2025年9月発売予定『ロボット・ドリームズ』日本版は特別描きおろしカバーと豪華仕様で登場
ベストカレンダー編集部
2025年6月3日 11:51
ロボット・ドリームズ日本版刊行
開催日:9月1日
大ヒット映画『ロボット・ドリームズ』の原作が日本版として刊行
株式会社ポプラ社は、2025年6月3日に発表した内容によると、アニメーション映画『ロボット・ドリームズ』の原作グラフィックノベルを日本限定の特別描きおろしカバーで刊行することを予定しています。この書籍は2025年9月に発売される予定です。
『ロボット・ドリームズ』は、2024年11月に公開されて以来、異例のロングランでヒットを記録した作品です。その原作となるグラフィックノベルの日本版において、カバーと一部中面ページが公開されました。特に注目すべきは、原著者のサラ・バロンさんが日本版のために描きおろしたイラストで、ドッグとロボットの仲睦まじい様子が描かれています。このイラストは裏表紙まで繋がっており、他のキャラクターたちもたくさん登場します。
翻訳の特徴と内容
本書はセリフのないグラフィックノベルですが、擬音など100以上の単語が登場します。これらの単語は、原書のイメージを崩さないように丁寧に翻訳され、デザインされています。以下は、翻訳の際に特に配慮された点です。
- 原書の雰囲気を忠実に再現
- 擬音語の翻訳における工夫
- 視覚的要素の重要性を考慮したデザイン
具体的なページ例としては、ロボットを組み立てるページや、ロボットが動かなくなるページが挙げられます。これらのページは、左側が原書、右側が日本版の比較として示されており、視覚的にも楽しめる内容となっています。
日本独自のスペシャル仕様
『ロボット・ドリームズ』の日本版には、描きおろしカバーイラストのみならず、以下のようなスペシャル仕様が予定されています。
- 豪華ハードカバー装丁
- サラ・バロンさんからの日本の読者へのメッセージ(描きおろしイラストつき)
- 映画ビジュアル&原書カバーイラストのカラーピンナップ(予定)
- サラ・バロンさんインタビュー(翻訳)
- オリジナルストーリーや描きおろしカバーイラストを含むラフスケッチ掲載
- 作中に登場する映画や書籍の紹介
これらの特典は、日本の読者にとって特に魅力的な要素となるでしょう。特に、サラ・バロンさんのメッセージやインタビューは、作品に対する理解を深める手助けとなります。
著者と訳者のプロフィール
本書の著者であるサラ・バロンさんは、シカゴ在住のグラフィックノベル及び児童書作家、イラストレーターです。彼女は2012年に『Bake Sale』がYALSA優秀グラフィックノベルに選出され、2019年には『Hold Hands』がニューヨークタイムズベスト児童書に選出されるなど、数多くの話題作を世に送り出しています。また、2023年には『Robot Dreams』がパブロ・ベルヘル監督によってアニメ映画化され、大きな話題を呼びました。
翻訳を担当するのは杉田七重(すぎた・ななえ)さんです。彼女は1963年に東京都で生まれ、小学校の教師を経て翻訳の世界に入りました。主な訳書には「ドクター・ドリトル」シリーズ(ヒュー・ロフティング作/ポプラ社)、『海を見た日』(M・G・ヘネシー作/鈴木出版)、『フラミンゴボーイ』(マイケル・モーパーゴ作/小学館)などがあります。
書籍情報と発売予定
『ロボット・ドリームズ』の書籍情報は以下の通りです。
| タイトル | 著者 | 定価 | 発売日 |
|---|---|---|---|
| ロボット・ドリームズ | サラ・バロン | 未定 | 2025年9月(予定) |
この書籍は、映画のファンやグラフィックノベル愛好者にとって、大変魅力的なアイテムとなるでしょう。特に日本独自の特典や描きおろしカバーは、コレクターズアイテムとしても価値があると考えられます。
以上の内容をまとめると、映画『ロボット・ドリームズ』の原作グラフィックノベル日本版は、特別描きおろしカバーや豪華なハードカバー装丁、著者からのメッセージなど、多くの魅力的な要素を備えています。これにより、読者は作品の世界観をより深く楽しむことができるでしょう。