2025年6月6日から大阪・関西万博で静岡茶を使った『お茶染め』体験が楽しめる
ベストカレンダー編集部
2025年5月27日 11:40
静岡茶お茶染め体験
開催期間:6月6日〜6月8日
大阪・関西万博 静岡県ブースにて『お茶染め』体験を開催
2025年6月6日(金)から8日(日)にかけて、大阪・関西万博の静岡県ブースにおいて、駿府の工房 匠宿(株式会社創造舎、代表取締役:山梨洋靖)が『お茶染め』体験を開催します。このイベントは、静岡の食と自然の魅力を体感できる「ジオキッチン静岡」として、万博来場者に向けて提供されます。
「ジオキッチン静岡」は、静岡の豊かな食文化を地理や地形、歴史、文化など多角的にアピールすることをコンセプトにしています。その中でも、体感ゾーン「SHIZUOKA ADVENTURE」では、静岡茶を活用した染め物体験として『お茶染め』を実施します。
お茶染めの魅力と背景
静岡県は全国有数のお茶の生産地であり、その製造過程で生じる商品にならない部分の茶葉を利用して行うのが『お茶染め』です。この染色技術は、煮出した後の茶殻を堆肥として再利用し、地域資源を持続可能な形で活用することを目指しています。
お茶染めは、静岡の伝統文化とサステナビリティの取り組みを融合させたものであり、来場者にはこの技術を実際に体験してもらうことで、静岡茶の魅力を直接感じてもらうことができます。
お茶染めワークショップの詳細
ワークショップでは、お茶染めされた巾着に好きな柄の判子を押してオリジナルのお茶染め巾着を作成する体験が提供されます。用意される判子には、静岡県のイメージキャラクター『ふじっぴー』や『GEO KITCHEN SHIZUOKA』のロゴ、富士山や静岡おでん、伝統工芸品の駿河竹千筋細工などが含まれています。
体験時間は20~30分程度で、誰でも簡単に楽しむことができる内容となっています。この機会に、大阪・関西万博に訪れた際には、ぜひお立ち寄りいただき、思い出に残る体験をしていただきたいと思います。
お茶染め体験の流れ
- 抜染のりを判子につける – まずは、選んだ判子に抜染のりをしっかりとつけます。
- お茶染めの布に押す – 次に、染色された布に判子を押し付け、模様をつけます。
- 乾燥させ、蒸す – その後、布を乾燥させてから蒸すことで、金茶色の美しい仕上がりになります。
このように、簡単な手順でオリジナルの作品を作ることができるため、誰でも気軽に参加できるワークショップとなっています。
イベントの開催情報
『お茶染め』体験は、以下の詳細で開催されます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開催日時 | 2025年6月6日(金)~6月8日(日) 10:00~20:00 |
| 会場 | フューチャーライフゾーンギャラリーWEST |
| 参加方法 | 現地参加(予約制度なし) |
| イベント形式 | 展示、ワークショップ・体験、映画・映像、回避型 |
| イベント分野 | 食文化、伝統文化・工芸、学生、日本の魅力、生活 |
このように、静岡の伝統工芸や食文化が融合した体験ができる貴重な機会です。万博を訪れる際には、ぜひこのワークショップに参加して、静岡茶の魅力を直接感じてみてはいかがでしょうか。
駿府の工房 匠宿について
駿府の工房 匠宿は、静岡市の伝統工芸体験施設であり、2021年に株式会社創造舎が運営を開始しました。リニューアルされた施設では、駿河竹千筋細工、陶芸、藍染、お茶染め、木工指物、漆など多様な工芸体験が可能です。
また、各工房には一線で活躍する職人が工房長として招聘されており、来場者にかけがえのないものづくり体験を提供しています。地元の文化継承の拠点として、周辺地域との連携や協力を図りながら、様々なイベントや体験を通じて地域資源を活用しています。
さらに、匠宿内には地元で長年愛されている和菓子屋の店舗や、地元養蜂場の蜂蜜を使用したカフェも併設されています。宿泊施設としては、古民家をリノベーションした「泉ヶ谷 工芸ノ宿 和楽」や、愛犬と一緒に宿泊できる「1HOTEL(ワンホテル)」も運営されています。
まとめ
大阪・関西万博において、静岡県ブース「GEO KITCHEN SHIZUOKA」では、静岡茶を活用した『お茶染め』体験が実施されます。以下が主なポイントです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日時 | 2025年6月6日(金)~6月8日(日) 10:00~20:00 |
| 体験内容 | オリジナルお茶染め巾着作り |
| 参加方法 | 現地参加(予約不要) |
| 会場 | フューチャーライフゾーンギャラリーWEST |
このイベントは、静岡の伝統文化とサステナビリティを体験できる貴重な機会です。静岡茶の魅力を感じる『お茶染め』体験を通じて、地域資源の活用や文化の継承に貢献する取り組みを知ることができるでしょう。興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。
参考リンク: