2025年秋開館予定「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」の新感覚没入型アート体験とは
ベストカレンダー編集部
2025年5月27日 16:42
チームラボ京都秋開館
開催日:9月1日
チームラボ バイオヴォルテックス 京都の概要
チームラボは、2025年秋に京都市南区に新たな没入型アートミュージアム「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」をオープンすることを発表しました。このプロジェクトは、京都市が進める京都駅東南部エリアプロジェクトの一環として位置付けられています。本ミュージアムは、従来の物質の概念を超えたアート作品を通じて、訪れる人々に身体ごと没入する体験を提供します。
「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」では、これまでにない新しい作品や日本未公開の作品が多数公開される予定です。これにより、訪れる人々はアートとインタラクションを通じて、全く新しい体験を得ることができるでしょう。
新たなアート作品の紹介
本ミュージアムでは、以下のような作品が展示される予定です。
- Massless Amorphous Sculpture
- 質量のない太陽と闇の太陽
- Morphing Continuum
- Traces of Life
それぞれの作品は、独自のコンセプトと体験を提供し、観客がアートと直接関わることを可能にします。
Massless Amorphous Sculpture
この作品は、泡の海から生まれた浮遊する巨大な彫刻です。物質の概念を超越し、空間の中で漂う様子が特徴的です。観客がこの彫刻に身体ごと入り込むと、存在が維持され、壊れても自ら修復するという特性を持っています。
この彫刻は、物体ではなく特別な環境を創ることで、エネルギーの秩序によって存在を創出します。具体的には、泡の海から巨大な塊が生まれ、空中に浮遊するという不思議な体験を提供します。
質量のない太陽と闇の太陽
この作品では、無数の光の球体が観客の動きに応じて輝き、周囲の球体も連動して反応します。しかし、これらの球体は実際には存在せず、認識の中にのみ存在する「認識上の彫刻」となっています。
この作品は、観客の身体と認識によって形作られ、体験者自身の認識世界に現れるため、非常に個別的な体験を提供します。
Morphing Continuum
この作品は、時間的空間的に離れた構成要素が秩序構造を生むことで、ひとつの存在が現れるというコンセプトに基づいています。存在は、地面から立ち上がり、空中に固定的に存在することが特徴です。
観客がこの存在に身体ごと入り込んでも、存在は維持され、壊れても自ら修復するという特性を持っています。これにより、物体の常識を超越した新しいアート体験が提供されます。
Traces of Life
この作品は、京都・大阪を基盤とする複数の企業と共に、京都駅東南部エリアにおける「新たな価値を生み出す創造・発信拠点」となる施設の設置・運営を行う事業の一環として位置付けられています。
チームラボは、本事業を通じて、京都市が目指す文化芸術や若者を基軸としたまちづくりの推進に貢献することを目指しています。
チームラボ バイオヴォルテックス 京都の意義
「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」は、単なるアートミュージアムではなく、訪れる人々がアートと直接対話し、体験を通じて新たな価値を見出す場所となることを目指しています。これにより、京都市は文化芸術の振興と地域活性化を図ることが期待されています。
また、チームラボは、アートを通じて人々の認識を広げ、物質の概念を超えた新しい体験を提供することで、訪れる人々に深い感動を与えることを目指しています。
まとめ
| 作品名 | 特徴 |
|---|---|
| Massless Amorphous Sculpture | 泡の海から生まれた浮遊する彫刻。観客が入り込むことで存在が維持される。 |
| 質量のない太陽と闇の太陽 | 光の球体が観客の動きに反応するが、実際には存在しない。 |
| Morphing Continuum | 時間的空間的に離れた構成要素がひとつの存在を形成。 |
| Traces of Life | 京都市の文化芸術振興に寄与する新たな発信拠点。 |
このように、「チームラボ バイオヴォルテックス 京都」は、アートを通じて新しい体験を提供し、文化芸術の発展に寄与することが期待されています。新たな作品の公開が待たれる中、訪れる人々はどのような体験を得ることができるのか、大いに楽しみです。
参考リンク: