2025年6月7日開幕 四国最大級のあじさいまつりが国営讃岐まんのう公園で開催
ベストカレンダー編集部
2025年6月3日 11:54
あじさいまつり開催
開催期間:6月7日〜7月6日
四国最大級のあじさいまつりが国営讃岐まんのう公園で開幕
香川県仲多度郡まんのう町に位置する国営讃岐まんのう公園では、2025年6月7日(土)から7月6日(日)までの30日間、四国最大級のあじさいまつりが開催されます。このイベントは、40品種2万本のあじさいが見頃を迎える梅雨時期に合わせて行われ、訪れる人々に色とりどりの花々を楽しませてくれることでしょう。
あじさいまつりでは、あじさい苑に植栽されたヤマアジサイ、ガクアジサイ、セイヨウアジサイなど、さまざまな種類のあじさいを観賞できます。特に、高低差のある立体的な花畑は、バリアフリー構造が施されており、車椅子やベビーカーでも散策が可能です。公園の開園時間は9:30から17:00で、毎週火曜日は休園日となります。
あじさいの多様性と美しさ
まんのう公園のあじさい苑には、約40品種のあじさいが植栽されており、色や形の違いを楽しむことができます。特に、てまり咲きや豪華な八重咲きの品種、野趣あふれるガクアジサイなど、そのバリエーションは驚くほど豊かです。来場者は、あじさい苑を周遊しながら、各品種の特徴をじっくりと観察することができます。
また、あじさいは日本原産のアジサイ科の落葉低木であり、特にガクアジサイを原種とする一部のアジサイ属植物の総称です。花のように見える部分は「がく(咢)」が変化したもので、装飾花と呼ばれます。これにより、小さな本当の花を虫が見つけやすくする役割を果たしています。漢字では「紫陽花」と書かれ、土壌の酸性度によって花の色が変わることから「七変化」という別名も持っています。
梅雨時期を楽しむイベント
あじさいまつりの期間中には、梅雨の時期を楽しむための各種イベントが開催されます。例えば、和傘や紫陽花の傘の貸し出しを行い、雨天時の使用はもちろん、写真撮影にも利用できるようになっています。特に、紫陽花の傘を使った写真は、フェリシモ主催の「紫陽花傘フォトコン」に投稿することができます。
- 傘れんたる
- 開催日: 6/7(土)~7/6(日)
- 貸出場所: 案内所
- 雨天時: 和傘は貸出中止
- あじさいパラソルを作ろう
- 開催日: 6/28(土)・29(日)
- 参加費: 500円
- 定員: 各日50名(当日受付)
- あじさい苑 野点(のだて)
- 開催日: 6/14(土)・15(日)・21(土)・22(日)
- 参加費: 大人400円、小人300円
- 定員: 各日100名
さらに、園内のレンタサイクルが「レンタサイクル1dayパスポート」としてお得に利用できる特典もあります。1日乗り放題で600円という価格で、あじさい苑までの移動や新緑の中をサイクリングするのに最適です。
国営讃岐まんのう公園の魅力
国営讃岐まんのう公園は、350haの広大な面積を誇り、四国で唯一の国営公園です。公園は、最大級の農業用ため池「満濃池」を望む丘陵地に位置し、自然と文化が調和した場所です。基本テーマは『人間との語らい、自然・宇宙とのふれあい』であり、昭和59年度に整備が始まり、平成25年4月に全面開園しました。
公園へのアクセスは、車や電車を利用することができ、各方面からのアクセスが便利です。特に、広島や岡山方面からは瀬戸中央自動車道を利用し、約35分で到着します。また、JR「琴平駅」からタクシーを利用すれば、約15分で公園に到着します。
| イベント名 | 開催日 | 参加費 | 定員 |
|---|---|---|---|
| 傘れんたる | 6/7(土)~7/6(日) | 無料 | 制限なし |
| あじさいパラソルを作ろう | 6/28(土)・29(日) | 500円 | 各日50名 |
| あじさい苑 野点(のだて) | 6/14(土)・15(日)・21(土)・22(日) | 大人400円、小人300円 | 各日100名 |
国営讃岐まんのう公園のあじさいまつりは、自然の美しさと文化的な体験を融合させた素晴らしいイベントです。梅雨の時期にこそ楽しむことができるこの機会をお見逃しなく、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
参考リンク: