2025年5月29日開始のFigma日本サービスパートナープログラム、ゆめみが初のシグネチャーパートナーに

Figma、サービスパートナープログラムを日本で開始

2025年5月29日、Figma Japan株式会社（東京都千代田区）は、米国で立ち上げた「サービスパートナープログラム」の日本展開を正式に開始しました。このプログラムは、Figmaの社内チームと連携してユーザー支援を行う認定を受けた外部の専門パートナーで構成されています。日本での展開は、米国外では初の試みとなり、第一弾として株式会社ゆめみ（本社：京都府京都市）を日本初の「シグネチャーサービスパートナー」に認定しました。

このプログラムは2025年5月29日より始動し、今後も年間を通じて順次パートナーを拡大していく予定です。Figmaのサービスパートナープログラムは、Figmaの導入支援や他ツールからの移行、デザインシステムの構築支援などを行う専門知識を持つパートナーを通じて、ユーザーに対する支援を強化するものです。

サービスパートナープログラムの概要

Figmaのサービスパートナープログラムは、Figmaの導入支援や活用促進を行うために設計されています。これにより、ユーザーはFigmaを通じて効率的にデザイン作業を行えるようになります。

具体的な支援内容には、以下のようなものがあります：

• Figmaの導入支援
• 他ツールからの移行支援
• デザインシステムの構築支援
• デジタル体験の実現に向けた専門知識の提供

株式会社ゆめみの役割と支援内容

今回シグネチャーサービスパートナーに認定された株式会社ゆめみは、Figmaの導入や活用支援において豊富な知見を持っています。具体的には、日本国内の企業に対して以下のような支援を行います。

1. Figma DesignやDev Modeを含むFigma製品の導入支援
2. アドバイザリーサービス
3. 定着化支援

これにより、企業はFigmaを利用して迅速かつ効率的なデザイン作業を実現し、デジタル変革を加速させることが可能になります。

事例紹介：NTT東日本の取り組み

NTT東日本は、Figmaを社内に導入する際に、株式会社ゆめみの支援を受けました。デザインチームは、ゆめみとの協力を通じてデザインのケイパビリティを大幅に向上させることができたと報告しています。

NTT東日本デジタルデザイン部システム開発推進部門の担当課長である和田正太郎様は、次のようにコメントしています：

「我々NTT東日本のデザインチームは、ゆめみ社との協力を通じて、デザインのケイパビリティを大幅に向上させることができました。特にFigmaを活用したデザインの基礎から応用までの幅広い知識を習得し、迅速かつ効率的なデザイン作業を実現しています。」

Figmaのパートナー戦略と今後の展望

Figmaのビジネス開発担当バイスプレジデントであるアンナ・コーエン氏は、次のように述べています：

「世界中のプロフェッショナルサービス企業が、Figma専任チームを立ち上げています。日本で認定パートナープログラムを展開できることを非常に嬉しく思います。」

このように、Figmaはパートナーを通じてお客様の多様かつ高度なニーズに応えるための戦略を進めています。

Figmaの最新プロダクト情報

2025年のConfigで発表された最新プロダクトには、以下のようなものがあります：

これらのプロダクトは、デザインのプロセスをより効率的にし、ユーザーのニーズに応えるための新しい機能を提供しています。

Figmaと株式会社ゆめみについて

Figmaは、デジタルプロダクトを共に創る人々のためのデザイン＆開発プラットフォームです。アイデア出しからデザイン、開発、リリースまで、すべての工程を効率的に進めることができます。

一方、株式会社ゆめみは、2000年の創業以来、600社以上の企業と共に全世界6,000万MAUに達するWebアプリケーションやスマートフォンサービスを企画開発してきたリーディングカンパニーです。彼らは、顧客組織のアジリティを向上させることをミッションに、デジタル変革を推進しています。

まとめ

Figmaのサービスパートナープログラムは、日本においてもその展開が始まり、株式会社ゆめみが初のシグネチャーサービスパートナーに認定されました。これにより、Figmaの導入支援や活用促進が一層強化され、日本の企業に対するデジタル変革の支援が期待されます。

以下は、この記事で紹介した内容をまとめた表です：

Figmaとゆめみの連携により、日本のデジタルデザインの未来がさらに広がることが期待されます。