『少年ジャンプ』伝説の編集長の仕事術を解き明かす書籍『ボツ』が5月22日発売

書籍『ボツ』発売

開催日:5月22日

書籍『ボツ』発売
『少年ジャンプ』伝説の編集長ってどんな人なの?
鳥嶋和彦氏は『ドラゴンボール』や『ONE PIECE』などのヒット作を生み出した編集者で、厳しい仕事術で知られる。
新しい本『ボツ』はどんな内容なの?
『ボツ』は鳥嶋和彦氏の仕事術を紹介し、ヒット作誕生の裏側を探る内容で、2025年5月22日に発売される。

『少年ジャンプ』伝説の編集長が語る仕事術

2025年5月22日、株式会社小学館集英社プロダクションから、書籍『ボツ 『少年ジャンプ』伝説の編集長の ❝嫌われる❞ 仕事術』が発売されます。この書籍では、数々のメガヒットを生み出した編集者、鳥嶋和彦氏がその成功の裏にある仕事術を公開します。彼は『ドラゴンボール』や『ドラゴンクエスト』などの名作に関わり、漫画からアニメ、ゲームまで多岐にわたるヒットを生み出した立役者です。

本書は、かつて『ジャンプ』に夢中だった元少年たちに向けて書かれたもので、鳥嶋氏の経験やエピソードを通じて、どのようにしてヒット作品が生まれたのかを探ります。彼の手がけた作品には、『Dr.スランプ』『ドラゴンボール』『ONE PIECE』『NARUTO-ナルト-』など、数多くの名作が並びます。

『少年ジャンプ』伝説の編集長が「メガヒット連発」の仕事術を大公開。書籍『ボツ』が5/22(木)発売! 画像 2

鳥嶋和彦のヒットを生む仕事術

鳥嶋氏は、ヒットを生むためには時には厳しい決断が必要であると語ります。彼の仕事術は、決して甘くはなく、厳しい現実と向き合う姿勢が求められます。以下は、彼の代表的なエピソードです。

  • 『ドラゴンボール』の人気が急降下! 立て直しの秘策として生まれた「天下一武闘会」。
  • 『ドラゴンクエスト』が売上に貢献していないとの上司の言葉に反発。 そこから生まれた漫画『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』。
  • アニメ『ドラゴンボールZ』の視聴率回復。 番組プロデューサーを解任し、新たな視点で制作を進めた。
  • 『ONE PIECE』の連載決定。 4時間越えの会議での奇跡的な決断。
  • 新企画を中止し、作家に謝罪行脚。 そこから生まれた作品には『NARUTO-ナルト-』や『BLEACH』などがある。

これらのエピソードからは、鳥嶋氏の厳しい仕事ぶりと、その背後にある情熱が感じられます。彼は失敗を恐れず、常に新しい挑戦を続けてきました。

『少年ジャンプ』伝説の編集長が「メガヒット連発」の仕事術を大公開。書籍『ボツ』が5/22(木)発売! 画像 3

伝説の編集者の驚愕エピソード

本書では、鳥嶋氏の編集者としてのキャリアを通じて、数々の驚愕のエピソードが紹介されます。彼は、時に厳しい決断を下し、時には作家との関係を築きながら、ヒットを生み出してきました。

  1. 鳥山明に500枚ものボツを出し続けた。
  2. 「指定した部数に足りない!」と会社役員に土下座を要求した。
  3. 「原作どおりじゃない!」とテレビ番組のプロデューサーを解任した。
  4. アニメ番組を早々に打ち切った代理店は、『ジャンプ』編集部には出禁。
  5. 「締め切りに絶対遅れるな!」と全連載作家に家庭訪問を行った。
  6. ヒットの出せない編集者は、他部署へ異動。

これらのエピソードは、鳥嶋氏の仕事に対する真摯な姿勢を物語っています。彼の厳しさは、時には周囲から反発を受けることもあったでしょうが、結果として多くのヒット作品を生み出すことに成功しました。

『少年ジャンプ』伝説の編集長が「メガヒット連発」の仕事術を大公開。書籍『ボツ』が5/22(木)発売! 画像 4

著者プロフィールと書籍情報

著者の鳥嶋和彦氏は、1976年に集英社に入社し、創刊8年目の『週刊少年ジャンプ』編集部に配属されました。彼は、鳥山明や桂正和、稲田浩司などの人気漫画家を発掘し、育成しました。また、彼は漫画だけでなく、アニメやゲームに深く関わり、メディアミックス展開を推進してきました。

以下は、書籍の詳細情報です。

著者 鳥嶋和彦
仕様 四六判・並製・308頁・本文1C
定価 1,760円(10%税込)
発売予定日 2025年5月22日
ISBN 978-4-7968-7447-2
発売元 小学館集英社プロダクション
商品URL https://www.amazon.co.jp/dp/479687447X

本書では、鳥嶋氏の仕事術やヒットを生む秘訣が惜しみなく語られており、漫画業界に興味がある方や、創作に携わる方にとっては必読の一冊となるでしょう。彼がどのようにして数々の名作を生み出してきたのか、その真実を知ることができる貴重な機会です。

以上の内容を通じて、鳥嶋和彦氏の仕事術や彼が関わった作品の裏側を知ることができる本書『ボツ』は、多くの人々にとって興味深い一冊となることでしょう。