2025年6月3日発表:UPSIDER BLUE DREAM Fundが急成長中のFLUXに5億円融資を実行
ベストカレンダー編集部
2025年6月3日 10:35
FLUXへの5億円融資
開催日:6月3日
UPSIDER BLUE DREAM Fundが株式会社FLUXに5億円の融資を実施
2025年6月3日、株式会社UPSIDERと株式会社みずほフィナンシャルグループの合弁事業である株式会社UPSIDER Capitalが運営する「UPSIDER BLUE DREAM Fund」は、株式会社FLUXに対し5億円の融資を実行したことを発表しました。このファンドは、日本初のグロースステージスタートアップ向けデットファンドとして、最大規模かつ迅速な融資を通じてスタートアップ企業の成長を支援することを目的としています。
融資先企業の概要
株式会社FLUXは、東京都渋谷区に本社を構えるスタートアップ企業で、AI時代における企業の戦略パートナーとして「日本経済に流れを」というミッションを掲げています。FLUXは、マーケティング支援サービスやAI活用支援サービス、人材紹介サービスなどを展開し、特に「FLUX Insight」や「FLUX Agent」、「FLUX AutoStream」といったサービスは多くの日本の企業に導入されています。
FLUXは、前年同月比で100%の成長を達成しており、急成長を続けています。このような急成長を背景に、UPSIDER CapitalはFLUXのAI技術とプロフェッショナルがもたらす革新的な事業支援に強く共感し、今回の融資を実施しました。
FLUXの主なサービス
- FLUX Insight: 顧客のデータを分析し、マーケティング戦略を最適化するツール。
- FLUX Agent: AIを活用した人材紹介サービス。
- FLUX AutoStream: 自動化されたマーケティングプロセスを提供するサービス。
UPSIDER BLUE DREAM Fundの特徴と展望
UPSIDER BLUE DREAM Fundは、AI技術を用いた独自の与信モデルを持ち、株式会社みずほフィナンシャルグループの専門知識とネットワークを活用しています。このファンドは特にミドル・レイターステージのスタートアップを対象にしており、最大10億円の融資を最短1週間で実行することを掲げています。
2024年12月末時点で約100億円の融資実績を持っており、今後もスピード感を持ってベンチャーデット市場に新しい選択肢を提供し続けることを目指しています。UPSIDERは、FLUXへの5億円のデットファイナンスを通じて、さらなる事業拡大を支援する意向を示しています。
融資の背景と意義
日本経済は「失われた30年」と称される長期的な停滞を経験しており、スタートアップ企業が変化をもたらす役割が期待されています。UPSIDERは、FLUXの「日本経済に流れを」というミッションに共感し、実績を持つ企業との連携を強化することで、業界全体の発展に寄与することを目指しています。
FLUX代表のコメント
FLUXの代表取締役 CEO 永井元治氏は、UPSIDER BLUE DREAM Fundからの支援に感謝を示し、スピード感ある融資プロセスが自社の成長に寄与すると述べました。FLUXは、5億円の資金を活用して採用強化やAIプロダクト開発、広告宣伝などを行い、AI時代における企業の経営課題を解決するために邁進する意向を表明しています。
UPSIDER Capitalの概要
UPSIDER Capitalは、2023年12月に設立されたスタートアップ向けのデットファンドを運営しており、ファンド立ち上げから1ヶ月で第一号案件として株式会社ROXXへの融資を実施しました。UPSIDER BLUE DREAM Fundは、業界全体の発展に向けた活動も行っており、ホワイトペーパーの発表やメディア向け勉強会、ベンチャーデット勉強会の運営、業界最大級のカンファレンスの共催などを行っています。
UPSIDER Capitalの会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区六本木七丁目15番7号 |
| 事業内容 | UPSIDER BLUE DREAM Fundの運営、企業のサステナブルな成長に資する金融サービスの開発・提供 |
| 代表者 | 代表取締役 石神 直樹 |
| URL | https://www.upsidercap.com/ |
| 株主 | 株式会社UPSIDER、みずほイノベーション・フロンティア株式会社 |
UPSIDER BLUE DREAM Fundは、今後もスタートアップの資金調達に新たな選択肢を提供し続けることで、業界全体の健全な維持と拡大を目指していきます。新たな産業創出に挑戦するスタートアップと共に、業界の皆様と連携しながら、率先して業界全体の発展に貢献する姿勢を貫いていく所存です。
参考リンク: