横浜・三溪園で6月5日から始まる花しょうぶ展と梅づくしイベントを堪能しよう
ベストカレンダー編集部
2025年5月22日 14:12
花しょうぶ展開催
開催期間:6月5日〜6月8日
横浜・三溪園にて梅雨を愉しむ、味わう「花しょうぶ展」・「梅づくし」を開催
横浜市中区に位置する国指定名勝「三溪園」では、梅雨の時期に合わせて、特別なイベント「花しょうぶ展」と「梅づくし」を開催いたします。これらのイベントは、梅雨の美しさと味わいを存分に楽しむことができる貴重な機会です。特に、ハナショウブやスイレン、アジサイなどの花々が園内を彩るこの季節に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
「花しょうぶ展」では、約5,000種類にも及ぶ品種改良が行われてきたハナショウブの美しさを堪能できます。日本花菖蒲協会が育てた選りすぐりのハナショウブが、鉢植えや切り花として毎日入れ替え展示されます。また、栽培に関する無料相談も行っており、訪問者は専門家から直接アドバイスを受けることができます。
花しょうぶ展の詳細
「花しょうぶ展」は、令和7年6月5日(木)から8日(日)まで開催され、入場は無料ですが、入園料が別途必要です。以下はイベントの詳細です。
| 日程 | 時間 | 場所 | 料金 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 令和7年6月5日(木)~8日(日) | 10:00~16:00(初日は13:00~) | 外苑 中央広場 | 無料(入園料別途) | 約120鉢の鉢植え展示、鉢植えの販売(無くなり次第終了) |
日本花菖蒲協会は昭和5年に発足し、100年近くにわたり花菖蒲の普及活動を行っています。また、品種検証も担っており、今回のイベントでもその専門性を活かした展示が期待されます。
梅づくしイベントの魅力
続いて、「梅づくし」イベントでは、かつて「幻の梅」とも呼ばれた杉田梅をテーマにした特別な講習とランチが提供されます。講師には料理研究家の市原由貴子氏を迎え、梅の特徴や加工方法についての講習が行われます。この講習はお土産付きで、参加者は梅の風合いを楽しむことができる逸品が詰め込まれた本企画限定ランチを味わうことができます。
「梅づくし」の詳細は以下の通りです。
| 日程 | 時間 | 場所 | 料金 | 内容 |
|---|---|---|---|---|
| 令和7年6月15日(日) | 10:30~12:15 / 12:30~14:15(各回20名様限定) | 外苑 待春軒 | 4,200円(税込・入園料別途) | 講習(杉田梅の歴史解説、梅酒と梅ジュースの作り方の実演)、待春軒限定ランチ「旬彩弁当 梅」(ハーフサイズ三溪そば付)、お土産(杉田梅みそだれ) |
市原氏は、杉田梅を使った料理の普及活動を行っており、参加者は専門的な知識を学ぶことができる貴重な機会となります。また、杉田梅を使った梅干しや調味料も限定販売され、商品購入のみの場合は予約不要で参加可能です。
杉田梅の歴史と三溪園について
杉田梅は、安土桃山時代に領主の勧めにより栽培が始まり、江戸時代には関東随一の梅林として知られていました。しかし、時代の変遷と共に宅地化が進み、現在では「幻の梅」としてわずかに残るのみです。三溪園では、杉田梅を知ってもらうための普及活動が行われており、2016年からは梅の加工方法を紹介するイベントも開始され、今年で9回目を迎えます。
三溪園自体は、実業家・原三溪によって1906年に一般公開され、約17.5haの広大な敷地には歴史的価値の高い建造物が配置されています。四季折々の美しい景色が楽しめる日本庭園として、多くの訪問者に愛されています。
三溪園の基本情報
三溪園の基本情報は以下の通りです。
| 施設名 | 三溪園(さんけいえん) |
|---|---|
| 運営 | 公益財団法人三溪園保勝会 |
| 所在地 | 〒231-0824 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1 |
| 連絡先 | TEL 045-621-0635 |
| 公式HP | https://www.sankeien.or.jp |
| 入園料 | 大人900円/小中学生200円 |
| 開園時間 | 9:00~17:00(最終入園16:30) |
| アクセス | JR根岸線根岸駅から市営バスで10分「本牧」下車、徒歩10分 |
三溪園は、歴史と文化の継承・発展に寄与する場として、今後も多くのイベントを通じて地域に貢献していくことが期待されています。梅雨の季節において、自然の美しさと梅の魅力を存分に味わうことができるこの機会を逃さず、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
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