sioとSLAPSが新メンバーシップサービスを2025年夏にリリース予定
ベストカレンダー編集部
2025年5月22日 16:51
新メンバーシップ発表
開催日:6月1日
新たなメンバーシップサービスの共同開発
株式会社Decentier(東京都目黒区、代表取締役:小畑 翔悟)は、sio株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:鳥羽 周作)と業務提携し、デジタル会員権アプリ『SLAPS』を活用した新しい飲食店向けメンバーシップサービスの共同開発を開始しました。この新たなサービスは、2025年夏にリリース予定です。
sioは、イノベーティブレストランからファミリーレストランまで多彩な飲食店を展開し、公開レシピやフードプロデュースなど、レストランの枠を超えた食体験を提供してきました。今回の共同開発では、sioの知見や要望をSLAPSのサービス設計に反映し、飲食ブランドとその顧客にとって「あったらすごくいい」メンバーシップ体験の創出を目指しています。
メンバーシップの特徴と特典
新たに共同開発されたメンバーシップサービスは、sioの顧客向けにも提供される予定です。sioメンバーシップのコンセプトは「もっとおいしい、レストラン体験」です。会員権を購入したお客様は、sioメンバーシップの「ゴールドメンバー」となり、以下の特典を受けられます。
- ゴールドメンバーカードの発行
- 限定の特別イベントへの招待
- 限定スペシャリテの提供
- ウェルカムサービス
- まかない試食体験
- 新メニューの先行試食会
- 店舗での研修体験
- 人気メニューのオンライン料理教室
また、専属コンシェルジュによる予約サポートや、優先・直前予約の権利も付帯し、よりスムーズかつ特別なレストラン体験が可能になります。初期リリースでは、「ゴールドメンバー」を100名限定で募集予定です。
メンバーシップのランクアップ制度
この新たなメンバーシップサービスでは、会員の訪問・利用頻度や、知人友人へのギフティング、メンバーシップの紹介などのアクションにより、メンバーシップはランクアップしていきます。ランクに応じた権利や特典を受けることができる仕組みです。
このように、sioメンバーシップは単なる特典の提供にとどまらず、顧客との関係を深めるための新しい手段として機能します。顧客が積極的に参加し、交流を深めることで、より豊かなレストラン体験が実現されることを目指しています。
今後の展望とテクノロジーの活用
sioメンバーシップを通じて得た知見やフィードバックをもとに、今後も飲食店ブランドにとって使いやすく、顧客にとって魅力的なメンバーシップ体験の提供を目指して共同開発を継続していきます。将来的には、メンバーシップやチケットをweb3技術を活用して発行する構想も進行中です。
テクノロジーを通じて、メンバーにより特別な体験を提供し、メンバーシップが“新たな資産”となる世界を目指しています。このような取り組みにより、飲食業界全体の発展を促進し、顧客の期待に応える新しい価値を提供していくことが期待されています。
sioとSLAPSの概要
sioは、2018年にイノベーティブレストラン「sio」をオープンしました。同店はミシュランガイド東京2020から6年連続で掲載されており、現在「sio YOYOGIUEHARA」「sio AOYAMA」「o/sio」「FAMiRES」「NAGANO」「㐂つね」「ザ・ニューワールド」「o/sio FUKUOKA」「おいしいパスタ」と9店舗を展開しています。おいしいを超えた感動体験を提供しているレストランです。
一方、SLAPSはライフスタイルに関するブランドがデジタル会員権を発行できるサービスです。サービスリリース当初は飲食ブランドを中心にラインナップをしていき、順次、飲食以外のファッション、ホテル、アウトドアなどのブランドのデジタル会員権の発行も進めていきます。テスト導入を目的にβ版の提供を開始しており、2025年夏以降での商用版リリースに向けて準備を進めています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 共同開発企業 | 株式会社Decentier、sio株式会社 |
| サービス名 | 新しい飲食店向けメンバーシップサービス |
| リリース予定 | 2025年夏 |
| ゴールドメンバー特典 | カード発行、特別イベント招待、限定スペシャリテ提供など |
| 初期募集人数 | 100名限定 |
| 今後の展望 | web3技術を活用したメンバーシップ発行 |
このように、株式会社Decentierとsio株式会社の共同開発による新しいメンバーシップサービスは、飲食業界における新たな価値提供を目指しています。顧客にとって魅力的な体験を提供し、飲食店ブランドとの関係を深めるための新しい手段として注目されることでしょう。
参考リンク: