小平と太陽ガスが2026年8月1日に合併、新たな持株会社体制へ移行

小平株式会社と太陽ガス株式会社の合併発表

2025年5月26日、小平株式会社（代表取締役社長：小平 勘太）と太陽ガス株式会社（代表取締役社長：小平 昇平）は、2026年8月1日をもって合併し、持株会社体制へ移行することを発表しました。この合併は、両社の強みを組み合わせ、持続可能なエネルギー供給と革新的なサービスを提供するための重要なステップです。

合併および持株会社体制への移行の目的は、脱炭素化やエネルギー価格の変動、人口減少などの課題に迅速に対応することです。太陽ガスが持つリフォームや電気工事、脱炭素技術を活用し、小平株式会社の広範な販売網を活かすことで、シナジー効果を創出することを目指しています。

KOBIRAグループの企業理念

合併後のKOBIRAグループは、企業理念を一新し、「これからの百年も、地域から安心と希望の火を熾す。」を掲げています。この理念は、地域の中小企業としての役割を果たしつつ、全国の事業者に新たな形を示すことを目指しています。

KOBIRAグループの理念は、100年以上の歴史を持つ小平株式会社の創業以来の精神を受け継いでいます。初代の鍛冶屋から始まり、LPガス事業やIT事業、国際貿易など多様な分野へと発展してきた歴史があります。地域の暮らしを守る「安心」と未来を形づくる「希望」を提供することが、KOBIRAグループの使命です。

KOBIRAの志（ビジョン）

KOBIRAグループは、理念を実現するために以下の4つの柱を掲げています。

1. 志 其の壱（ビジョン1）
   地域の希望であり続けるため、持続的な事業成長を実現することを目指します。
2. 志 其の弍（ビジョン2）
   個々のライフデザインに寄り添いながら、チームの成果を追求する組織を目指します。
3. 志 其の参（ビジョン3）
   地域の可能性を引き出し、活気ある街づくりに貢献します。
4. 志 其の四（ビジョン4）
   地に根ざしたイノベーションを共創し、社会課題の解決を目指します。

合併の詳細

合併の日程は2026年8月1日を予定しており、吸収合併方式を採用します。小平株式会社が存続会社となり、太陽ガス株式会社は消滅会社となります。この合併後、持株会社体制へ移行するため、事業会社として以下の3社を設立する予定です。

• 太陽ガス株式会社（仮称）
• KOBIRA DXパートナー株式会社（仮称）
• KOBIRA グローカル株式会社（仮称）

新設される持株会社の概要は以下の通りです。

代表者のコメント

小平株式会社の代表取締役社長である小平 勘太氏は、「地域の皆さまに安心と希望をお届けし続ける企業でありたい」と述べ、再び力を結集し統合することを喜ばしく思っていると語りました。

また、太陽ガス株式会社の代表取締役社長である小平 昇平氏は、事業の効率化と多角化を推進し、総合エネルギー企業として新たな成長を目指すことを表明しました。地域社会とのつながりを大切にし、安心と快適を提供することで、創造性と活気あふれる街づくりに貢献する意向を示しています。

会社情報

小平株式会社は、鹿児島県に本社を置く地域商社であり、エネルギー（LPG、電力）や国際貿易、ITソフトウェア開発、ガソリンスタンド事業など多角的に事業を展開しています。鹿児島や九州だけでなく、北中米、アジア、東南アジア、中東、EUなど、グローバルなビジネスを行っています。

まとめ

小平株式会社と太陽ガス株式会社の合併は、持続可能なエネルギー供給と革新的なサービスの提供を目指す重要な一歩です。両社の強みを活かした新たな企業体制は、地域社会にとっても大きな意味を持ちます。以下に本記事で紹介した内容をまとめます。

この合併により、両社は新たな成長を目指し、地域社会に貢献する企業としての役割を果たしていくことが期待されます。