2025年6月2日開催 大阪・関西万博で須磨ユニバーサルビーチプロジェクトが魅力を発信

須磨ユニバーサルビーチプロジェクトが大阪・関西万博に出展

2025年6月2日、NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトが大阪・関西万博に出展しました。このプロジェクトは、障がいがある人もない人も、誰もが一緒に楽しめるビーチづくりを目指しており、全国及び世界に向けてユニバーサルビーチの魅力を発信しました。

大阪・関西万博に出展できたことで、多くの来場者にユニバーサルビーチを知っていただく機会が生まれ、夏に向けた機運を高めることができました。また、イベントには「はばタン」も応援に駆けつけ、他の出展事業者との新たな連携のきっかけも生まれました。理事で事務局長の土原も登壇し、プロジェクトの意義を広く伝えました。

ひょうごフィールドパビリオン SDGs体験型地域プログラム

須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、ひょうごフィールドパビリオンのSDGs体験型地域プログラムに登録されています。このプログラムでは「みんなの「できない」を「できた！」に変えるユニバーサルビーチ体験」として、プロジェクトの活動が取り上げられています。

この取り組みは、かつて多くの人々が訪れた須磨海水浴場の魅力を再発見し、バリアフリー化やユニバーサルビーチ化を進めることで、再び多くの人々が楽しめる場所にすることを目指しています。

須磨海水浴場の現状と取り組み

須磨海水浴場は、かつては風光明媚な海水浴場として関西全域から多くの人々が訪れていました。しかし、騒音や飲酒によるトラブル、海水浴人気の低迷などの問題が影響し、人が離れる状況にありました。このような状況を打開するために、海浜公園や海水浴場ではバリアフリー化やユニバーサルビーチ化が進められています。

現在、須磨海水浴場は、ビーチやマリーナ等における持続可能な発展を目指す国際環境認証「ブルーフラッグ認証」のアクセシビリティ部門で世界第2位を獲得しています。これは、障がいのある人もない人も、誰もが訪れやすいビーチを実現するための大きな一歩となっています。

バリアフリー対応の具体的取り組み

須磨ユニバーサルビーチプロジェクトでは、以下のようなバリアフリー対応を進めています。

• ビーチマットの設置：ビーチをバリアフリー化するために、特別なマットを設置し、車椅子の方でもアクセスしやすくしています。
• 水陸両用車椅子の導入：車椅子の方も安心して海水浴を楽しめるように、水陸両用の車椅子を用意し、実際に海水浴を体験できるようにしています。

これらの取り組みにより、障がいのある方々やお年寄り、小さなお子さんまで、誰もが楽しめるユニバーサルデザインなビーチを普及していく活動を行っています。

法人概要と主な受賞歴

須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの法人概要は以下の通りです。

また、同プロジェクトは以下のような受賞歴を持っています。

• 政府広報公式SNS掲載（2025年度）
• ブルーフラッグベストプラクティス賞世界2位（2023年度）
• 観光庁ブルーフラッグ認証事例（2022年度・2023年度）
• 教育出版中学公民の教科書掲載（2021年度）
• 観光庁持続可能な観光の実現に向けた先進事例（2020年度）
• IAUD国際ユニバーサルデザイン賞金賞（2019年）
• ひょうごユニバーサル社会づくり賞（2018年）

これらの受賞は、須磨ユニバーサルビーチプロジェクトが持続可能な未来を目指し、ユニバーサルデザインの普及に向けた重要な取り組みを行っている証といえます。

問い合わせ先

プレスリリースに関するお問い合わせは、以下の連絡先までお願いします。

• 法人名：NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト PR事務局
• 担当者：土原
• Email：sumauniversalbeach@gmail.com
• TEL：080-3782-4405

須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、障がいを持つ方々や高齢者、小さなお子様まで、すべての人々が楽しめるビーチを目指して活動しています。今後もその活動が広がり、多くの人々に喜ばれることが期待されます。

まとめ

須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、大阪・関西万博に出展し、ユニバーサルビーチの魅力を広く発信しました。以下に、本記事で取り上げた内容を整理します。

このプロジェクトの活動が、より多くの人々に理解され、参加されることが望まれます。