2025年10月開業予定、横浜みなとみらい臨港パークに新複合施設「横浜ティンバーワーフ」誕生へ
ベストカレンダー編集部
2025年5月30日 21:41
横浜ティンバーワーフ開業
開催日:10月1日
横浜市のみなとみらい21地区に新たなランドマーク「横浜ティンバーワーフ」が誕生
2025年5月30日、DRAFTが代表企業として推進する新複合施設、「横浜ティンバーワーフ」の名称が発表されました。この施設は、横浜市のみなとみらい21地区の臨港パーク内に位置し、2025年10月の開業を予定しています。建築デザインは、著名な建築家・デザイナーの山下泰樹が手掛け、横浜港を一望できる新たなランドマークとなることを目指しています。
臨港パークは、横浜港に面する自然豊かな緑地であり、家族連れやランナーなど多くの人々が訪れる憩いの場です。「横浜ティンバーワーフ」は、この場所に新たな賑わいの拠点を提供し、来街者の回遊性を向上させることを目的としています。
自然と調和した建築デザイン
「横浜ティンバーワーフ」は、四季折々の表情を持つ緑に満ちた臨港パークの景観に調和するよう設計されています。温かみのあるデザインを追求し、木材をファサード全面に活用したダイナミックでユニークな構成が特徴です。ファサードの背後には全面ガラスが配置されており、臨港パークの美しい風景を一望することができます。
この建物は、自然と人々、そして建築が調和する場として、地域住民や訪れる人々に長く愛されることを目指しています。公園と建築の間に連続性を持たせることで、自然な賑わいを創出します。
環境配慮と持続可能なデザイン
「横浜ティンバーワーフ」では、環境配慮の観点から再生可能な木材を積極的に使用しています。これにより、大気中への二酸化炭素排出の削減に貢献します。ファサードのトラス柱には木質ハイブリッド集成材が採用され、木と鉄骨のハイブリッド構造により耐火性能を確保しています。
また、表層木材の取り替えが可能であるため、定期的なメンテナンスを通じて建物の長期的かつ持続的な価値の維持・向上が期待されます。これにより、環境に配慮したまちづくりに貢献するシンボルとしての役割を果たします。
施設の概要と利用用途
「横浜ティンバーワーフ」は、以下のような多様な利用用途を持つ複合施設です。
- 1階: ベーカリーカフェ – オープンキッチンを持ち、テイクアウトしたパンやコーヒーを楽しむことができます。臨港パークとの連続性を持ち、人々の交流を促進します。
- 2・3階: レストラン(ウエディング) – 臨港パークの自然と海の絶景を楽しみながら、彩り豊かな食事を提供します。野外アクティビティを行う利用者に対して、手荷物の預け入れや着替えができる場所を提供します。
また、年間を通じて多彩なイベントの開催が予定されており、臨港パークを一体的に活用した野外アクティビティやアート、フードイベントなどが計画されています。これにより、新たな体験価値の創造や臨港パークの賑わいの促進が期待されます。
施設の基本情報
以下は「横浜ティンバーワーフ」の基本情報です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 施設名称 | 横浜ティンバーワーフ(英名:YOKOHAMA TIMBER WHARF) |
| 住所 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい一丁目 臨港パーク内 |
| 主要用途 | 飲食店 / ウエディング、野外レクリエーション支援 |
| 建築面積 | 648.45㎡ |
| 延床面積 | 1,568.66㎡ |
| 構造規模 | 軽量鉄骨造 地上3階 |
| 設計 | 山下泰樹建築デザイン研究所(建築)、DRAFT(インテリア) |
| 事業主 | 臨港パークプロジェクトチーム(代表企業:DRAFT) |
| 着工 | 2024年3月1日 |
| 竣工 | 2025年5月30日 |
| 開業日 | 2025年10月(予定) |
このように、「横浜ティンバーワーフ」は、横浜市に新たな魅力をもたらす複合施設として、地域の活性化に寄与することが期待されています。今後の開業に向けて、多くの人々にとって魅力的な場所となることが見込まれます。
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