2025年7月開始予定「+まち」が山形市と福島市の交通安全対策に寄付を実施
ベストカレンダー編集部
2025年5月30日 11:14
+まち寄付先決定
開催日:7月1日
「+まち」、今年の寄付先を山形市と福島市に決定
イーデザイン損害保険株式会社(以下、イーデザイン損保)は、2025年5月30日に地方の交通課題を解決する寄付活動「+まち」の今年の寄付先を発表しました。寄付先は、山形県山形市と福島県福島市であり、これらの自治体での事故削減に向けた取り組みに寄付金が活用されます。
この活動は、イーデザイン損保が「事故時の安心だけでなく、事故のない世界そのものを、お客さまと共創する。」というミッションのもとで行われています。具体的には、地方特有の交通課題に注目し、安全な交通環境を実現するための企画を自治体から募集し、お客さまの投票によって寄付先を決定します。
支援先自治体とその活動内容
今年の寄付先である山形市と福島市では、それぞれ異なる交通安全対策が計画されています。
山形県山形市:市道交差点の歩行者交通安全対策
山形市では、交通量の多い交差点において、通学路や歩道に車両用防護柵を設置することが予定されています。この対策は、全国的に交差点内の歩道に車が侵入する事故が多発していることを受けてのもので、重大事故の防止を目的としています。
自治体担当者は、「過去にも「+まち」で交通安全対策を実施してきました。今回の企画を通じて、地域住民の安全安心を確保するために努力していきます。」とコメントしています。
福島県福島市:高齢者を対象とした交通安全講習会
福島市では、高齢者を対象にした実験型・体験型の交通安全講習会が開催される予定です。この講習会では、自動車のライト照射実験やシミュレータを用いた実践型の体験が行われ、高齢者の交通安全意識を高めることを目的としています。
福島市の担当者は、「高齢者が関わる交通事故が増加している中で、今回の講習会を通じて、正しい交通ルールやマナーを再認識していただきたい」と述べています。
寄付額と実施時期
イーデザイン損保は、山形市と福島市それぞれに100万円ずつ、合計200万円の寄付を行うことを決定しました。寄付は2025年7月に実施される予定です。
これまでの寄付実績として、2022年度には静岡県磐田市や大阪府枚方市に対して交通安全に関連するプロジェクトに寄付を行っており、2023年度には山形市において交通安全対策が実施されています。
「+まち」の取り組みについて
「+まち」は、イーデザイン損保が主催する寄付活動であり、事故率に応じて寄付金が増額される仕組みです。毎年、地方自治体から安全な交通環境づくりに関連する企画を募集し、お客さまの投票によって寄付先が決定されます。
この取り組みは、官民共創新規事業開発プラットフォーム「逆プロポ」を活用しており、地域の交通課題に対する解決策を模索しています。お客さまの事故率は、事故発生件数を契約数で割ったもので、自然災害による事故は計測対象外とされています。
まとめ
| 寄付先 | 活動内容 | 寄付額 | 実施時期 |
|---|---|---|---|
| 山形県山形市 | 市道交差点の歩行者交通安全対策 | 100万円 | 2025年7月 |
| 福島県福島市 | 高齢者を対象とした交通安全講習会 | 100万円 | 2025年7月 |
イーデザイン損保の「+まち」活動は、地域の交通安全を向上させるための重要な取り組みです。今後も地域社会のニーズに応じた支援を行い、安全な交通環境の実現に寄与していくことが期待されます。
参考リンク: