2025年5月30日開始のシェフリンクグローバル、約2万人のシェフネットワークで海外採用を支援

飲食事業者向けの新たな海外採用支援サービス「シェフリンクグローバル」の登場

株式会社シェアダイン（本社：東京都港区、代表取締役：飯田陽狩）は、2025年5月30日、飲食事業者向けの海外採用支援サービス「シェフリンクグローバル」を新たにローンチしました。本サービスは、シェアダインが持つ約2万人のシェフネットワークを活用して、国内の料理人と海外で事業展開を行う飲食事業者をマッチングし、人材の確保を支援することを目的としています。

「シェフリンクグローバル」は、料理人がグローバルな活躍の場を持つことを促進し、飲食事業者が必要とする人材を効率的に確保するためのプラットフォームとして機能します。これにより、飲食業界全体の活性化が期待されています。

背景と市場のニーズ

近年、日本食の人気が高まり、海外の日本食レストランは年率15％で増加しています。この状況の中、国内の飲食事業者が海外進出を加速させる一方で、料理人の確保は容易ではなく、採用やマッチングに関する課題が顕在化しています。

また、料理人自身も「国内にとどまらず、世界でキャリアを積みたい」というニーズが高まっています。当社が実施したアンケート調査によると、なんと9割の料理人が「海外で働きたい」と回答しています。こうした背景から、シェフリンクグローバルの必要性が高まっているのです。

調査結果の詳細

シェフリンクグローバルの特徴

シェフリンクグローバルは、国内飲食事業者が海外拠点を新規出店・拡大する際に必要な調理人材の採用を支援するサービスです。具体的な特徴は以下の通りです。

• 約2万人の料理人とのシームレスなマッチング
• 事業者のニーズに合った料理人を効率的にマッチングするための活動履歴や評価の活用
• 通訳や契約サポートなど、越境採用に必要な支援を順次提供予定
• 将来的には、海外シェフの日本招聘支援やビザ取得・管理支援の提供へも拡大予定

サービスの利用方法

飲食事業者は、シェフリンクグローバルを通じて、必要な調理人材を見つけることができます。また、料理人はこのプラットフォームを利用することで、グローバルなキャリア機会にアクセスできるようになります。

詳細なサービス内容については、以下のリンクからご確認いただけます。

シェフリンクグローバルの詳細はこちら

顧問に山下春幸氏が就任

また、国内外で活躍する山下春幸氏（HAL YAMASHITA 東京本店エグゼクティブシェフ）が、株式会社シェアダインの顧問に就任しました。山下氏は、長年のグローバルな活動経験を活かし、料理人のキャリア支援や業界全体の活性化に向けて力強いサポートを提供します。

山下氏は、「世界の食市場は、国境を越えた交流が当たり前になりました。料理人もまた、グローバルな視野を持ち、自らの可能性を世界で試す時代です。シェフリンクグローバルは、そんな新しい時代の料理人と飲食事業者をつなぐ、重要な架け橋になると確信しています。」とコメントしています。

株式会社シェアダインについて

株式会社シェアダインは、2017年に創業し、2万人のシェフが登録する料理人のグローバルキャリアプラットフォームを運営しています。企業のパーパスとして「食の世界からソーシャルトランスフォーメーションを駆動する」を掲げ、食産業を通じた社会変革を目指しています。

2024年10月には、料理人同士のネットワーキングやスキルアップを支援する料理人専用のキャリアサポートSNS「CHEFLINK」を提供開始し、さらに海外でのキャリア支援を強化するために「シェフリンクグローバル」を展開しています。

提供サービス一覧

• CHEFLINK Global（シェフリンクグローバル） – 国内飲食事業者の海外採用支援サービス
• CHEFLINK（シェフリンク） – 料理人専用キャリアサポートSNS
• スポットシェフ – 飲食事業者向けシェフマッチングサービス
• シェアダイン – ご家庭向け出張シェフサービス

まとめ

シェフリンクグローバルは、飲食事業者と料理人の新たなマッチングの場を提供することで、グローバルなキャリアの構築を促進します。今後も、持続可能な食産業のビジネスモデルを構築し、料理人一人ひとりが柔軟にキャリアを築ける環境を創出することを目指します。

このように、シェフリンクグローバルは、飲食業界における新たな可能性を広げる重要なサービスです。今後の展開に注目が集まります。