2025年6月3日開始:AdeccoとGTNが特定技能外国人の生活支援で業務提携契約を締結
ベストカレンダー編集部
2025年6月3日 11:37
特定技能外国人支援提携
開催日:6月3日
Adeccoがグローバルトラストネットワークスと業務提携契約を締結
2025年6月3日、アデコ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平野 健二)は、株式会社グローバルトラストネットワークス(以下「GTN」)と業務提携契約を締結しました。この提携により、特定技能外国人財のモバイル回線契約およびクレジットカード契約の支援を行います。
近年、日本において特定技能外国人を受け入れる企業が増加していますが、外国籍の人財が日本で生活を始める際には、さまざまな課題が存在します。特に、モバイル回線の契約やクレジットカードの取得に関する問題は、外国籍の人財にとって大きな障壁となっています。
特定技能外国人の生活をサポートする取り組み
特定技能外国人が日本に来た際、最初のステップとして必要なモバイル回線の契約があります。しかし、来日直後は銀行口座を持っていなかったり、クレジットカードの審査が通りにくい状況が多く見受けられます。また、母国語でのサポートがないため、契約内容について詳しく問い合わせることも難しいのが現状です。
Adeccoは、GTNとの提携を通じて、これらの課題を解決するための支援を行います。具体的には、以下のようなサービスを提供します:
- GTNモバイルの契約支援:外国籍の人財が来日前に申し込みを行い、空港でSIMカードを受け取ることができます。
- 母国語でのサポート:GTNは、利用者の母国語でのサポートを提供し、スムーズな契約を実現します。
- GTNエポスカードの利用:GTNの契約者は、クレジットカードサービスであるGTNエポスカードを利用でき、これにより日常生活に必要な決済手段を確保できます。
Adeccoの特定技能外国人支援サービスの強化
Adeccoは、2022年10月に特定技能外国人の人財紹介および育成支援サービスを開始しました。このサービスは、特定技能外国人が日本での生活を円滑に進めるための基盤を提供することを目的としています。これまでに、特定技能外国人向けの日本語教育プログラムや技能試験合格向けのプログラムを開発し、様々な形でサービスの強化を図ってきました。
今回のGTNとの業務提携契約により、特定技能外国人財のモバイル回線契約とクレジットカード契約という生活サポートにも取り組み、よりスムーズな就業を実現します。これにより、企業の人手不足解消にも貢献することが期待されています。
AdeccoとGTNの企業情報
Adeccoは、世界60の国と地域で事業を展開する人財サービスのグローバルリーダーであり、日本では人財派遣、アウトソーシング、HRソリューションの各サービスを提供しています。日本国内においては、Adecco Group Japanのビジョン「人財躍動化を通じて、社会を変える。」を実現するため、すべての働く人々のキャリア開発を支援しています。
一方、GTNは「外国人が日本に来てよかったをカタチに」を目指し、外国人専門のサービスを提供しています。住環境の整備や就職支援、携帯電話・クレジットカードの申込みサポートなど、多岐にわたるサービスを展開し、外国籍メンバーが多く在籍していることから、文化的な理解をもとにした支援を行っています。
まとめ
AdeccoとGTNの業務提携により、特定技能外国人財のモバイル回線契約およびクレジットカード契約支援が強化されることとなります。この取り組みは、外国籍の人財が日本での生活をスムーズに始めるための重要なステップとなります。以下に、今回の提携に関する主要な情報を整理しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提携企業 | Adecco株式会社、株式会社グローバルトラストネットワークス |
| 提携内容 | 特定技能外国人財のモバイル回線契約およびクレジットカード契約支援 |
| 提供サービス | GTNモバイル契約支援、母国語でのサポート、GTNエポスカードの利用 |
| Adeccoのビジョン | 人財躍動化を通じて、社会を変える |
| GTNの目標 | 外国人が日本に来てよかったをカタチに |
このように、AdeccoとGTNの提携は、特定技能外国人が日本での生活をより良くするための重要な一歩となります。今後の展開に注目が集まります。