ロバート・スチーブンソン氏、日本サイバーディフェンスCROに就任し新たな展開へ
ベストカレンダー編集部
2025年5月26日 09:55
スチーブンソン氏CRO就任
開催日:5月26日
ロバート・スチーブンソン氏が日本サイバーディフェンスのCRO(最高収益責任者)に就任
2025年5月26日、東京に本社を置く日本サイバーディフェンス株式会社(以下、NCD)は、ロバート・スチーブンソン氏が最高収益責任者(CRO)に就任したことを正式に発表しました。スチーブンソン氏は、重要インフラ、OT(運用技術)、規制産業などの多岐にわたる分野で豊富な実務経験を有し、日本のエンタープライズ・テクノロジーやサイバーセキュリティ業界での長年の貢献が期待されています。
NCDは、国家レベルのサイバー脅威に対する防衛態勢の重要性が高まる中、スチーブンソン氏のリーダーシップのもと、体制を一層強化し、日本発の先進的なソリューションを政府機関や金融、重要インフラ業界の企業に提供していく方針です。
CRO就任の背景と意義
スチーブンソン氏の就任は、NCDが日本市場においてサイバー防衛のリーダーシップを強化するための重要なステップと位置づけられています。彼の豊富な経験を活かし、NCDは公的機関や民間企業との緊密な連携を図りながら、商業戦略や顧客エンゲージメントの強化、市場拡大を加速させていくことが期待されています。
特に、スチーブンソン氏は「ソブリン・ディフェンス」を基軸としたプラットフォームの拡充を推進し、クライアントの多様なニーズに応える体制を整えることが求められています。NCDは新たな発展段階に突入し、より広範かつ迅速なサービスを提供することを目指しています。
カータン・マクラクリン CEOのコメント
日本サイバーディフェンスの創設者兼CEOであるカータン・マクラクリン氏は、スチーブンソン氏の専門的知見について次のように述べています。
「スチーブンソン氏は、重要インフラ、OT(運用技術)、規制産業の各分野において、深い専門的知見を有しています。彼のリーダーシップのもと、クライアントの多様なニーズに応えつつ、『ソブリン・ディフェンス』を基軸としたプラットフォームの拡充を推進していきます。」
この発言からも、スチーブンソン氏の就任がNCDにとってどれほど重要であるかが伺えます。
ロバート・スチーブンソン氏のプロフィール
ロバート・スチーブンソン氏は、Temasekのサイバーセキュリティファンドおよびコンサルティング会社であるISTARI社の日本担当マネジング・ディレクターとして、数多くの日本企業に対してOTや重要インフラ分野の助言を行ってきました。彼は、Sygnia、Claroty、BlueVoyant、Axioなどの投資先企業の立ち上げにも携わり、サイバーセキュリティにおけるリーダーシップを発揮しています。
また、Sumo LogicやLenovo、Taniumなどのトップ企業でも活躍し、海外先端技術を日本のセキュリティ市場に導入するための貢献を果たしてきました。彼の学歴としては、米国コルビー・コレッジにて経済学・政治学・アジア研究の学士号を取得しています。
スチーブンソン氏のコメント
スチーブンソン氏は、NCDへの就任に際し、次のようにコメントしています。
「NCDが迎えている重要な成長の局面に参画できることを、大変嬉しく思います。日本の主要産業とのパートナーシップをさらに強化し、『ソブリン・ディフェンス』ソリューションの持続的な提供に尽力いたします。」
このコメントからも、スチーブンソン氏がNCDにおける役割を非常に重要視していることが伝わります。
NCDの今後の展望
ロバート・スチーブンソン氏の就任により、NCDは日本市場に特化したサイバーディフェンスサービスおよびソリューションの提供を加速することになります。彼のリーダーシップのもと、政府機関や産業界のクライアントに対する対応力を高め、信頼性の高い国内向け技術を活用することで、日本の重要インフラの防御体制を一層強化していくことが見込まれています。
特に、NCDは「ソブリン・ディフェンス」を基軸としたプラットフォームの拡充を進めることで、クライアントに対するサービスの質を向上させていく方針です。これにより、国家のサイバーレジリエンスを守るというミッションを達成するために、より多くの企業や公的機関との連携を強化していくことが期待されています。
会社概要
日本サイバーディフェンス株式会社に関する基本情報は以下の通りです。
| 会社名 | 日本サイバーディフェンス株式会社 |
|---|---|
| 創業者・CEO | カータン・マクラクリン |
| 設立 | 2017年10月11日 |
| 事業内容 | サイバーセキュリティの体制アドバイス、セキュリティイベント監視(SIEM)、インシデント対応、サイバー脅威インテリジェンス事業 |
| 所在地 | 102-0083 東京都千代田区麹町3-10-1 TWG麹町701 |
| ウェブサイト | www.nihoncyberdefence.co.jp |
| www.linkedin.com/company/nihon-cyber-defence/ |
NCDは、サイバーセキュリティの重要性が高まる中で、より強固な防衛体制を構築するための取り組みを続けています。ロバート・スチーブンソン氏の就任は、同社にとって新たな成長の機会をもたらすものであり、今後の展開が注目されます。
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