2025年6月開催「第4回 次世代エアモビリティEXPO」に東陽テクニカが最先端計測技術を出展

「第4回 次世代エアモビリティEXPO 2025」への出展について

株式会社東陽テクニカは、2025年6月4日から6日までの3日間、幕張メッセにて開催される「第4回 次世代エアモビリティEXPO 2025」に出展します。この展示会は、新たな空の移動革命として期待される「空飛ぶクルマ」の社会実装に向けた取り組みを支援し、新しい産業の創造に貢献することを目的としています。

東陽テクニカは、EV充電、電装品評価、振動騒音、ソフトウェア開発支援など、幅広い計測事業を展開しており、これらの知見や技術を活かしてエアモビリティの安全性確保やインフラ整備に貢献しています。ブースでは、最先端の計測ソリューションを提案し、エアモビリティ社会の実現をサポートします。

出展の詳細情報

本展の開催概要は以下の通りです。

• 開催展名：第4回 次世代エアモビリティEXPO 2025
• 会期：2025年6月4日(水)～6日(金)　10:00～17:00
• 場所：幕張メッセ (第6ホール)
• ブース番号：BL-15
• イベント公式サイト：https://ssl.japan-drone.com/index.html
• 出展お知らせページ：https://www.toyo.co.jp/e-mobility/seminar/detail/air-mobility-expo4th/

この展示会は、エアモビリティの未来を見据えた重要なイベントであり、多くの関係者が集まることが予想されます。東陽テクニカは、最新技術の紹介を通じて、業界の発展に寄与することを目指します。

主な出展内容

東陽テクニカが出展する主な内容は以下の通りです。

1. 電動推進システム評価ベンチ
   この評価ベンチは、eVTOL用のアイアンバードで、シミュレーターと連動して負荷をコントロールし、様々な模擬飛行を実施します。複数の被試験モーターやESC（Electric Speed Controller）への回転数指示を与え、対向するダイナモメータで負荷をかけることで、推進システムの性能評価を行います。また、短絡などの異常状態を模擬する機能もあり、異常時の挙動を評価することが可能です。
2. 開放型風洞設備
   この大型送風設備は、飛行中に受ける様々な荷重を模擬し、ローターやモーターの耐久性を評価する試験を実施します。eVTOLはヘリコプターやプロペラ機とは異なる荷重を受けるため、独自の解析と共に長時間の試験で耐久性を実証する必要があります。本設備を使用して、型式証明取得や安全性の向上に貢献することが期待されています。
3. フライト試験・地上試験用計測システム
   振動、ひずみ、音響、CAN計測などの機械計測ツールを提供します。安全で安定した飛行を実現するためには、振動、音、ひずみの計測が欠かせません。加速度センサー、ひずみセンサー、音響センサーを用いた各種センサーと、データ解析装置やデータロガー、解析ソフトウェアを紹介します。
4. ソースコード静的解析ツール
   C/C++向けの静的コード解析とコーディング規約チェックを行うツールです。このツールは、DO-178Cで要求されるソースコード検証や品質向上タスクを支援し、検出結果をレポート形式で可視化します。DO-330準拠のツール・クオリフィケーション・パック（有償）を利用することで、計画書や検証報告書の作成工数を大幅に削減できます。CI/CDパイプラインへの組込みも容易です。

株式会社東陽テクニカの概要

株式会社東陽テクニカは、最先端の計測技術を駆使し、技術革新を推進するリーディングカンパニーです。事業分野は多岐にわたり、脱炭素やエネルギー、先進モビリティ、情報通信、EMC、ソフトウェア開発、防衛、情報セキュリティ、ライフサイエンスなどを含みます。

クリーンエネルギーや自動運転の開発など、トレンド分野における最新計測ソリューションの提供や、独自の計測技術を活かした自社製品開発にも注力しています。新規事業投資やM&Aを通じた成長戦略を掲げ、国内外事業の拡大を目指しています。安全で環境に優しい社会の実現と、産業界の発展に貢献することを目指しています。

以上の内容から、株式会社東陽テクニカは次世代エアモビリティ社会の実現に向けて、重要な技術とサービスを提供していることがわかります。展示会では、最新の計測ソリューションを通じて、業界の発展に寄与することが期待されます。