ラクスのメールディーラーにAIエージェント機能搭載、6月より提供開始
ベストカレンダー編集部
2025年5月22日 11:45
AIエージェント機能公開
開催日:6月1日

ラクスが「メールディーラー」にAIエージェント機能を搭載
株式会社ラクス(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中村崇則)は、2025年5月22日に、問合せ対応業務の完全自動化を目指して「メールディーラー」にAIエージェント機能を連続リリースすることを発表しました。この発表は、企業の業務効率化や人材不足の解消に向けた重要な一歩となるでしょう。
「メールディーラー」は、企業が顧客からの問い合わせに対応するためのクラウド型の問合せ管理システムです。これに新たに搭載されるAIエージェント機能は、業務の自動化を進め、より効率的な業務運営を実現することを目的としています。

AIエージェントのリリーススケジュール
ラクスは、AIエージェントのリリースを段階的に行う計画を立てています。具体的には、以下のようなスケジュールで新機能を提供する予定です。
- メール作成エージェント(2025年6月提供予定)
担当者が返信の要点を入力することで、AIが即時にビジネス文書として整ったメールを生成します。 - 回答自動生成エージェント(2025年10月提供予定)
過去の対応履歴やFAQなどのナレッジを基に、最適な回答をAIが生成します。 - 関連FAQ自動表示エージェント(2027年3月期予定)
ユーザーのフォーム入力内容に応じて、関連するFAQをリアルタイムで表示し、自己解決を促進します。 - 問合せ対応自己学習エージェント(2027年3月期予定)
新たな問合せとその対応内容をAIが継続的に学習し、次回以降の回答作成に反映します。
AIエージェント開発の背景
近年、人材不足や業務効率化の重要性が増している中で、企業は限られたリソースを最大限に活用する必要があります。特にサポート業務においては、問い合わせ量の増加や対応スピードの向上が求められています。これに対応するため、ラクスはAI技術を活用し、業務の自動化を進めることを決定しました。
さらに、生成AIをはじめとする技術革新が急速に進展している現代において、これまで人のスキルやノウハウに依存していた業務も、AIによる自動対応が現実的な選択肢となっています。ラクスは、20年以上にわたって蓄積された問い合わせ対応のノウハウとAI技術を融合させ、業務の完全自動化を目指します。
メールディーラーの特長と実績
株式会社ラクスが提供する「メールディーラー」は、info@やsupport@などの共有メールアドレスやメーリングリストアドレスでのメール対応を効率化するためのクラウド型の問い合わせ管理システムです。このシステムは、複数名でのメール対応に伴う「メールの見落とし」「メールの二重対応」「Cc共有メールでの煩雑化」といった問題を防ぎ、業務効率の向上に寄与します。
「メールディーラー」は2001年の提供開始以来、お客様のニーズに応じた機能開発を行い、累計導入社数は8,000社を超えています。また、16年連続で売上シェアNo.1を獲得しており、業界内での信頼性と実績は確固たるものです。
会社概要と連絡先
株式会社ラクスは、東京都渋谷区に本社を構え、2000年11月1日に設立されました。資本金は3億7,837万8千円で、クラウドサービス事業を中心に展開しています。
以下に会社の基本情報をまとめます。
項目 | 詳細 |
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会社名 | 株式会社ラクス |
本社所在地 | 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27番5号 リンクスクエア新宿 |
代表者 | 代表取締役 中村 崇則 |
設立 | 2000年11月1日 |
資本金 | 3億7,837万8千円 |
事業内容 | クラウドサービス事業 |
本件に関する問い合わせは、ラクスクラウド事業本部のマーケティング統括部、担当者である山盛 有希子(やまもり ゆきこ)までご連絡ください。メールアドレスは it-mkt@rakus.co.jp です。
以上の情報から、ラクスが「メールディーラー」に搭載するAIエージェント機能が、問合せ対応業務の効率化と自動化に向けた大きな進展であることが理解できます。業務の効率化を図るための新機能の導入が期待されます。
参考リンク: