー操作や身体追跡が可能です。
Enig Mouseってどんなゲーム?
Enig Mouseは、4人協力型のパズルゲームで、Azure Kinectを使って杖をかざすことで魔法のような操作を体験できるゲームです。

Azure Kinectを活用した協力パズルゲーム『Enig Mouse』の開発

東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)は、2025年5月17日に、Microsoftとの企業プロジェクトを通じて、最先端の協力パズルゲームを開発しました。このプロジェクトでは、Microsoftが提供するAzure Kinectを活用し、テーマパークでの使用を想定したゲームの制作に取り組みました。

Azure Kinectとは、Microsoftが開発した先進のセンサー技術を搭載したデバイスであり、空間内の人の動きや深度情報をリアルタイムで検出することができます。この技術により、ジェスチャー操作や身体追跡、さらには3Dスキャンなど、多様な活用が可能となります。

【TECH.C.】Azure Kinectを活用した最先端協力パズルゲーム制作が大成功!未来のテーマパーク体験を学生が創造! 画像 2

ゲーム『Enig Mouse』の特徴と体験

学生たちが開発した『Enig Mouse(エニグマウス)』は、4人協力型のパズルゲームであり、テーブルに杖をかざすことで魔法のような操作が可能な体験型ゲームです。Azure Kinectを活用し、杖の先にセンサーを取り付けることで、動きを高精度で検出します。さらに、プロジェクションマッピングと連動させることで、机の上にリアルタイムで映像を投影し、まるで“魔法をかけている”かのような没入感を実現しました。

ゲーム内の世界観にも妥協はなく、学生たちは“魔法使い”というコンセプトに基づいて、ゲーム内で使用する杖や小物、衣装も自ら手作りしました。特に魔法の杖は、センサーが反応しやすくするために形を整えたり、質感を出すために塗装を施したりするなど、細部にまでこだわりが見られます。

【TECH.C.】Azure Kinectを活用した最先端協力パズルゲーム制作が大成功!未来のテーマパーク体験を学生が創造! 画像 3

イベントでの成功と反響

この作品は、滋慶学園グループ主催のイベント「COMゲームショウ」にも出展されました。当日はバグも一切なく、長時間の稼働でも安定した動作を実現しました。『Enig Mouse』のブースには多くの人が訪れ、行列ができるほどの盛況ぶりで、まさに「大成功」と呼ぶにふさわしい結果を収めました。

今回の企業プロジェクトは、TECH.C.ならではの実践型授業の一環であり、学生たちはゲーム企画から開発、演出、空間設計に至るまで、すべてを自らの手で行いました。このプロセスを通じて、発想力や対応力、高度な実践力を身につける貴重な機会となりました。

【TECH.C.】Azure Kinectを活用した最先端協力パズルゲーム制作が大成功!未来のテーマパーク体験を学生が創造! 画像 4

TECH.C.の企業プロジェクトの意義

TECH.C.の企業プロジェクトは、業界で活躍する企業から実践的な課題が提供され、学生がその解決に挑戦する独自のカリキュラムです。以下に企業プロジェクトの主なメリットを挙げます。

  • プロの現場を体験できる – 実際の企業からの課題に取り組むことで、現場で求められるスキルや考え方を学べます。
  • 就職・キャリアに直結する – 企業の担当者に自分の作品を見てもらえるため、実力をアピールするチャンスが得られます。プロジェクトを通じて得た経験や成果は、就職活動の強みとなります。
  • 現場レベルのスキルが身につく – 授業だけでは学べない実務レベルのクオリティやスケジュール管理を経験でき、プロからのフィードバックを直接受けることでスキル向上に役立ちます。
  • 実際に採用されることも – 学生が提案・制作した作品や企画が企業に認められ、商品化や採用に至るケースも多数あります。

このように、TECH.C.の企業プロジェクトは実践的な学びを通じて「プロに求められる力」を身につける絶好のチャンスであり、大きな成長の場となっています。

【TECH.C.】Azure Kinectを活用した最先端協力パズルゲーム制作が大成功!未来のテーマパーク体験を学生が創造! 画像 5

学校法人コミュニケーションアートの概要

滋慶学園COMグループに属する東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)は、「産学協同」を活かした独自の教育システムを持ち、ゲーム・VTuber業界、IT・AI・ロボット業界、CG映像・アニメ・イラスト業界などを目指すことができます。TECH.C.では、技術やコミュニケーションに加え、以下の3つの考え方を学ぶことが重要視されています。

  1. 無限の創造力を発揮することの大切さ
  2. 変化の時代に常に新しい考えを生み出すことの重要性
  3. 世界中の人々に共感を与え、感動と行動を生み出すことの意義

これらの考え方を通じて、「自分らしさ」を活かし、未来をつくる人材を育成しています。

【TECH.C.】Azure Kinectを活用した最先端協力パズルゲーム制作が大成功!未来のテーマパーク体験を学生が創造! 画像 6

オープンキャンパスのご案内

TECH.C.のゲーム分野に関わる専攻に興味を持っている方は、ぜひオープンキャンパスに参加してみることをおすすめします。オープンキャンパスでは、ゲーム業界について知ることができる学校説明会や、現役プロの先生によるゲームプログラミング体験など、貴重な体験ができます。

オープンキャンパスの詳細は、公式サイトで確認できます。

オープンキャンパス情報: https://www.tech.ac.jp/opencampus/

項目 内容
プロジェクト名 Enig Mouse(エニグマウス)
開発日 2025年5月17日
使用技術 Azure Kinect
ゲームタイプ 4人協力型パズルゲーム
出展イベント COMゲームショウ
企業プロジェクトのメリット プロの現場体験、就職・キャリアに直結、現場レベルのスキル習得、作品の採用可能性

以上の内容を通じて、TECH.C.がいかに学生たちの実践的な学びを支援し、未来のクリエイターを育成しているかが理解できるでしょう。今後もこのような取り組みが続けられることが期待されます。