NEWLOCAL、5月20日に4億円の資金調達完了!地域共創へ加速
ベストカレンダー編集部
2025年5月20日 14:50
NEWLOCAL資金調達完了
開催日:5月20日
株式会社NEWLOCAL、シリーズAで4億円の資金調達を完了
株式会社NEWLOCAL(ヨミ: ニューローカル、本社:東京都中央区、代表取締役:石田 遼)は、2025年5月20日にシリーズAラウンドにおいて、株式会社サムライインキュベートをリード投資家とし、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本イノベーションズ)、JR東日本スタートアップ株式会社、KDDI株式会社の「KDDI Regional Initiatives Fund 1号」、アグリビジネス投資育成株式会社などを引受先とする第三者割当増資により、総額4億円の資金調達を完了したことを発表しました。この結果、創業からの累計調達額は融資を含めて10億円に達しました。
今回の資金調達は、NEWLOCALが人材採用、新規エリア開拓、事業開発を推進し、地域ごとの特性を活かした持続可能なまちづくりモデルの確立を加速させるための重要なステップとなります。これにより、日本各地への展開を進めることが期待されています。
NEWLOCALの事業内容と取り組み
NEWLOCALは「地域からハッピーシナリオを共に」というミッションを掲げ、人口減少社会における持続可能な地域モデルの確立を目指しています。具体的には、日本各地で不動産開発を中心としたまちづくり事業を展開しています。
地域の未来を担うリーダーの共同創業者としてジョイントベンチャー(JV)を設立し、「人・金・知恵」が循環する仕組みを構築することで、地域に根ざした自立的な事業の創出と拡大を実現しています。
事業モデルの実績
創業からわずか3年で、長野県野沢温泉村、御代田町、秋田県男鹿市、京都府丹後、石川県小松市の5地域で事業を展開しています。これまでに宿泊施設や飲食店など12の施設を開発・運営しており、地域経済に対して具体的かつ持続的なインパクトを生み出しています。
これまでの取り組みを通じて、累計10億円の資金を調達し、50名以上の雇用を創出しています。このうち約半数は地域外からの移住者であり、地域の活性化に寄与しています。
今後の展望と地域展開
NEWLOCALは、2027年までにさらに10地域への展開を計画しています。各地での実践を通じて再現可能な地域モデルの確立を目指し、確立したモデルを全国に広げることを目指しています。
まちづくりを産業化し、日本のエコシステムを構築することで、世界への展開も視野に入れています。人口減少というグローバル共通の課題に対して、地域主導で持続可能な経済圏を築くことを目指しています。
資金調達の詳細と投資家のコメント
今回の資金調達により、NEWLOCALは人材採用、既存エリアにおける事業開発、新規エリア開拓を行い、地域ごとの特性を活かした持続可能なまちづくりモデルの確立を加速させます。
新規株主との連携を通じて、多地域居住時代における生活サービスの開発や、大企業の地域での「関わりしろ」の創出を行うことが期待されています。
投資家からの期待の声
株式会社サムライインキュベートの代表取締役 榊原 健太郎 様は、「地域資源と文化的価値を事業へ昇華させる稀有なプレーヤー」としてNEWLOCALの取り組みを評価しています。また、西日本旅客鉄道株式会社の飯田 稔督 様は「人材・金・知恵が循環する地域づくりを日本全国へ」との期待を寄せています。
JR東日本スタートアップ株式会社の柴田 裕 様は「地域リーダーとタッグを組む地域創生が面白い」と語り、地域リーダーとの連携の重要性を強調しました。KDDIの江幡 智広 様は「未来の地域のロールモデル」としてNEWLOCALの取り組みを称賛し、地域の魅力を高める新たなモデルづくりに貢献する意欲を示しました。
株式会社NEWLOCALの概要
株式会社NEWLOCALは、地域からハッピーシナリオを共に創出することをミッションに掲げています。具体的には、不動産開発を中心としたまちづくりを行い、人口減少社会における持続可能な地域モデルの実現を目指しています。
現在は、長野県野沢温泉村、御代田町、秋田県男鹿市、京都府丹後、石川県小松市の5つの地域で事業を展開しており、2027年までに10地域への拡大を計画しています。
会社情報
- 代表者:代表取締役 石田 遼
- 所在地:東京都中央区日本橋小舟町14-7 SOIL Nihonbashi 401
- 設立:2022年7月
- 事業概要:
- 建築、不動産、エリア開発の企画、開発、運営およびコンサルティング
- まちづくり、地域活性化についてのコンサルティング
- 地域商社の設立、経営および運営
- URL:https://www.newlocal.co.jp/
まとめ
株式会社NEWLOCALは、地域に根ざした持続可能なまちづくりモデルの確立を目指し、今回のシリーズAラウンドで4億円の資金調達を完了しました。この資金を活用して、人材採用や事業開発を推進し、地域ごとの特性を活かした事業展開を加速させることが期待されています。
以下は、今回の資金調達やNEWLOCALの事業に関する情報をまとめた表です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 資金調達額 | 4億円 |
| 累計調達額 | 10億円 |
| 展開地域 | 長野県野沢温泉村、御代田町、秋田県男鹿市、京都府丹後、石川県小松市 |
| 雇用創出数 | 50名以上(約半数は地域外からの移住者) |
| 今後の展望 | 2027年までに10地域への展開 |
NEWLOCALは、地域の特性を活かした持続可能なまちづくりを進めており、今後の展開に注目が集まります。