2025年5月28日開催の猫又おかゆ2ndライブ「ぺるそにゃ～りすぺくと」詳細レポート

猫又おかゆ 2nd Live.「ぺるそにゃ～りすぺくと」の開催

2025年5月28日、横浜のぴあアリーナMMにおいて、ホロライブゲーマーズの人気VTuber、猫又おかゆの2度目の単独ライブ「猫又おかゆ 2nd Live.『ぺるそにゃ～りすぺくと』」が開催されました。このライブは、2022年の初ライブ以来約2年半ぶりの開催となり、多くのファンが彼女のパフォーマンスを楽しむために集まりました。

猫又おかゆは、レトロゲームなどで見せる技巧派のプレイスキルと、リスナーとのコミュニケーション能力を兼ね備えた配信者であり、音楽活動にも精力的に取り組んでいます。彼女は、ホロライブゲーマーズのイベントやノベルゲームの監修など、さまざまな活動を通じて成長を続けてきました。

ライブの内容とパフォーマンス

ライブは「おにぎりゃーの声をいっぱい聞かせてね！」という影ナレーションから始まり、1曲目「あっかんべ」では、仮面をつけた猫又おかゆが登場し、観客を一気に引き込む演出が展開されました。サビ前での「ようこそ、ぴあアリーナ」というクールな一言と共に、激しいバスドラムやカラフルなレーザーで会場は熱気に包まれました。

続けて演奏された「デコグラデーション」では観客から自然発生的に合いの手が入り、さらに「ネコカブリーナ」では彼女らしい振り付けと共に観客との一体感が生まれました。猫又おかゆの音楽は、ロックやポップス、ジャズ、クラブミュージック、ヒップホップなど多彩なジャンルを取り入れ、幅広い表現力を持つことが特徴です。

多彩な楽曲とパフォーマンスの魅力

猫又おかゆの楽曲は、聴く人を飽きさせない多様性に富んでいます。王道のポップチューンから、ヘヴィメタルやトラップなどの要素を取り入れた攻めの姿勢を見せる楽曲まで、さまざまなスタイルが楽しめます。歌詞も、明るいものから心の闇を描いたダークなものまであり、一言では言い表せない深さがあります。

特に、彼女の落ち着いたトーンの歌声が、これらの楽曲をポップにまとめあげている点が印象的です。こうした音楽の魅力は、観客に何度も聞き返したくなる中毒性を生んでいます。

ゲストパートと盛り上がり

ライブの中盤では、ホロライブゲーマーズの仲間たち、白上フブキ、大神ミオ、戌神ころねがゲストとして登場しました。4人でのパフォーマンスは、初披露となるオリジナル曲「We are GAMERS !!!!」で、観客の大きな歓声を浴びながら盛り上がりを見せました。各メンバーの個性を生かしたダンスや、照明効果も相まって、圧巻のパフォーマンスが展開されました。

続いて、猫又おかゆの代表曲「もぐもぐ YUMMY！」も披露され、観客全員が「もぐもぐ！」と声を合わせて盛り上がりました。このように、ゲストパートでは賑やかな雰囲気が広がり、観客との一体感が生まれました。

ソロパートの充実感

ゲストパートの後は再びソロパートに戻り、猫又おかゆは様々な楽曲を披露しました。「ガザニア」では歌謡曲をモダンにアレンジしたムーディーなポップ曲を披露し、観客を魅了しました。また、「毒杯スワロウ」ではジャジーなダンスミュージックを熱唱し、観客を楽しませました。

さらに、「青い傷」ではハードコアEDMポップを情熱的に歌い上げ、会場にカラフルなレーザーが飛び交う中、観客との一体感が強まっていきました。こうしたパフォーマンスは、彼女の音楽的な幅広さを再確認させてくれるものでした。

ライブのクライマックスと締めくくり

ライブはクライマックスに向けて、迫力のある生演奏と共に進行しました。「謙虚っち」や「パボ」、「デタバレネコ」などの楽曲が続き、観客を楽しませました。また、サプライズとしておかにゃんの着ぐるみが登場し、観客に直筆サイン入りのTシャツを配る場面もありました。

本編の最後は「カミサマ・ネコサマ」で締めくくられ、観客全体が大合唱でコールを送り、会場全体が一つになった瞬間が生まれました。アンコールでは、猫又おかゆがライブグッズのTシャツに着替え、さらなる感動を与えました。

今後の展望とアーカイブ視聴

ライブ終了後には『おかゆにゅ～～む！』の新作ゲームの制作決定も発表され、猫又おかゆの活動はますます広がりを見せています。彼女の魅力は、癒し系や脱力系、時には皮肉を交えた表現など、さまざまな形でファンに届けられています。

現在、アーカイブ視聴チケットがZAIKOとSPWNにて販売中で、視聴者は期限内に何度でも視聴可能です。アーカイブ視聴の詳細は、公式サイトをチェックすることをお勧めします。

猫又おかゆの2nd Liveは、彼女の音楽的な成長と多様性を感じさせる素晴らしいステージとなりました。これからの活動にも期待が集まります。