2025年5月29日公開:川崎重工が水素で動く未来のモビリティを大阪・関西万博で紹介
ベストカレンダー編集部
2025年5月29日 11:44
カワサキ水素大学新CM公開
開催日:5月29日
水素で動く未来のモビリティを学ぶ
川崎重工業株式会社は、2025年5月29日(木)に、企業ブランドムービー「カワる、サキへ。」シリーズの最新作として、トラウデン直美さんを起用したカワサキ水素大学6限目『万博・未来の移動』篇を公開しました。この作品は、大阪・関西万博の「未来の都市」パビリオンにある川崎重工プレイスを訪れ、未来のモビリティのコンセプトモデルを学ぶ内容となっています。
今回の映像では、トラウデンさんが水素エネルギーで動く未来の公共交通システム「ALICE SYSTEM」と、未来の4脚型オフロードパーソナルモビリティ「CORLEO(コルレオ)」を実際に見学しながら、未来の移動に関する理解を深めていきます。これらのモビリティは、いずれも水素エネルギーを活用しており、持続可能な社会の実現に向けた重要な要素となるでしょう。
カワサキ水素大学のコンセプト
カワサキ水素大学のコンテンツは「水素を学ぶこと。わたしの未来を学ぶこと。」をテーマにしています。このテーマは、2050年までにカーボンニュートラルな社会を実現するための取り組みを促進することを目的としています。水素は、クリーンで明るい持続可能な社会を実現するための鍵となるエネルギー源として注目されています。
この大学では、以下のような内容を通じて水素の重要性を伝えています:
- 水素エネルギーの基本的な理解
- 水素を活用した未来の社会のビジョン
- 持続可能な社会の実現に向けた具体的な取り組み
トラウデン直美さんの体験
トラウデンさんは、映像内で「万博という特別な場所で、多くの人が夢の実現に向けて取り組んでいる姿を見て胸が熱くなりました。『移動本能』を刺激し、しかも水素エネルギーによる未来の移動というものが早く来てほしいです。」と語っています。このような感想からも、トラウデンさんが未来のモビリティに対して抱く期待感が伝わってきます。
さらに、ショートムービーには、未来の公共交通システム「ALICE SYSTEM」と4脚型オフロードパーソナルモビリティ「CORLEO」のプロジェクト担当者が登場し、それぞれのコンセプトにまつわるストーリーを紹介しています。担当者は「ALICE SYSTEM」は誰もが快適に移動できる社会の実現を目指していることを強調し、「CORLEO」は安定した4足歩行の特性を活かして、家族やお子様と一緒に楽しむことができるモビリティであることを説明しました。
川崎重工の取り組み
川崎重工は、1878年に創業されて以来、130年近くにわたって陸・海・空の事業分野を拡充し、技術と技能を培ってきました。現在、川崎重工グループは、2030年に向けて「Trustworthy Solutions for the Future」というビジョンを掲げ、社会課題へのソリューションを提供するための取り組みを進めています。
具体的には、以下の3つの分野に注力しています:
- 安全安心リモート社会
- 近未来モビリティ
- エネルギー・環境ソリューション
これらの取り組みを通じて、川崎重工は変化する社会環境に迅速に対応し、持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。
川崎重工と水素の未来
水素は、今後のエネルギー社会において重要な役割を果たすと期待されています。川崎重工は、水素エネルギーの活用を通じて、持続可能な社会を実現するための技術開発を進めています。特に、カワサキ水素大学を通じて、次世代のリーダーを育成し、未来のモビリティに対する理解を深めることを目指しています。
川崎重工のコーポレートメッセージ「カワる、サキへ。Changing forward」は、変化する社会環境に合わせて迅速に対応していく姿勢を表しています。これからの社会がどのように変わっていくのか、そしてその変化に対してどのように貢献できるのかを考えることが求められています。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 企業名 | 川崎重工業株式会社 |
| 動画公開日 | 2025年5月29日 |
| テーマ | 水素を学ぶこと。わたしの未来を学ぶこと。 |
| モビリティ例 | ALICE SYSTEM、CORLEO |
| カーボンニュートラル目標年 | 2050年 |
川崎重工が提案する未来のモビリティは、水素エネルギーを基盤にした持続可能な社会の実現に向けた重要なステップです。このような取り組みを通じて、私たちの未来がどのように変わっていくのかを考えるきっかけとなることでしょう。
参考リンク: