2025年6月開催のJapan Drone 2025で東洋製罐が遠隔スプレー噴射装置SABOT-3を展示
ベストカレンダー編集部
2025年5月28日 14:12
Japan Drone 2025出展
開催期間:6月4日〜6月6日
日本最大級のドローン専門展示会「Japan Drone 2025」に出展する新製品「SABOT-3」
2025年5月28日、東洋製罐グループホールディングス株式会社は、ドローン用の遠隔型スプレー缶噴射装置「SABOT-3」を、2025年6月4日(水)から6月6日(金)に幕張メッセで開催される日本最大規模のドローン専門展示会「Japan Drone 2025」に出展することを発表しました。この展示会は、ドローン技術の最新情報や製品を紹介する場として、多くの関係者や一般の来場者が期待するイベントです。
「SABOT-3」は、ドローンに搭載することで空中からスプレー缶の噴射が可能となる装置です。これまでのドローンは主に空撮に利用されてきましたが、「SABOT-3」は新たに作業力を与えることで、様々な作業を支援します。特に人の立ち入りが難しい場所での作業や応急処置において、その能力を発揮します。
「SABOT-3」の機能と利用シーン
「SABOT-3」は、以下のような特徴を持っています。
- 多機能性:シリコーン塗料を用いた屋根の雨漏り補修、防錆剤やコンクリート表面含浸材による軽補修作業が可能です。
- 簡単な交換:スプレー缶を交換するだけで、さまざまな目的に応じた使用が可能です。
- 新たなドローンの可能性:空撮や点検だけでなく、作業補助や応急処置などの新しい用途を開拓します。
これにより、ドローンは従来の用途を超え、より広範な作業に対応できるようになります。特に、農業や建設現場、緊急対応など、さまざまな分野での活用が期待されます。
展示内容と体験コーナー
「Japan Drone 2025」では、「SABOT-3」の具体的な利活用シーンをイメージできる展示内容が用意されています。展示内容は以下の通りです。
- 最新の産業用ドローンに対応した「SABOT-3」および補助噴射装置「増槽」の実物展示
- 水を用いた「SABOT-3」の噴射デモ体験
- シリコーンやタッチアップ塗料、防錆剤のサンプル品の展示
- 開発中の多目的伸縮装置「NYOI」の参考展示
特に「NYOI」は、従来品では難しかった近接噴射や刷毛による直接塗装を可能とするアタッチメントの開発が進められており、来場者にとって興味深い展示内容となっています。これらの展示を通じて、ドローンによる業務効率化やコストダウンの具体的なイメージを持っていただけることを目指しています。
「Japan Drone 2025」の概要と参加方法
「Japan Drone 2025」の開催概要は以下の通りです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会期 | 2025年6月4日(水)~6月6日(金) |
| 時間 | 10:00~17:00 |
| 会場 | 幕張メッセ 国際展示場 展示ホール5~6 |
| 入場料 | 3,000円(税込)※事前登録者、招待券持参者は無料 |
| WEBサイト | https://ssl.japan-drone.com |
| 出展ブース番号 | 展示ホール6 ブース番号:BE-25 |
来場者は事前登録を行うことで、入場料が無料となるため、事前にWEBサイトを確認することをお勧めします。また、展示会の中では「SABOT-3」や「NYOI」の実物を直接見ることができる貴重な機会となります。
東洋製罐グループの企業理念と展望
東洋製罐株式会社は、「包む」ことの重要性を基本に、包装容器の製造に専念してきたリーディングカンパニーです。創業以来、社会的インフラとして包装容器を通じて「人類の幸福繁栄に貢献する」ことを使命としており、高付加価値な製品やサービスの開発・提供に努めています。
また、東洋製罐グループは、金属・プラスチック・紙・ガラスなど、さまざまな素材を活かした容器をグローバルに提供する総合包装容器メーカーであり、2050年を見据えた「長期経営ビジョン2050」を策定し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。
まとめ
今回の「Japan Drone 2025」における「SABOT-3」の出展は、ドローン技術の新たな可能性を示すものです。以下に、展示内容や「SABOT-3」の特徴をまとめます。
| 展示内容 | 詳細 |
|---|---|
| 製品名 | SABOT-3 |
| 機能 | 遠隔型スプレー缶噴射装置 |
| 用途 | 雨漏り補修、防錆、軽補修、鳥害対策など |
| 展示会名 | Japan Drone 2025 |
| 開催日 | 2025年6月4日〜6月6日 |
「SABOT-3」によって、ドローンの新しい活用法が広がることが期待されます。展示会に参加することで、最新のドローン技術を体験し、業務効率化やコストダウンのヒントを得ることができるでしょう。