2025年5月27日開始、保険募集人向けLINE配信ツールに本社管理機能が登場

保険募集人向けLINE配信ツール「ほけん知恵袋 Llinks」に新機能が追加

株式会社デザートブルームは、2025年5月27日に保険募集人専用のLINE配信ツール「ほけん知恵袋 Llinks」に新たに「LINE公式アカウント管理機能」をリリースしました。この新機能は、保険代理店本社が保険募集人のLINE公式アカウントを効率的に管理できるようにするもので、顧客とのコミュニケーションや情報配信内容が可視化され、より安全に運用できる体制を構築することを目的としています。

この機能の導入により、法人IDを開設した保険代理店は、登録した保険募集人を紐づけることで、LINE公式アカウントを一元的に管理できるようになります。これにより、属人的な運用から脱却し、ガバナンスの効いた運用体制が実現されます。

背景：LINE公式アカウント活用の現状と課題

近年、保険募集人によるLINE公式アカウントの活用は急速に広がっていますが、同時にいくつかの課題も浮上しています。これらの課題は、多くの保険代理店で共通して指摘されています。

• 顧客とのやりとりが現場任せで、企業としての管理が行き届かない
• 配信される情報が「募集文書管理」されていない
• 本社が顧客対応の実態を把握できない
• コンプライアンス違反リスクへの対応が不十分

これらの問題は、LINEを用いた営業活動の推進と統制の両立が困難であることを示しており、業界全体にとって喫緊の課題となっています。

新機能「LINE公式アカウント管理機能」の詳細

新たに導入された「LINE公式アカウント管理機能」は、保険代理店本社が法人IDを開設し、紐付けた保険募集人のLINE公式アカウントをLlinksを通じてまとめて管理できる機能です。この機能の主な特徴は以下の通りです。

1. 顧客とのチャット履歴の可視化（Llinks経由）
2. 相談予約状況の可視化
3. Q&A投稿内容やクチコミの可視化

これらの情報を本社のコンプライアンス部門が把握することで、LINEを活用した営業活動に対して適正な指導、モニタリング、監査が可能になります。

導入によるメリット

「LINE公式アカウント管理機能」の導入により、保険代理店は以下のようなメリットを享受できます。

• LINE公式アカウントの運用状況を可視化できる
• 不適切な表現や対応の事後監査が可能になる
• LINE WORKSのようなガバナンス体制を構築できる
• 一斉配信やステップ配信などの機能を安全に活用できる
• 営業現場の自由を維持しつつ、安心感のある管理体制を実現できる

これにより、保険募集人の活動に対する信頼性と透明性が高まり、業界全体のデジタルトランスフォーメーション（DX）推進にも寄与することが期待されています。

株式会社デザートブルームについて

株式会社デザートブルームは、東京都渋谷区に本社を置く企業で、代表取締役は春野高利氏です。保険募集人向けに特化したサービスを提供しており、顧客とのコミュニケーションを円滑にするためのツールを開発・提供しています。今回の新機能もその一環であり、業界のニーズに応えるための取り組みの一つです。

また、法人包括プランも用意されており、登録募集人人数に応じたディスカウントが受けられることも魅力の一つです。さらに、SNSやLINE活用に関する社内規定の雛形もプレゼントされるため、導入を希望する企業にとって便利なサービスとなっています。

新機能「LINE公式アカウント管理機能」は、保険業界における新たなスタンダードとなる可能性を秘めています。保険募集人の活動をより安全に、そして効率的に行うための強力なツールとして、多くの企業に利用されることが期待されています。