2025年6月17日開幕・大阪万博で女性の健康課題を体験できるウィメンズヘルスブースが登場
ベストカレンダー編集部
2025年5月27日 12:24
ウィメンズヘルスブース
開催期間:6月17日〜6月22日
万博で「命と向き合う」-関西パビリオン内「ウィメンズヘルスブース」の概要
2025年大阪・関西万博において、マイウェルボディ協議会は「ウィメンズヘルスブース」に参加します。一般社団法人Miss SAKEおよび一般社団法人ラブテリの主催により、健康や美に関する様々な課題を取り上げ、来場者と共に考える機会を提供します。このイベントは、女性の健康課題への理解を深めることを目的としており、2025年6月17日から22日までの6日間にわたって開催されます。
今回のブースでは、低体重や低栄養、骨密度、月経不順、不妊といった現代の日本人女性が直面する健康課題を分かりやすく解説し、来場者が実際に体験できる展示を行います。また、内閣府のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)による女性の健康に関する取り組みも紹介される予定です。
トークショーと特別プログラムの実施
最終日である6月22日には、特別なトークショーが開催されます。SIP研究開発責任者である順天堂大学の田村好史教授や、マイウェルボディfor Girlsサポーターの前川裕奈さんが登壇し、美と健康をテーマにしたディスカッションを行います。来場者は新たな美の基準について考える機会を得ることができます。
トークショーの前には、世界各国の来場者と共に「万博で世界と考える美しさの新基準」をテーマにした教育教材の開発も行われます。来場者は自分が好感を持つBMIに国旗のシールを貼り、その理由を寄せることで、参加型のイベントとなることが期待されています。
健康課題に対する具体的な取り組み
ウィメンズヘルスブースでは、以下のような健康課題に関するパネル展示が行われます。
- 低体重・低栄養: 日本女性が抱える栄養不足の問題について解説。
- 不妊・プレコンセプションケア: 妊娠を希望する女性への健康管理の重要性を紹介。
- 貧血: 貧血の原因や対策についての情報を提供。
- 骨密度: 骨の健康を維持するための知識を共有。
また、味の素株式会社の健康関連商品や、株式会社スズケンによるカルシウム摂取を促す卵ボーロのサンプル配布も行われ、来場者は実際に商品を体験することができます。
女性の健康を支える専門家の登壇
6月19日には、筑波大学の久野譜也教授と順天堂大学の北出真理教授が登壇し、プレコンセプションケアに関するトークショーや、腰痛や肩こりに対する筋肉体操を実施します。これにより、女性の健康に関する専門的な知見を得ることができ、参加者は健康的な生活習慣について学ぶ機会を得ることができます。
さらに、ラブテリが実施する「万博保健室」では、BMIや体脂肪、ヘモグロビン、骨密度を測定し、専門家からのフィードバックを受けることができます。助産師や管理栄養士、看護師がその場でアドバイスを行い、女性の健康に対する理解を深めることを目指します。
参加者の体験を豊かにするMiss SAKEのファイナリスト
イベント当日、Miss SAKEのファイナリストたちが振袖姿で来場者を迎え、甘酒の振る舞いや対話を通じて女性の健康課題に光を当てます。彼女たちは日本の文化や伝統を広める役割も果たしており、参加者との交流を通じて、より深い理解と共感を促進します。
開催概要と関連情報
ウィメンズヘルスブースの開催概要は以下の通りです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 期間 | 2025年6月17日(火)〜22日(日) 10:00〜17:00 |
| 場所 | 大阪・関西万博「関西パビリオン 多目的エリア」内 |
| 主催 | 一般社団法人ラブテリ / 一般社団法人Miss SAKE |
| 後援 | 内閣府 SIP〜戦略的イノベーション創造プログラム〜 |
このように、ウィメンズヘルスブースでは、女性の健康に関するさまざまな情報や体験を提供し、来場者が自分自身の健康について考えるきっかけを提供することを目指しています。
以上の内容を通じて、万博での「ウィメンズヘルスブース」は、女性が抱える健康課題に対する理解を深める貴重な機会となるでしょう。来場者は、健康や美についての新たな視点を得ることができると期待されます。
参考リンク: