2025年5月30日発売『Looks Good To Me』が示すコードレビューの本質と実践方法
ベストカレンダー編集部
2025年5月29日 05:42
新刊『Looks Good To Me』刊行
開催日:5月30日
新刊『Looks Good To Me』の発刊
株式会社秀和システムは、2025年5月30日に新刊『Looks Good To Me』を発刊します。この書籍は、コードレビューに関する包括的なガイドであり、ソフトウェア開発におけるその重要性や具体的な実施方法について詳しく解説しています。コードレビューを行う際に感じる不安や疑問を解消し、効率的な実施方法を学ぶための貴重なリソースとなることでしょう。
本書は、コードレビューの「なぜ必要なのか?」、「どのように行うべきなのか?」、さらには「効率的に行う方法」について、理論と実践の両面から深く掘り下げていきます。これにより、エンジニアが抱える「雰囲気でコードレビューをやっている」という状況を解消し、実践的なスキルを身につける手助けをします。
本書の構成と内容
『Looks Good To Me』は、全体を4つの部に分けて構成されており、合計で13の章があります。それぞれの部がコードレビューに必要な知識や技術を段階的に紹介しており、初心者から上級者まで幅広い読者に対応しています。
第1部:コードレビューの基本
この部では、コードレビューの基礎知識を解説しています。具体的には、コードレビューの重要性やそのメリット、ソフトウェア開発における役割について詳しく説明します。
- 第1章:コードレビューの重要性 – コードレビューとは何か、そのメリットを解説。
- 第2章:コードレビュー徹底解剖 – 基本的な知識を確立し、コードレビューを詳しく分析。
- 第3章:チームの最初のコードレビュープロセスの構築 – 初めてのコードレビュープロセスの構築方法を説明。
第2部:高度なコードレビューに必須の要素
この部では、単にコードレビューを行うだけでなく、効果的に実施するために必要なスキルについて解説します。
- 第4章:チームワーキングアグリーメント – チーム内での合意形成の重要性。
- 第5章:自動化のメリット – 開発とレビューの自動化戦術に焦点を当てる。
- 第6章:効果的なコードレビューコメントの作成 – 思いやりを持ったコメントの書き方を学ぶ。
第3部:ジレンマへの対処
コードレビュープロセスを導入した後に直面する可能性のある問題点やその対処法について説明します。
- 第7章:コードレビューがダメになる理由 – うまくいかなかった場合の問題点を概説。
- 第8章:コードレビューの遅延を減らす – 遅延の原因とその対策。
- 第9章:プロセスの抜け穴を取り除く – コードレビュープロセスの改善方法。
- 第10章:緊急時対応プレイブック – 緊急時の対応方法を紹介。
第4部:コードレビューとその他の開発プラクティスを組み合わせる
最後の部では、コードレビューと他の開発プラクティスとの関係性を分析しています。
- 第11章:コードレビューとペアプログラミング – 両者の組み合わせを探る。
- 第12章:コードレビューとモブプログラミング – モブプログラミングとの関連を考察。
- 第13章:コードレビューとAI – AIの活用可能性と注意点について議論。
原著者のコメント
本書の原著者であるAdrienne Braganza氏は、刊行に寄せて次のように述べています。「この日本語版は、ソフトウェア開発者にとっての本質、親しみやすさ、実用性を捉えていると確信しています。読者の皆さんが本書を通じて『LGTM!』と心から言えるようになることを願っています。」このコメントからも、本書への自信と期待が伝わってきます。
書籍概要
以下に『Looks Good To Me』の詳細情報をまとめました。
| 書名 | Looks Good To Me |
|---|---|
| 著者 | Adrienne Braganza 著/高田 新山 訳/増井 敏克 監訳 |
| 定価 | 3,960円(税込) |
| 発売日 | 2025年5月30日 |
| 購入リンク | Amazon, 楽天ブックス |
| 販売場所 | 全国の書店、ネット書店にて購入可能 |
本書は、コードレビューに関する実践的な知識を提供し、エンジニアがより効果的に業務を遂行するためのサポートを行います。コードレビューを行う際の不安を解消し、スキルを向上させるための参考書として、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
参考リンク: