2025年5月30日達成!大阪・関西万博給水スポット利用200万回突破で環境配慮行動が拡大
ベストカレンダー編集部
2025年5月31日 10:26
給水スポット利用200万回突破
開催日:5月30日
大阪・関西万博での給水スポット利用が200万回を突破
2025年5月30日、大阪・関西万博会場に設置された給水スポットの利用回数が200万回を突破したことが発表されました。この日付は「ごみゼロの日」としても知られ、環境意識の高まりを象徴する重要な日となっています。OSGコーポレーションが推進する「ステハジ」プロジェクトの一環として、来場者や運営スタッフに対して「プラスチックごみ削減」や「熱中症予防」を啓発するための取り組みが行われています。
この給水スポットは、開幕以来、来場者の積極的な利用により、累計給水回数が2,084,017回に達しました。会場内外には合計32ヶ所の給水スポットが設置されており、多くの人々がマイボトルを使用して水分補給を行っています。この行動は、環境への配慮だけでなく、熱中症予防にも寄与しています。
プラスチックごみ削減への取り組み
大阪・関西万博の給水スポットは、プラスチックごみ削減やCO2削減に寄与することを目的としています。来場者がマイボトルを持参し、給水スポットで水を補充することで、使い捨てプラスチックボトルの使用を減らすことができます。このような取り組みは、サステナブルな行動を促進し、未来社会に向けた行動変容のきっかけとなることが期待されています。
5月30日現在、給水によって削減されたCO2の量は169,013kgに達しており、これは相当な環境負荷の軽減を示しています。OSGコーポレーションは、来場者や運営スタッフの行動が環境に与える影響を可視化することで、さらなる意識向上を図っています。
「ステハジ」プロジェクトの概要
「ステハジ」プロジェクトは、「使い捨ては恥ずかしい」という理念に基づき、個人や企業、自治体、教育機関、プロスポーツチームなどが共創し、海洋プラスチックごみ問題やその他の社会課題に取り組むプロジェクトです。毎年6月は「ステハジ月間」として、環境啓発活動が行われ、特に6月8日は「ステハジの日」として、使い捨てから生まれる社会課題について考える日とされています。
2025年5月30日現在、407団体がこのプロジェクトに加盟しており、様々なイベントを通じてサステナブルな行動を促進しています。これにより、より多くの人々が環境問題に対する意識を高め、行動に移すことが期待されています。
給水スポットの機能と効果
給水スポットには「給水カウンター」機能が搭載されており、利用者の給水回数をリアルタイムで計測しています。このデータはOSGコーポレーションの公式ホームページにて公開され、来場者や運営スタッフのサステナブルな行動を可視化しています。
この取り組みは、来場者や運営スタッフの意識を高めるだけでなく、大阪・関西万博全体の環境負荷低減にも貢献しています。給水スポットの利用が増えることで、プラスチックごみの削減やCO2削減が実現され、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩となります。
OSGコーポレーションの会社概要
株式会社OSGコーポレーションは、大阪市北区に本社を構える企業で、代表取締役社長は山田啓輔氏です。同社は「健康と環境」をキーワードに、生活密着型商品の開発・製造・販売を行う企業です。資本金は6億100万円で、東証スタンダード市場に上場しています。
OSGコーポレーションは、環境問題に対する取り組みを強化しており、今後も様々なプロジェクトを通じて、持続可能な社会の実現に向けた活動を展開していく予定です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 給水スポット利用回数 | 2,084,017回 |
| CO2削減量 | 169,013kg |
| 給水スポット設置数 | 32ヶ所 |
| 加盟団体数 | 407団体 |
| 代表者名 | 山田 啓輔 |
| 資本金 | 6億100万円 |
| 上場市場 | 東証スタンダード市場(6757) |
このように、大阪・関西万博における給水スポットの取り組みは、プラスチックごみ削減や熱中症予防に寄与するだけでなく、来場者の行動変容を促す重要な役割を果たしています。今後もこのような取り組みが広がり、持続可能な社会の実現に向けての一助となることが期待されます。