2025年6月開始「わかやまインターンシップ・キャリア」選べる2コースで地元企業体験

「わかやまインターンシップ・キャリア」参加者募集中

和歌山県が主催する「わかやまインターンシップ・キャリア」では、学生向けのインターンシップ参加者の募集が始まりました。このプログラムは、地元での就職を考えるきっかけを提供することを目的としており、毎年多くの学生に好評を得ています。学生たちは、県内企業での実際の就業体験やオープンカンパニー、企業説明会を通じて、自分のキャリアについて考える機会を得ることができます。

本年度も、参加者の関心や目的に応じた2つのコースが用意されています。これにより、学生は自分に合ったプログラムを選択し、気軽に“働く”を体験することが可能です。

選べる2つのコース

「わかやまインターンシップ・キャリア」では、次の2つのコースが用意されています。

• がっつり就業体験コース
• ちょこっと仕事体験コース

がっつり就業体験コース

このコースは、5日以上のプログラムで構成されており、日程の半分以上が実際の就業体験を含む内容となっています。学生は、企業の現場で実際に仕事を体験しながら、職業理解を深めることができます。特に「職業理解を深めたい」や「就職前に自分の適性を見極めたい」と考える学生にとっては、非常に有意義なプログラムです。

実施概要は以下の通りです：

一部のプログラムでは、交通費などの補助が受けられる場合があります。

プログラム例（1）

介護現場のリアルと向き合い、働きやすさを考える5日間のプログラムです。このプログラムでは、実際の介護現場を体験し、職員へのヒアリングを通じて課題を洗い出し、従業員満足度（ES）向上のための提案を行います。介護に興味がある方はもちろん、そうでない方にも新たな視点と発見が得られる機会となります。

プログラム例（2）

紙製品メーカーでの5日間のインターンシップでは、製造業のリアルを知ることができます。印刷会社のイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実際には飲食店向けの紙製品を中心に手がけています。このプログラムでは、製造だけでなく、デザイン、営業、事務、総務、品質管理など多彩な職種が連携している様子を体験できます。

ちょこっと仕事体験コース

このコースは、半日未満から1日程度で参加可能な“気軽なキャリア体験”コースです。主に企業説明やオープンカンパニー形式が中心となっており、複数の企業の話を聞くことも可能です。「まずは雰囲気だけ知りたい」や「少しでも地元の企業に触れてみたい」という方には最適なプログラムです。

実施概要は以下の通りです：

こちらも一部のプログラムでは、交通費などの補助が受けられる場合があります。

プログラム例（1）

うな重付きの会社見学というユニークなオープンカンパニーのプログラムでは、実際に生きた鰻に触れたり、食べたりしながら、社員と話すことで食品業界の実情を知ることができます。

プログラム例（2）

IT企業での1DAY見学会では、BtoBのWEBアプリケーションを全国に展開する企業の職場を見学しながら、IT企業の働き方や自社開発の違いについて学ぶことができます。

プログラム例（3）

技術力自慢の企業が主催する特別プログラムでは、国内外の自動車メーカーに採用されている部品を製造する様子を半日で体感できます。このプログラムでは、工場見学だけでは得られない“技術を考える”体験が提供されます。

「わかやまインターンシップ・キャリア」とは？

本事業は、和歌山県の就職支援拠点「はたらコーデわかやま」が運営しています。就活に不安を感じている方や、進路に迷っている方にも、専門の相談員が親身に寄り添い、企業選びから参加申込・準備まで丁寧にサポートします。「まだ就活ってピンとこない…」という方も安心して参加できます。

プログラム参加を通じて、学生たちは自分のキャリアについて考える第一歩を踏み出すことができるでしょう。

お問合せ情報

参加に関する詳細やお問合せは、以下の情報をご利用ください。

「わかやまインターンシップ・キャリア」は、地元企業での貴重な体験を通じて、学生のキャリア形成を支援する重要なプログラムです。参加を希望する方は、ぜひ詳細を確認し、申し込むことをお勧めします。